日福大付-半田 観戦記(2022年春季知多地区2次T)

4月1日に阿久比球場で行われた第1試合、日福大付-半田の観戦記です。
勝った方が県大会出場となる試合。まさかの展開になりました。

日福大付
2500040001|12 H11 E4
0000303502|13 H15 E3
半田
(延長10回タイブレーク)

日福大付
間瀬(13)、山本(1)、渡邉(18)、中野(11)-清田
半田
猿渡(7)、甲斐(11)-竹内

投手成績
日福大付
間瀬貴聖 7回1/3 117球 被安打10 四球3 三振2 失点8(自責点6)
山本泰雅(3年) 0/3 6球 被安打2 四球0 三振0 失点2

渡邉正太郎(2年) 2/3 13球 被安打1 四球1 三振0 失点1(自責点0)

中野夏周(3年) 1回0/3 被安打2 四球1 三振1 失点2(自責点0)

半田
猿渡壮太(3年) 2回 被安打5 四死球3 三振0 失点7

甲斐匠人(3年) 8回 74球 被安打6 四死球2 三振2 失点5(自責点2)

(出場選手)
日福大付
3角谷 7神田(19) 2清田 8野上(7) 9船場(17) 6大井→6鵜飼(16) 4友利 5小椋 1間瀬(13)→1山本(1)→1渡邉(18)→1中野(11)
半田
9川尻 3牧野 5平 1猿渡(7)→7 2竹内 6宇藤 7中野(8)→8 4伊藤(15)→H堀田(16)→4 8佐々木(18)→1甲斐(11)

(試合経過)
球場に入った時点で1回表に日福大付が2点を先制していました。
2回表、1死2,3塁から内野ゴロで3塁ランナーがアウト。2塁ランナーが挟まれる間にエラーが出て生還。2死2塁から2番神田がタイムリー3ベース。2死1,3塁から4番野上が2点タイムリー3ベース。5番船場がタイムリー。この回5点で7-0
5回裏、1死満塁から4番猿渡の2点タイムリー2ベース。5番竹内の3ゴロの間に1点。7-3
6回表、1死1塁から2番神田がタイムリー2ベース。1死2,3塁から3ゴロ野選で1点。1死1,3塁から5番船場の犠牲フライ。6番大井のタイムリー2べース。この回4点。11-3
7回裏、1死から2番牧野がソロホームラン。2死1,2塁から6番宇藤の遊ゴロで送球がやや高くなり、足が離れてその分セーフに。その間に2者生還。11-6とコールド回避に。
8回裏、1死1,2塁から牽制エラーで2塁ランナーが生還。ここでピッチャー交代、山本。ワイルドピッチで1点。1番川尻が滞空時間の長いソロホームラン。1死3塁でピッチャー交代、渡邉。3番平がタイムリー。2死2塁からタイムリーエラーで1点。11-11の同点に。
9回裏、無死1塁でピッチャー交代、中野。
延長タイブレークに入ります。
10回表、9番中野から。中野の2球目にランナーが飛び出して2塁ランナーがアウト。1死2塁から中野がレフトへヒットを放ち、レフトがファンブルする間に1点。後続が倒れ1点どまり。12-11
10回裏、1番川尻から。いきなりワイルドピッチで無死2,3塁。申告敬遠で無死満塁。2番牧野がタイムリーで同点。3番平がライトオーバーのサヨナラヒットで半田が劇的な逆転サヨナラ勝ち。
半田が県大会進出を決めました。

総評

正直7回までは日福大付が勝ったと思っていました。ただ、7回裏にコールドにできたし、そのために投手を変えるかなと思ったのですが変えず。
コールド回避のプレーはショートの送球エラーでしたが、その前に一気に決めにいかなかった日福大付が呼び込んだかな、と感じました。
そして8回はリリーフでエースの山本投手が2人にホームラン、3ベースを浴びて降板。これも大きな誤算でした。もしかしたら、投げさせたくない事情があったかもですが・・・。
その後は半田の勢いが止められず。そしてエラーも出てしまって敗戦となりました。
日福大付は随所でいい守備もあったりしたんですけどね。高校野球の流れって怖いな、と改めて感じる試合でした。
半田は上位打線、川尻選手、牧野選手にホームラン。上位に打てるバッターを並べている印象で、その選手たちがきっちり打ったのですが、タイブレークもその川尻選手から始まる運もあった感じでした。
そして甲斐投手の好リリーフも大きかった。日福大付はどんどんストライクを振ってくるチームなのですが、タイミングが取りにくいのかいい当たりが少なく、最後までよく抑えました。
半田は秋はコロナで辞退もあって、予選突破できず。そのくやしさをぎりぎりでしたが予選を突破して晴らした形ですね。

ピックアップ選手

日福大付 神田 海大 外野手(3年)

2番レフトで出場。2回、7回に長打を放って点に絡む活躍を見せました。

日福大付 野上 晃弘 外野手(3年)

4番センターで出場。2回に2点タイムリー3ベースを含むマルチ安打を記録。

日福大付 間瀬 貴聖 投手(2年)

7回、抑えきっていれば称賛される投球内容でした。エラーですからね・・・。コントロール良く、上手く打たせて取っていました。

半田 牧野 文哉 内野手(3年)

第3打席から4打席連続ヒット。ホームラン、3ベースも放ちあわやサイクルの活躍でした。10回には同点のタイムリー。

半田 川尻 大翔 外野手(3年)

8回のホームランは滞空時間の長い一発でした。スイングの速さが光ります。

半田 平 雅大 内野手(3年)

最後サヨナラタイムリー。センターから逆方向の打撃が見事で猛打賞の活躍でした。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示