阿久比-愛知 観戦記(2021年高校野球選手権愛知大会)

7月10日にパロマ瑞穂球場で行われた第2試合、阿久比-愛知の観戦記です。
この試合から2回戦になっています。

阿久比
10000|1 H3 E2
9701X|17 H15 E1
愛知
(5回コールド)

阿久比
北川、深谷-岩田
愛知
飼沼-光森

投手成績
阿久比
北川直椰(6) 0/3 16球 被安打4 四球1 三振0 失点6(自責点5)

深谷朋生(1) 4回 96球 被安打11 四球4 三振0 失点11(自責点10)

愛知
飼沼陸玖(10) 5回 95球 被安打3 四球3 三振7 失点1

(出場選手)
阿久比
6深谷(1)→1 4花田 5宮崎→H竹内(9) 8濵上 3吉良 1北川(6)→6 9団野(7) 7石井(11)→大菅(10) 2岩田
愛知
5飯田(16) 3友野→R北川(15)→3友松(13) 9中神 2光森 8佐々木 4杉本→4桧山(14) 7手嶋→H赤毛(17) 1飼沼(10) 6小林

(試合経過)
1回表、無死1,3塁から3番宮崎の3ゴロの間に1点。阿久比が先制。1-0
1回裏、無死満塁から4番光森の2点タイムリー。無死2,3塁から5番佐々木の2点タイムリー。6番杉本のタイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、深谷。1死3塁から8番飼沼のタイムリー3ベース。9番小林のタイムリー。1死3塁から1番飯田のタイムリー。2死3塁から3番中神のタイムリー。打者13人で9点。9-1
2回裏、1死3塁から7番手嶋のタイムリー2ベース。2死1,2塁から1番飯田のタイムリー。2番友野の2点タイムリー2ベース。2死満塁から5番佐々木の2点タイムリー。更にワイルドピッチに悪送球が重なり1点。この回7点。16-1
4回裏、無死2塁から3番中神のタイムリー。17-1
愛知が5回コールドで大勝しました。

総評

愛知が大勝。
1点を先制されたものの、1回に阿久比の北川投手、深谷投手に襲い掛かり、長打も絡めてあっさり逆転し突き放す。相手の外野のミス(記録はヒットでしたが)もありましたが、打撃の鋭さが光りました。
私学は得てして球の遅いピッチャーにハマることがあるのですが、愛知打線はしっかりと溜めて振りぬく打撃が出来ており、問題にしませんでした。
飼沼投手は立ち上がり変化球が多めで、まっすぐもややカットするくせ球。130km前後ですが、打たせて取る投球で抑える投手ですね。この日は毎回ランナーを出しましたが、2回以降は0で抑えました。
阿久比は先手を奪いましたし、2回までにヒット3本。意外と、と言ったら失礼ですが、打撃は悪くなかった。
秋からは9人ぎりぎりになりますが、この経験を活かして新チームで頑張ってほしいですね。

ピックアップ選手

阿久比 深谷 朋生 投手・内野手(3年)

いきなり先頭打者の初球を捉えて2ベース。先制のホームを踏みました。3打席目には粘って四球で出て盗塁も。ピッチングでは苦しみましたが、打者として活躍してチームを鼓舞しました。

阿久比 岩田 律紀 捕手(1年)

1年生でマスクを被り、ヒットも1本放ちました。これだけの相手にキャッチャーとして守るのも大変だと思います。この経験を秋以降に活かしてほしいですね。

愛知 飯田 桜介 内野手(3年)

背番号16ながらスタメンで出場し、3安打。いい当たりの低い鋭い打球が多かった。

愛知 佐々木 健登 外野手(3年)

5番センターで出場し、3安打。打点も3。強力打線を引っ張ります。

愛知 飼沼 陸玖 投手(2年)

背番号10ですが初戦の先発を任されました。変化球が多めの立ち上がり。まっすぐがややカットする感じのくせ球が持ち味。試合を作れるタイプの投手ですね。

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