滝中-甚目寺中 観戦記(2020年全尾張軟式大会中学の部)
12月6日に城山球場で行われた全尾張軟式大会の決勝戦、滝中-甚目寺中の観戦記です。
滝中
004000|4 H5 E1
000011|2 H3 E1
甚目寺中
(6回時間切れ終了)
滝中
長江、山口-山中
甚目寺中
井上、片岡-田中
投手成績
滝中
長江(19) 5回2/3 101球 被安打3 四死球5 三振2 失点2(自責点1)
山口(1) 1/3 4球 被安打0 四球0 三振1 失点0
甚目寺中
井上(10) 4回 84球 被安打4 四死球7 三振3 失点4
片岡(4) 2回 54球 被安打1 四球4 三振3 失点0
(試合経過)
3回表、1死1,2塁から3番臼井のタイムリー。2死満塁から6番森田の2点タイムリー。更に2死満塁から8番川瀬に押し出し四球。滝が4点先制。
5回表、ピッチャー交代、片岡。
5回裏、2死3塁から1番後藤のタイムリー。4-1
6回裏、2死から3連続四死球で満塁となり、代打前島が押し出し四球。4-2。ここでピッチャー交代、山口。9番を三振に抑え試合終了。滝が勝ち優勝しました。
短評
滝中が3回に打者一巡の攻撃で4点を奪って逃げ切り。毎回ランナー出して押していたのでもう少し点を取りたかったところですが、粘り強く抑えた甚目寺中の投手陣を褒めるべきかな。
長江投手は力のあるボールで甚目寺打線を抑えていたのですが、最後疲れと勝ちを意識してかストライクが入らなくなり、押し出し。リリーフを仰ぐ形になりましたが、山口投手が冷静に抑えました。
甚目寺中は1回、2回と2死から長打でチャンスを作るも先制ならず。それでも長江投手の速球に負けない打撃の良さは素晴らしかった。
滝中は3年生が出ていたようで、甚目寺中は1、2年生のチーム。中学年代の1学年は結構大きいですね。それでも滝中の強さが光りました。
初優勝とのこと。おめでとうございます。
ピックアップ選手
滝中 臼井 内野手・外野手(3年)
センター中心の打撃で2安打。タイムリーを1本放ちました。1塁手ですが外野もこなします。
滝中 森田 内野手(3年)
6番ショートで出場。貴重な2点タイムリーを放ちました。粘って四球を取る場面もありセンスを感じる選手。
甚目寺中 田中 捕手
肩も良く、セカスロは2.25秒を記録。牽制の送球も多いタイプ。3ベースを1本放ちました。足の速さもあり、将来が楽しみ。
甚目寺中 井上 投手・内野手
先発で4回を4失点。ややコントロールに苦しみました。前の試合で1回だけ投げたのも影響はあった気がします。バランスのいいフォームで、これからの身体の成長に合わせて伸びていってほしい投手ですね。