トヨタ自動車－日立製作所　観戦記（2020年JABA伊勢・松阪大会）

11月5日にダイムスタジアム伊勢で行われた第3試合、トヨタ自動車－日立製作所の観戦記です。
日立製作所は生で初めて見る機会でした。岩崎恭平選手や三倉選手など知っている選手を見れるか注目して観戦しました。

トヨタ自動車
３１０１００３００｜８　H11　E2
１１２１０００００｜５　H11　E1
日立製作所

トヨタ自動車
諏訪、小出、川尻、近藤、佐竹－細川
日立製作所
青野、西山、谷崎、知念、高橋－川本

投手成績
トヨタ自動車
諏訪　2回2/3　55球　被安打5　四球2　三振3　失点4
小出　1回1/3　34球　被安打3　四球0　三振1　失点1（自責点0）
川尻　2回　19球　被安打1　四球0　三振3　失点0
近藤　2回　23球　被安打2　四球0　三振1　失点0
佐竹　1回　11球　被安打0　四球0　三振1　失点0

日立製作所
青野　2回　51球　被安打5　四球3　三振1　失点4
西山　2回　29球　被安打3　四球1　三振0　失点1
谷崎　2回　22球　被安打1　四球0　三振0　失点0
知念　1回　20球　被安打2　四球0　三振2　失点3（自責点0）
高橋　2回　27球　被安打0　四球0　三振4　失点0

トヨタ自動車
8逢澤→9 4河合→4北村 5樺澤→5河原 3沓掛→H大城→3 7多木→H下石→8徳本 D八木 9谷→H中村→9→7 2細川 6和田
日立製作所
6野中 8諸積→H江藤 7豊田 5森下 3田中 9濱元 4河野 D吉田 2川本→H岩崎

（試合経過）
1回表、1死満塁から5番多木のライト後方へのフライを捕れず記録タイムリー。6番多木の犠牲フライ。2死1，2塁から7番谷のタイムリー。トヨタ自動車が3点先制。
1回裏、無死満塁から4番森下の犠牲フライ。3－1
2回表、8番細川、9番和田の連続3ベースで1点。4－1
2回裏、1死1塁から8番吉田のタイムリー2ベース。4－2
3回表、ピッチャー交代、西山。
3回裏、2死2，3塁でピッチャー交代、小出。7番河野が2点タイムリー。4－4の同点。
4回表、1死2塁から3番樺澤のタイムリー。5－4
4回裏、1死1，2塁から3番豊田のタイムリー。5－5
5回表、ピッチャー交代、谷崎。
5回裏、ピッチャー交代、川尻。
7回表、ピッチャー交代、知念。2死1，2塁から代打中村が3ランホームラン。8－5とトヨタが勝ち越し。
7回裏、ピッチャー交代、近藤。
8回表、ピッチャー交代、高橋。
9回裏、ピッチャー交代、佐竹。
トヨタが勝ちました。

総評

4回までは点の取り合い。3者凡退も無く、0点だったのがトヨタの1イニングだけ。
5回からはお互いの投手が踏ん張るようになりテンポアップ。逆に点が入らない感じになりましたが、当たっている谷選手が左ということで、左のサイドハンドの知念投手に対し中村選手を起用。これが当たり3ランホームランが出て試合が決まりました。
トヨタは補強選手の近藤投手、そしてベテラン佐竹投手がマウンドへ。近藤投手がやや球威が足らない感じで心配ですが、元々は先発ですし、本番には合わせてくると思います。佐竹投手は寒い中ですが関係ない感じでしっかりと抑えました。やはり頼もしい存在です。空気を変えた川尻投手も見事でした。
細川捕手のクロスプレーでの好プレーも光りました。補強が3人とも頼もしい感じで本戦が楽しみです。
日立製作所も打線が活発。5番の田中選手以外はヒットが出て、好調な打線でした。追い込まれてからのヒットが多かったのも感心しました。
投手も谷崎投手が良く、スバルから補強の高橋投手もさすがのピッチングでした。
さすがに本戦に出てくるチームだな、と感じる試合でしたね。