小牧-愛知黎明 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)

コウスポ

7月12日に一宮球場で行われた小牧-愛知黎明のTV観戦記です。

小牧
0000030000|3 H5 E1
0000030001|4 H9 E4
愛知黎明

小牧
片山-新岩
愛知黎明
宮田、神谷、櫛田-服部

投手成績
小牧
片山(1) 9回1/3 128球 被安打9 四死球5 三振4 失点4(自責点3)
愛知黎明
宮田(1) 6回1/3 96球 被安打5 四死球2 三振6 失点3(自責点1)
神谷(12) 1回2/3 18球 被安打0 死球1 三振0 失点0
櫛田(13) 2回 11球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
小牧
6高木 4前田 5五十君 3清水 2新岩 8味岡 1片山 9安田 7吉田
愛知黎明
6大宮 7城→7早川 5都嶋 3中野 8鈴木 9山本 2服部 1宮田→H高林→1神谷→1櫛田 4奥山

(試合経過)
6回表、無死1,2塁から2番前田がドラッグバントを決めて1塁への送球が逸れてタイムリーエラーに。2死2,3塁から5番新岩がショートへタイムリー内野安打。送球が逸れる間に2塁ランナーもホームイン。小牧が3点先制。
6回裏、2死2塁から5番鈴木のレフト線に落ちるタイムリー2ベース。6番山本がレフトへ特大の2ランホームラン。すかさず同点。3-3。尚も2死1,3塁となり9番奥山の痛烈なレフトへの当たりをレフトが足を滑らせて転びながらも好捕。ピンチを脱します。
そのまま延長タイブレークへ突入。
10回表、1死2,3塁から2番前田の痛烈な当たりが1塁ライナーになり2塁ランナーが戻れず。小牧が得点ならず。
10回裏、4番中野が送って1死2,3塁とし、5番鈴木がファールで粘って6球目をライトオーバーのサヨナラタイムリー。愛知黎明が激闘を制しました。

すごく月並みな表現になりますが、小牧は好チームでした。
投手の片山投手はコントロールが安定していて、球威もまずまず。安定した投球で、それをバックが好守備で支えます。
2塁の前田選手、3塁の五十君選手が特に素晴らしかった。五十君選手はエラーも1つありましたが、強い打球を何度も捌き、ピッチャーを助けていました。
あと、キャッチャーの新岩選手。これは素晴らしい素材の選手ですね。肩もいいですし、フットワーク、キャッチング、素晴らしかった。173㎝とサイズはそんなにないですが、ぜひ上でやってほしい選手。
前田選手は足も速く、初回はひざ付近に死球を食らって相当痛そうでしたが、次のバッターのところで盗塁を決めるなどガッツも見せていました。こちらも上で見たい選手。
チーム全体的に足が速い選手が多く、ものすごくレベルの高いチームでした。愛知黎明を苦しめたのも分かりますし、タイブレークの前田選手のライナーはほんの少しずれていれば、と思う痛烈な当たり。惜しかった・・・。

愛知黎明は正直押され気味の試合でした。ただ、そこで3点先制された裏、2死2塁から打った鈴木選手の2ベース、山本選手のホームランで追いついて救った形になりました。山本選手のホームランは圧巻の当たり。
それ以降も毎回ランナーを出して押していたのですが、ここは小牧の奮闘に延長に持ち込まれる試合に。
タイブレークで鈴木選手のタイムリーで振り切りましたが、苦しい試合でした。
鈴木選手はハーフなのかな?3打数2安打2四球で見事な活躍。勝利に導きました。打球が伸びますね。

投手の宮田選手は投球も安定していましたが、走塁、1塁駆け抜けが右打者で4.19とかなりの速さを見せていました。フィールディングも良く、野手として面白い存在かも。

愛知黎明投手陣も全体的に打たせて取る感じでしたが、安定していました。ちょっとエラーが多かった辺りは反省点ですね。次に活かしてほしい。

とにかくこれぞ夏大、というレベルの高い1戦で好ゲームでした。

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