名東-菊里 観戦記(2023年春季名古屋地区1次予選)

3月24日に中部大第一グランドで行われた名東-菊里の観戦記です。
この試合も勝てば2次進出が決まる大事な一戦。拮抗した力のチームかな、と思いましたが最終的には大差となりました。

名東
120010024|10 H16 E2
000100002|3 H8 E1
菊里

名東
神谷(1)、久保薗(10)-早川
菊里
荻窪(1)、八田(11)-名久井

投手成績
名東
神谷咲太 6回 77球 被安打4 四死球3 三振2 失点1
久保薗希晃(2年) 3回 43球 被安打4 四死球4 三振1 失点2

菊里
荻窪歩 8回1/3 140球 被安打15 四死球3 三振7 失点9
八田竜太郎(2年) 2/3 16球 被安打1 四球0 三振1 失点1(自責点0)

(出場選手)
名東
8刑部 7加藤 5櫻井 2早川 9牧 1神谷→3 3中本→1久保薗(10) 6福田 5岡本
菊里
6野口 8中山 7井上 3中村 5溝口 4仁科 2名久井 1荻窪→1八田(11) 9進藤

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番早川のセカンド後方のファールフライ。上手くキャッチするも、3塁ランナーがスタートを切ってホームイン。名東が好走塁で1点先制。1-0
2回表、無死2塁から7番中本が2ランホームラン。3-0
4回裏、1死2,3塁から6番仁科が犠牲フライ。7番名久井のヒットで1塁ランナーが3塁狙うもタッチアウト。チャンスが1点で止まります。3-1
5回表、1死1,2塁から6番神谷がタイムリー2ベース。4-1
7回裏、ピッチャー交代、久保薗。
8回表、2死2塁から1番刑部がタイムリー3ベース。2番加藤がタイムリー。6-1
9回表、1死1,2塁から6番神谷がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、八田。2死2,3塁から8番福田が2点タイムリー2ベース。更にタイムリーエラーで1点。この回4点。10-1
9回裏、2死満塁から3番井上が2点タイムリー。10-3
名東が勝って2次予選進出を決めました。

短評

最終的には点差が開きましたが、正直そんなに差が無いチーム同士だったと思います。
ただ、名東が初回から好走塁で点を取り勢いに乗ると、2回には7番の2年生、中本選手が2ランホームラン。これでチームが乗っていきました。
菊里としては4回裏、1点を返し尚も2死1塁からの7番名久井選手のヒット。これで1塁ランナーが3塁を狙ってタッチアウトになったんですが、これがかなり微妙な判定。学生審判だから仕方ないのですが・・・。ここでチャンスが拡大して得点出来ていたら全く違う流れになった気もします。
その後、5回に2死満塁、7回に1死1,2塁のチャンスが活かせていれば、というところでしたが・・・。
8回に荻窪投手が2点を失って力尽きた形でした。
荻窪投手は左で120㎞半ばを投げる好左腕でしたが、名東打線は15本のヒットを浴びせて攻略。とにかく思い切りの良さが光るチームでした。どんどん打っていく姿勢も自分的には好きでしたね。
キャッチャーの早川捕手はやはり好選手。上でやってほしいです。

ピックアップ選手

名東 刑部 大遥 外野手(3年)

1番センターで出場。4安打の大暴れでした。逆方向にも強い打球を打てるのが特徴ですね。

名東 神谷 咲太 投手(3年)

先発して6回を1失点としっかり試合を作りました。MAXは126㎞。ゴロアウトが多かった。コントロールがいい投手ですね。

名東 中本 隆仁 内野手(2年)

7番1塁で出場。2回のホームランは打った瞬間の特大の一発でした。その後2打席は三振とまだ粗さはありそうですが、飛ばせるのは魅力ですね。

名東 早川 昂汰 捕手(3年)

4番捕手で出場。この日はノーヒットでしたが、鋭い打球を飛ばすなど、元々打力があるのは分かりました。そしてセカスロでは一度1.90秒と素晴らしいタイムをたたき出しました。結構セカスロがばらけるので、安定感は欲しいですが、肩の強さは魅力です。フットワークも良かった。

菊里 荻窪 歩 投手(3年)

先発して9回途中まで投げました。左でMAX126㎞と球威があって上背もまずまずあるので、かなり面白そうな投手。柔らかさを持っていますね。

菊里 溝口 優斗 内野手(2年)

5番サードで出場。2安打のマルチ。センターから逆方向に上手く打っていました。

菊里 野口 凌 内野手(3年)

1番ショートで出場。1安打1死球。強肩の早川捕手から盗塁を決めたのは素晴らしかった。

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