豊田北-岡崎工 観戦記(2019年秋季西三河地区2次T)

8月25日に刈谷球場で行われた第1試合、豊田北-岡崎工の観戦記です。
2次Tの準決勝。県大会は決まっていて、シード権をかけた試合になります。

豊田北
000020000|2 H8 E8
20100040X|7 H9 E0
岡崎工

豊田北
吉原、高柳、神谷、武田-市川
岡崎工
柵木-小林

投手成績
豊田北
吉原(16) 3回 57球 被安打5 四球1 三振1 失点3(自責点0)
高柳(11) 3回0/3 30球 被安打3 死球1 三振1 失点2(自責点1)
神谷(12) 1/3 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0
武田(15) 1回2/3 38球 被安打2 四球2 三振0 失点2(自責点1)
岡崎工
柵木(1) 9回 141球 被安打8 四死球5 三振6 失点2

吉原投手は右のオーバーハンド。少しインステップのフォーム。まっすぐは120km前半。大きなフォームでテイクバックもしっかりとって投げる。1年生。

高柳投手は右のオーバーハンド。まっすぐは120km前半。コントロールいいタイプ。1年生。

神谷投手は左のスリークォーター。フォロースルー大きい。1年生。

武田投手は右のオーバーハンド。まっすぐは120km中盤。ちょっと肘の使い方が独特。ストライクボールがはっきりする場面が多かったです。1年生。

柵木投手は左のオーバーハンド。MAX133kmを記録。連投でしたが最後まで投げ切りました。追い込んでからスライダーを打たれる場面が結構あって、もったいない感じもありました。もう少し変化球との組み立てで打たせて取れるようになると楽になるんですけどね。

(出場選手)
豊田北
6村瀬 2市川(8) 9西川 7弦本 5岩附→H安藤(14)→4 3伊藤(7) 8御沓(18) 1吉原→1高柳 4杉本→5
岡崎工
4近浦 3山田(2)→H近藤(3)→3 7松本 9溝内 6氏平 1柵木 5田中 2小林(12) 8加藤

(試合経過)
1回裏、無死2塁から2番山田のヒットにエラーが絡んでランナーホームイン。更に無死1,3塁から4番溝内のセーフティスクイズ成功。岡崎工が2点先制。
2回表、2死から6番伊藤、7番御沓、8番吉原の3連打でチャンスを作るも9番が三振。
2回裏、無死3塁から9番1番2番と倒れチャンスを活かせず。
3回裏、2死満塁から8番小林のタイムリー。3-0
5回表、1死2、3塁から3番西川が2点タイムリー。3-2
6回表、2死満塁のチャンスとなりますが2番が倒れ同点ならず。
7回裏、無死1、2塁でピッチャー交代、神谷。1死2、3塁でピッチャー交代、武田。6番柵木が2点タイムリー。2死3塁から8番小林がタイムリー。更に2死3塁からタイムリーエラー。7-2
岡崎工が勝ちました。

豊田北はエースの弦本投手の登板は無し。なかなか評判を聞いていても見る機会に巡り合わないんですよね・・・^^;
この日は4投手が登板。秋の新チームでこれだけ投げられる投手をそろえている時点で素晴らしいな、と感じます。

エラーは記録的にエラーじゃなくてもいいかな、というものも含んでいますが、それでもちょっと多くなり過ぎました。県大会に向けていい課題が出来た感じかもしれませんね。

好投手柵木投手から、追い込まれてから変化球に上手く反応してヒットを放つなど、ここまで勝ち上がってきた力は見せてくれました。
相手のレベルが高くなる県大会では、やはりいかにミスを減らすか。投打がかみ合えば上位進出も可能なチームかと思いますので、疲れを取りつついい形で本番を迎えてほしいですね。

岡崎工は柵木投手が前日も投げていたと聞いていたのですが、この日も登板し完投。途中疲れも見えていたので、今後に疲れが残らないといいのですが・・・。

攻撃ではセーフティスクイズを2度見せて、きっちりと決めました。こういう攻撃が好きなんでしょうね。この日も長打は無く、シングルでしっかりとチャンスを活かす野球が出来ていました。
秋大シードを取ったことで2回戦からの県大会になります。守備はしっかりとしていますし、打線も力がある。上位進出できそうなチームですし期待したいですね。

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