豊橋中央-豊田大谷 観戦記(2022年秋季全三河大会)

10月16日に刈谷球場で行われた第1試合、豊橋中央-豊田大谷の観戦記です。
豊田大谷は現チームを見るのは初めてでしたので、どんなチームか楽しみに観戦しました。

豊橋中央
013004000|8 H7 E0
012300000|6 H11 E2
豊田大谷

豊橋中央
深田(12)、内山(10)、船井(17)、足立(1)-河本、浅岡
豊田大谷
細矢(8)、斉藤滉(4)、成瀬(1)-中森

投手成績
豊橋中央
深田柊弥(2年) 3回 63球 被安打5 四球1 三振4 失点3

内山京介 2/3 22球 被安打2 四球1 三振1 失点3
船井琉星(2年) 1回1/3 29球 被安打2 四死球3 三振1 失点0

足立天宏 4回 54球 被安打2 死球2 三振3 失点0

豊田大谷
細矢雅人 2回1/3 54球 被安打1 四球5 三振1 失点3
斉藤滉太(2年) 1回2/3 18球 被安打4 四球0 三振1 失点1

成瀬斗太 5回 93球 被安打3 四死球6 三振0 失点4(自責点3)

(出場選手)
豊橋中央
6白井 8古川 7高安 9佐藤→3 5齋藤 3佐脇→R大羽(13)→9 4米田→H鈴木(19)→4浅原(16) 1深田(12)→H村松(15)→R高橋(20)→1内山(10)→1船井(17)→1足立(1) 2河本→2浅岡(18)
豊田大谷
8影山(7)→7 9坂井(4)→4→9 1細矢(8)→8 3寺尾 6鎌田 2中岩→H斎藤啓(15) 7成瀬(1)→9→1 4斉藤滉(10)→1→4→5→4 5宇津野→R小笠原(17)→4稲垣(14)→5梶山(12)

(試合経過)
2回表、2死2塁から8番深田がタイムリー。豊橋中央が先制。1-0
2回裏、1死3塁から7番成瀬がタイムリー。1-1の同点。
3回表、1死2,3塁でピッチャー交代、斉藤滉。5番齋藤が2点タイムリー。2死2塁から7番米田がタイムリー。4-1
3回裏、1死1,3塁から4番寺尾がタイムリー。2死1,3塁からワイルドピッチで1点。4-3
4回裏、投手交代、内山。2死3塁から1番影山のタイムリー内野安打。2死1,2塁でピッチャー交代、船井。2死満塁から4番寺尾が押し出し四球。5番鎌田がタイムリー内野安打。この回3点取って逆転。6-4
5回表、投手交代、成瀬。
6回表、1死満塁から3番高安がタイムリー。4番佐藤が2点タイムリー2ベースに中継が乱れる間に1塁ランナーも生還。この回4点取って逆転。8-6
6回裏、投手交代、足立。
豊橋中央が競り勝ちました。

総評

序盤からお互いに点を取り合う展開で、高校野球としては長い試合に。
やはり得点には四死球がお互いに絡んでいて、どちらもここを改善したいですね。
投手も継投でしたが、逆転したところでエースを投入というところはほぼ同じ運用。ただ、豊田大谷の成瀬投手はコントロールに苦しみ6回に逆転を許す形に。一方足立投手は6回にマウンドに上がって三者凡退に斬ると、その後もランナーは出すものの四球はなく(死球は2つ)、勢いのある球で抑えきりました。エースの内容の差が勝敗を分けた形に。
豊田大谷は5番の鎌田選手が3安打の猛打賞。主将として攻守でチーム引っ張りました。
豊橋中央は3番高安選手、4番佐藤選手の1年生コンビが逆転につなげました。やはり楽しみな選手です。

ピックアップ選手

豊橋中央 足立 天宏 投手(2年)

6回からマウンドへ。4回を2安打2死球、無失点と見事な投球。MAX137㎞をマーク。スライダーの曲がりの大きいのが特徴的な投手。

豊橋中央 佐藤 大海 外野手(1年)

4番ライトでスタメン。途中から1塁へ。6回に逆転となる2点タイムリー2ベースを放ち、4番の仕事を果たしました。

豊橋中央 高安 累 外野手(1年)

3番レフトで出場。6回に満塁からタイムリーを放ち、4番の佐藤選手につなげました。2四球にエラーでの出塁と、多く出塁していました。

豊橋中央 内山 京介 投手(1年)

4回からマウンドへ。MAX133㎞をマーク。ただ、ランナーを出してからクイックがあまりできずに崩された印象です。課題をしっかりと修正していきたいですね。

豊田大谷 鎌田 孝輝 内野手(2年)

5番ショートで出場。3安打の猛打賞。4回にはピッチャー強襲のタイムリーも放ちました。守備でも堅実な動きで貢献。主将としてチームを引っ張ります。

豊田大谷 細矢 雅人 投手・外野手(2年)

3番投手で先発。降板後はセンターへ。投手としては左で129㎞をマーク。やや四球が多く安定感を欠く内容となってしまいました。
野手として2安打2四球と出塁。足の速さも光る選手でした。

豊田大谷 成瀬 斗太 投手(2年)

5回からマウンドへ。5回、6回に四死球が5つと多く、6回に4失点と崩れました。その後は立ち直ったのは収穫ですね。MAXは132㎞。変化球をうまく使って後半は抑えました。

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