聖隷クリストファー-中京 観戦記(2021年秋季東海大会)

11月3日に岡崎球場で行われた第2試合、聖隷クリストファーー中京の観戦記です。
聖隷クリストファーは初めて見る高校。元中日1位の鈴木翔太投手の出身で有名ですね。やはり1位の岐阜中京にどこまで食い下がるかに注目して観戦しました。

聖隷クリストファー
000100003|4 H7 E3
002100000|3 H6 E2
中京

聖隷クリストファー
今久留主(10)、塚原(9)-水谷、河合
中京
瀬戸(1)-根津

投手成績
聖隷クリストファー
今久留主倭(1年) 2回0/3 37球 被安打1 四球2 三振0 失点1

塚原流星 7回 108球 被安打5 四球2 三振7 失点2

中京
瀬戸亮太 9回 139球 被安打7 四死球6 三振3 失点4

(スタメン)
聖隷クリストファー
4成田 9磯野(8) 6赤尾 5堀内 3山崎(2) 7小出(14) 8石橋(9) 2水谷(3) 1今久留主(10)
中京
8古屋 5井上 2根津 9黒田 4上地 3長瀬(7) 7桂(20) 6中村 1瀬戸

(試合経過)
3回裏、無死1塁でピッチャー交代、塚原。1死1,3塁から3番根津の犠牲フライ。更に2死1,3塁からワイルドピッチで1点。中京が2点先制。
4回表、2死2塁から5番山崎がタイムリー。2-1
4回裏、2死2塁から1番古屋のタイムリー。3-1
5回終了時に球場を後にしました。
試合は9回表に聖隷クリストファーが粘って走塁妨害、押し出し四球2つで逆転。そのまま逃げ切って準決勝進出を決めました。

総評

中京の瀬戸投手はMAX138㎞をマークしたサウスポー。左でこれだけの球威だと、なかなか打つ方は大変。その通りに終盤まで1失点だったのですが・・・。やや序盤はコントロールに苦しむ場面もあり、それが最終回の疲れに出てしまったかもしれませんね。
ただ、この逆転劇を呼んだのも、塚原投手の好投があってこそ。まっすぐは120㎞後半くらいなのですが、肘が見にくいフォームでボールに切れがあるので、中京打線が5回以降抑え込まれた。これが大きかったですね。4回以降は無四球でしたし。
どうやらエースが故障しているようで(タイムでマウンドに行くときに肘が動かせてなかった)、その中でつかんだ逆転勝利。勢いに乗りそうですね。
中京は先頭バッターが出たのが3回だけ。そうなると攻めても限られますよね。
聖隷クリストファーは粘りのチーム。至学館とは粘り合いになりそう。ミスなく終盤勝負に持ち込みたいですね。

ピックアップ選手

聖隷クリストファー 山崎 壮太 内野手(1年(2))

4回には先制タイムリー。9回には反撃のきっかけの2塁打を放っています。勝負強さが光るバッターですね。

聖隷クリストファー 塚原 流星 投手(2年(9))

ボールに切れがあり、フォームも見にくいタイプで三振を取れるサウスポー。120㎞後半くらいでしたが切れのあるボールは光りました。

中京 瀬戸 亮太 投手(2年(1))

左でMAX138㎞をマーク。三振を取るタイプではなく、球威でフライアウトを取るタイプですね。

中京 古屋 睦仁 外野手(2年(8))

1番センターで出場し2安打。タイムリーを放ち、打点も上げました。

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