津島北-津島東 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)

コウスポ

7月12日に一宮球場で行われた津島北-津島東のTV観戦記です。

津島北
220010001|6 H12 E3
011002000|4 H4 E3
津島東

津島北
伊勢、早川-加藤
津島東
西川、加藤-宮田

津島北
伊勢(1) 4回 56球 被安打3 四球2 三振1 失点2(自責点1)
早川(8) 5回 84球 被安打1 四死球2 三振7 失点2(自責点1)
津島東
西川(11) 5回 99球 被安打9 四死球5 三振0 失点5(自責点3)
加藤球(1) 4回 49球 被安打3 四球2 三振3 失点1

(出場選手)
津島北
8早川→1 1伊勢→8 5関 2加藤 9坂田 3伊賀 7片岡 4坂 6長澤
津島東
6米田 4水野 5北脇 8南谷 2宮田 7戸谷 3勝→H岡山 9木和田 1西川→1加藤球

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番加藤のレフトフライでレフトが滑ってしまい取れずタイムリーに。1死1,2塁から5番坂田のタイムリー2ベース。津島北が2点先制。
2回表、1死1,2塁から2番伊勢が3塁へ上手いバント。1塁送球時にベースカバーが遅れ、送球が1塁ファールゾーンに転がる間に2塁ランナー生還。更に1死2,3塁から3番関のタイムリー。4-0
2回裏、1死2,3塁から7番勝のセンターポテンヒットタイムリー。4-1
3回裏、2死2塁から3番北脇の左中間を破るタイムリー2ベース。4-2
5回表、無死2,3塁から7番片岡の犠牲フライ。5-2
6回裏、2死2,3塁から8番木和田がライト線に落ちる2点タイムリー2ベース。5-4。尚も2死2塁から9番加藤のセンターへ抜けそうな当たりを津島北の伊勢が好捕。大きなプレーとなりました。
9回表、1死1,3塁から1番早川の犠牲フライ。6-4
津島北が競り勝ちました。

津島北はベンチワークが素晴らしかった。もちろん、それに応えた選手が素晴らしいんですが。
まずは投手の継投。エースの伊勢投手はアンダーハンドの軟投派。上手くコーナーを突いて打たせて取る。そこから本格派の早川投手にスイッチ。これがちょうど3廻り目から。早川投手自体、かなり球威があって、上背もあり好投手なのですが、それ以上に速く感じたのでは、という起用が見事にはまりました。
それから外野守備のポジショニングが良かった。割と前目に守っていた感じですが、これがきっちりとはまってヒットを防ぐ。
仕掛けたバントはきっちりと成功させましたし、打線もチャンスでしっかりと打つ。出来るプレーを目いっぱい発揮した試合、という感じで最高の試合展開に持ち込みました。
関選手は昨年エースでしたが、今年は3塁で出場。打つ方では3安打としっかり結果を出しました。投球練習はしていた感じでしたが、こうやって他の投手で勝ち切れると負担が減って楽になりますよね。
この試合で得た勢いを次の試合でも発揮してほしいですね。

津島東は序盤に外野手が足を滑らせてタイムリーにしたり、ボールを見失ったり、エラーが絡むなど、不運な失点が響きました。あと、四球がこれに絡んでいる。こういうプレーはなかなかチームとして流れを呼び込めなくなる典型の試合となってしまいました。
個人的には1テンポ投手交代が遅れたかな、と。エース加藤投手の状態が良くなかった可能性もありますが、5回の1失点の前に代えていたら・・・。4回に立ち直りの兆しがあったので難しいんですけどね。
あと6回に1点差に迫り尚も9番加藤球選手のところで鋭い打球がセンターに飛んだんですが、ここで津島北の伊勢選手がビッグプレーでダイビングキャッチ。これが抜けていたら・・・。津島東に運がなかった試合となりました。
1年夏から出場していた4番の南谷選手が2度出塁し、ホームを踏むもノーヒット。相手の巧みな継投に打線が抑えられたのも響きました。

夏に勝つというのもなかなか大変です。津島北は3年ぶりの夏の勝利。おめでとうございました。

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