中部大-愛知工業大 観戦記(2021年秋季愛知大学リーグ)

10月17日にパロマ瑞穂球場で行われた第3試合、中部大-愛工大の観戦記です。
この試合の前に中京大の優勝が決まったので、消化試合となってしまいましたが、4年生にとっては最後の試合。
たくさんの選手が出る試合になりました。

中部大
001000000|1 H8 E0
22103000X|8 H12 E0
愛工大

中部大
古澤(17)、水谷(18)、日渡(14)-廣田、堀
愛工大
室田(20)、藤田(21)、鈴木(11)、大宅(19)-田中

投手成績
中部大
古澤亮(岐阜総合学園3年) 3回 53球 被安打8 四球3 三振0 失点5

水谷健吾(星城2年) 2回 40球 被安打3 四死球2 三振0 失点3

日渡柊太 3回 48球 被安打1 四球1 三振2 失点0

愛工大
室田祥吾 5回 81球 被安打6 四球2 三振6 失点1
藤田涼太郎(浜松修学舎 4年) 1回 16球 被安打0 四球1 三振2 失点0

鈴木敦也(愛工大名電 4年) 1回 14球 被安打1 四球0 三振2 失点0

大宅健介(拓大紅陵 4年) 2回 24球 被安打1 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
中部大
9田中→7→H村山 4藤澤→H勝又→3 6牛島→6佐野 3濱→4近藤 7平尾→H森本→5櫻井 5大西→H杉本→9 D寺島→H松野 8佐藤→8西林 2廣田→2堀
愛工大
7福山 8後藤 5谷川→H深見→R中島→5 6清水→6渡邉 4山本 3半田→R橋本→3 2田中 D尾藤 9駒澤→H中田→9

(試合経過)
1回裏、1死2塁から3番谷川のタイムリー3ベース。2死3塁から5番山本のタイムリー。愛工大が2点先制。2-0
2回裏、1死2,3塁から2番後藤のタイムリー。3番谷川のタイムリー。4-0
3回表、2死2塁から5番平尾のタイムリー3ベース。4-1
3回裏、1死から8番尾藤のソロホームラン。5-1
5回裏、無死満塁から8番尾藤の押し出し四球。代打中田の犠牲フライ。2死1,3塁から2番後藤のタイムリー。8-1
愛工大が快勝。有終の美を飾りました。

総評

愛工大が序盤からリードを広げ、リーグ戦最終戦を飾りました。
3回までは割とどちらもランナーを出してチャンスを作る展開。何とか踏ん張って試合を作った室田投手に対し、踏ん張り切れずに失点した藤澤投手。この差が大きな差になってしまいました。
愛工大は2番の後藤選手の活躍。3回に飛び出した8番尾藤選手のホームランが大きかったですね。
中部大は1,2回で点を取っていれば違う試合になったと思いますが、割り切りやすい試合になったかな、という印象。
多くの選手を使うことができたことも、雰囲気は良くなりそうな気がします。
まだ3連盟の試合がありますし、そこに向けてうまく調整してほしいですね。
戦力となるであろう日渡投手が好投したのも収穫ですね。

ピックアップ選手

中部大 日渡 柊太 投手(市岐阜商 3年)

ようやく見れました。かなりの球威があり、3回を1安打ピッチング。うまく変化球を混ぜてまっすぐを活かしていきたいですね。

中部大 牛島 翔紀 内野手(星城 4年)

3番ショートで出場。2安打とマルチ。シュアなバッティングが光る。

中部大 平尾 侑大 外野手(市岐阜商 2年)

5番レフトで出場。チーム唯一のタイムリーが3ベースでした。

愛工大 室田 祥吾 投手(愛工大名電 3年)

1年の頃から先発を任されていた投手。ようやく復活してきた感じですね。5回で三振6つとイニング以上取る切れがあります。
来年は最上級生として、チームを引っ張る投手になってほしいですね。

愛工大 尾藤 祐介 外野手(愛工大名電 2年)

ホームランは見事な当たり。体格もありますし、スラッガーとして来年以降も育ってほしいですね。中軸を打ってほしい打者。

愛工大 谷川 葵依 内野手(長崎清峰 3年)

3番サードで出場。第1打席、第2打席と連続で長打(第2打席は前が詰まってシングルになりましたが)。タイムリーとなって2打点。スイングが光りました。

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