名市工-名市工芸 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)

コウスポ

7月19日にパロマ瑞穂球場で行われた名市工-名市工芸のTV観戦記です。

名市工
1020009|12 H11 E0
0001000|1 H4 E2
名市工芸
(7回コールド)

名市工
駒田-谷口
名市工芸
堀尾、南-大塚

投手成績
名市工
駒田(1) 7回 80球 被安打4 四球1 三振3 失点1
名市工芸
堀尾(1) 6回2/3 130球 被安打8 四死球7 三振5 失点11(自責点7)
南(9) 1/3 18球 被安打2 四球1 三振1 失点1

名市工
4井垣 7石井 8中島 5関戸 2谷口 9辻 3杉浦 1駒田 6森
名市工芸
7西川 2大塚 6辻 3森 5白井 9南→1 4上夷 8杉田 1堀尾→9伊藤(18)

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番関戸がタイムリー2ベース。名市工が先制。
3回表、無死3塁から1番井垣のショートゴロ1塁送球セーフの間に1点。1死2,3塁から4番関戸の2ゴロの間に1点。3-0
4回裏、1死1,2塁から4番森がライトへ落ちるタイムリー。3-1
7回表、1死満塁から4番関戸がピッチャー強襲の当たりが足に当たりボールはレフトへ。2者生還。1死1,3塁から5番谷口がタイムリー。2死1,2塁から7番杉浦がタイムリー。2死満塁から押し出し四球。ここでピッチャー交代、南。1番井垣が走者一掃の3点タイムリー2ベース。2番石井のタイムリー3ベース。打者14人で9点をあげました。12-1
名市工がコールドで勝ちました。

名市工は先発の駒田投手が素晴らしいピッチング。初回に援護点をもらってリズムよく立ち上がり、3回までパーフェクトピッチング。まっすぐに威力があって、コントロールも安定。ややランナー出すとバタつく場面もありましたが、そもそもランナーを出す場面が少なかった。リズムもいいし、打線も流れに乗りやすいですよね。

打線ではやはり4番の関戸選手。昨年秋はキャッチャーをやっていましたが、この夏はサード。よりバッティングが活きてきますよね。初回の先制タイムリー2ベースも見事でしたが、7回は痛烈なピッチャーライナーが2点タイムリーとなり、追加点。そして堀尾投手も足に打球を当てながら続投しましたが、踏ん張り切れず。ここで勝負が決まった形になりました。

打線全体的にセンター中心にしっかりとライナーで打ち返す打撃が出来ていましたし、市工芸の好投手2人を攻略したのは今後に向けて自信になりますね。この後の戦いも楽しみです。

名市工芸は運も味方せず、という感じでした。3回表には、一度四球の判定、牽制アウトの後に、四球の際のボールが投球線を越えておらずノーカウントということでやり直し。そこで2ベースを浴びて2点を失う不運。堀尾投手が打球を食らったこともそうですし、運が無いと力は拮抗していても厳しい戦いになりますね。

あと、投手交代の判断が遅れたのは・・・。難しいところですね。南投手は外野にいてすぐにマウンド、というのは難しかったかもしれないですし、堀尾投手の気持ちを尊重したのもあるでしょうし。
ただ、6回にそれまでコントロールの安定していた堀尾投手が2四球出すなど疲れの兆候があっただけに、もったいない形になってしまいました。

打つ方でも5回に1死2塁から牽制で誘い出されアウトに。その後にヒットが出るなど、もったいない部分もありました。

この日スタメンで出た白井選手、上夷選手が2年生。秋の新チームではシードを守って県大会に出ることが目標になります。この経験を新チームに活かしてほしいですね。

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