星城-栄徳 観戦記(2022年秋季尾東大会)
10月15日の春日井球場で行われた第2試合、星城-栄徳の観戦記です。
栄徳は現チームは初めて見るのでどんなチームか注目して観戦しました。
星城
102040000|7 H10 E0
001000000|1 H7 E1
栄徳
星城
中屋(1)、鮫島(10)-青木、加藤
栄徳
伊藤(1)、吉村(11)、星野(10)、舘(5)-中村
投手成績
星城
中屋仙太郎 6回 67球 被安打6 四球0 三振6 失点1
鮫島拓(2年) 3回 36球 被安打1 四球0 三振1 失点0
栄徳
伊藤慶人(1年) 3回0/3 46球 被安打5 死球2 三振2 失点3(自責点1)
吉村一勇(1年) 1回1/3 12球 被安打2 四球0 三振0 失点2
星野大和 2回2/3 37球 被安打2 四球2 三振0 失点2
舘颯人(1年) 2回 27球 被安打1 四球0 三振1 失点0
(出場選手)
星城
6清水 4若原→H吉川(13)→4田中 5小林 3小松→R石川(15)→3 7内山 8金沢 2青木→2加藤(12) 1中屋→1鮫島(10) 9矢崎
栄徳
7高木 4谷口 6足立 5舘→1 3安達 9末延→9小倉(15) 8辻 2中村 1伊藤→1吉村(11)→1星野(10)→H金井(13)→5後藤(16)
(試合経過)
1回表、1死2,3塁から4番小松が犠牲フライ。星城が1点を先制。1-0
3回表、2死2塁から4番小松がタイムリー。5番内山がタイムリー2ベース。3-0
3回裏、1死2,3塁から2番谷口の遊ゴロの間に1点。3-1
5回表、無死2,3塁から4番小松が犠牲フライ。ここでピッチャー交代、星野。1死1,3塁からワイルドピッチで1点。1死1,2塁から7番青木が2点タイムリー3ベース。7-1
星城が勝って決勝戦進出を決めました。
総評
栄徳は投げた投手がすべて1年生。スタメンも5人が1年生。若いチームですね。ショートの足立選手等、センスのありそうな選手もいましたが、現状、星城とは差がある印象でした。
一冬の成長でどこまでチーム力を上げられるか。春にまた見てみたいチームです。
星城も1年生の4番、小松選手が2安打、2犠飛で3打点。活躍が目立ちました。
中屋投手は130㎞前後の球とまっすぐに近い動く球で上手く打ち取る投球が光りました。無四球なのもいいですね。
以前は私学4強にも勝つものの、同格以下のチームにコロッと負けるというばらつきが感じられましたが、地力そのものが上がっているな、と感じるこの日の内容でした。
1年生の中軸、小林選手、小松選手が育つと相手へのプレッシャーも強く出来そうです。
ピックアップ選手
星城 小松 伯 内野手(1年)
1年生で4番を任されている小松選手。この日は2安打、2犠飛で3打点と素晴らしい活躍でした。体格もでかく当たれば飛びそうな選手。打球が上がるように色々取り組んでいってほしいですね。
星城 中屋 仙太郎 投手(2年)
先発して6回を1失点。球数が67球と少なく、無四球というのも安定感をもたらします。まだ球威も上がりそうな雰囲気があるので、来春には球速も上げていきたいですね。この日はMAX131㎞でした。
星城 内山 創太 外野手(2年)
5番レフトで出場。3回にはレフトオーバーのタイムリー2ベースを放ち、四球、犠打としっかりと役目を果たしました。
栄徳 辻 莉來 外野手(1年)
7番センターで出場。2安打とマルチを記録。4回にはエンドランを決める等、対応力の光る選手です。
栄徳 足立 遼斗 内野手(2年)
3番ショートで出場。体格もあり、守備も堅実な動きが光りました。打つ方でもヒット1本。ライナーで惜しい当たりもありました。
栄徳 星野 大和 投手(1年)
3番手でマウンドへ。上がった直後はボールが定まらず、四球2つから2点タイムリー3ベースを浴びましたが、そこから立ち直り、星城打線をしっかりと打ち取りました。ゴロアウトが多かった。
成長したら面白い左腕になりそうな投手。
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