常葉大菊川-常葉大橘 観戦記(2022年秋季静岡県大会)

10月2日に草薙球場で行われた秋季静岡県大会の決勝戦、常葉大菊川-常葉大橘の観戦記です。
常葉大対決となった決勝戦。どんな選手がいるか注目して観戦しました。

常葉大菊川
000010002|3 H8 E1
000000000|0 H7 E2
常葉大橘

常葉大菊川
久保(10)-鈴木叶
常葉大橘
杉田(1)-望月

投手成績
常葉大菊川
久保綾哉 9回 100球 被安打7 四球0 三振6 失点0

常葉大橘
杉田洋大 9回 102球 被安打8 四球1 三振4 失点3(自責点1)

(出場選手)
常葉大菊川
7勝亦(17) 8鈴木徠→H佐藤(12)→8亀原(18) 9辻(7)→9加藤(9) 2鈴木叶 3梶原 5平出 6内山→6小澤(13) 4岩崎 1久保(10)
常葉大橘
9渡辺 8長谷川 6花房 2望月 7山本 5木下 4高橋 3鈴木(16) 1杉田

(試合経過)
5回表、無死3塁から5番梶原が犠牲フライ。常葉菊川が先制。1-0
9回表、1死2,3塁から6番平出が3塁線を破る2点タイムリー2ベース。3-0と常葉大菊川が突き放す。
常葉大菊川が勝って優勝を決めました。

総評

常葉大菊川が優勝。
4回まではどちらもチャンスらしいチャンスもない試合。お互いに積極的に打っていくスタイルで、ヒットも出ないので試合展開もかなり速かった。
5回表、きっかけを作ったのが4番の鈴木叶選手。フェンス直撃の当たりを放ち、中継が乱れる間に3塁へ。ここで犠牲フライが出て先制。
このリードを1年生サウスポーの久保投手が守っていくのですが、常葉大菊川は守備の安定感が素晴らしかった。キャッチャーの鈴木叶捕手が強肩で刺す場面もありましたし、ショートの内山選手を中心に内野も固かった。
7回、8回は常葉大橘はランナーを出すもゲッツーで活かせず。守備の高さも大きな勝因でした。
一方、常葉大菊川の得点にはどちらもエラーが絡んでいた。この差でしたね。
常葉大菊川の鈴木叶捕手はかなりの強肩で目立つ選手。来年は騒がれる選手になりそう。ショートの内山選手も好選手でした。
常葉大橘は杉田投手が打でもヒット2本。東海大会でもキープレイヤーになりそうです。

ピックアップ選手

常葉大菊川 鈴木 叶 捕手(2年)

4番捕手で出場。セカスロでは1.83秒という圧倒的な送球もありました。5回には先制点につながる2ベースに、記録はエラーでしたが9回にもヒット性の当たりで出塁があって、どちらもホームに帰る2得点。攻守の中心として活躍しました。

常葉大菊川 内山 拓海 内野手(2年)

7番ショートで出場。3安打の猛打賞。守備でも好プレーが目立ちました。足もあって、1塁への駆け抜けが右打者として4.31秒。かなり能力の高い選手です。

常葉大菊川 久保 綾哉 投手(1年)

1年生サウスポー。背番号10ですが、今大会ではエース級の活躍で優勝に導きました。MAXは129㎞。無四球での完封はお見事でした。

常葉大橘 杉田 洋大 投手(2年)

先発して3失点完投。自責点は1。粘っていただけに、打線が何とかしたかった。その打撃でも自ら2安打。MAXも131㎞と左としては十分な球を投げていました。

常葉大橘 花房 巧基 内野手(2年)

3番ショートで出場。2安打のマルチ。9回にはチーム唯一の長打、2ベースを放ちました。守備でも好守を見せていました。

常葉大橘 望月 大和 捕手(2年)

4番捕手で出場。ヒット1本。肩もなかなかの強肩。盗塁は企画1つでしっかりと刺していました。6回に2死1,2塁で中飛。ここで何とかしたかったですね。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示