中部大春日丘-東邦 観戦記(2021年1年生大会)

11月13日に小牧球場で行われた第2試合、中部大春日丘-東邦の観戦記です。
秋の県大会では中部大春日丘が逆転勝利。学年が違いますが、東邦にとってはリベンジを期した試合となりました。

中部大春日丘
020000000|2 H5 E1
00100120X|4 H8 E4
東邦

中部大春日丘
塩崎(1)、遠田(10)、塩崎(1)-比嘉門
東邦
宮國(1)、服部(10)、岡本(9)-荒島

投手成績
中部大春日丘
塩崎陽基 7回2/3 104球 被安打8 四死球4 三振3 失点4
遠田愛斗 1/3 1球 被安打0 四球0 三振0 失点0

東邦
宮國凌空 5回 77球 被安打4 四球1 三振6 失点2

服部皇雅 3回 43球 被安打0 四球0 三振4 失点0
岡本昇磨 1回 14球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
中部大春日丘
4高橋 8犬飼歩 6佐々木 3阪野 2比嘉門 1塩崎→7→1 9大櫃→1遠田(10)→7 5吉本 7犬飼拓→9→H飯田(12)
東邦
8上田→9 6眞邊 9岡本→1 7古山 5三家 2荒島 3伊藤 1宮國→1服部(10)→8加藤 4山口

(試合経過)
2回表、無死2,3塁から6番塩崎のタイムリー内野安打。7番大櫃がタイムリー。中部大春日丘が2点先制。
3回裏、2死3塁から1番上田がタイムリー。2-1
5回裏、1死1,2塁から8番宮國のヒットで2塁ランナーがホームを突くもタッチアウトに。後続も倒れ得点ならず。
6回裏、1死3塁から3番岡本がタイムリー。2-2
7回表、1死からエラー、野選で1,2塁。ここで2番犬飼歩の1球目で2塁ランナーが飛び出しタッチアウト。その後盗塁を決めるもチャンスを活かせず。
7回裏、2死満塁から2番眞邊のライト前に落ちる2点タイムリー。東邦が逆転。ここでピッチャー交代、遠田。4-2
8回裏、先頭の小山が3ベース。5番三家のサードライナーがゲッツー。得点ならず。
東邦が逆転勝ちを収め、準々決勝進出を決めました。

総評

秋季東海大会も主戦の一人として登板した塩崎投手。
この試合でもMAX130㎞ながらコントロールの良さを活かして東邦打線をうまく打たせてとり、バックの好守備も含めて好投しました。
6回、7回の失点は四死球がらみ、ここは反省して今後に活かしたいところですね。
東邦の宮國投手は何度も140㎞をマークするなど、力がありましたが、中部大春日丘打線は2回に4連打で2点。しぶとく食らいつく打撃ができていました。ただ、6回、7回と相手のミスに付け込めず。切れのいい左ピッチャーはやはりすぐに対応するのは難しいのでしょうね。
東邦は4エラー、野選もあって課題も見えた試合でしたが、投手陣の踏ん張りに打線が何とか応えて逆転勝利。
最後に投げた岡本投手も136㎞を投げて1年生としては高い投手力を見せました。
野手では上田選手がかなり警戒されながら、3回にはタイムリー。出塁する数が多くなる選手なので、後ろがどう返すかが課題になりそう。
能力の高そうな選手は多いと思うので、今後どう伸びるかが注目です。
中部大春日丘は守備の固さが光りました。ショートの佐々木選手はかなりの好選手ですね。

ピックアップ選手

中部大春日丘 塩崎 陽基 投手

秋に東邦戦で好投し、勝利に貢献。この試合でもしっかりと試合を作りました。打ってもタイムリーを含む2安打。もう一回り球威が上がれば相手も苦労すると思うので、一冬の成長が楽しみです。

中部大春日丘 阪野 湧吾 内野手

4番1塁で出場し、ヒット1本。6回も記録はエラーでしたが強い当たりのゴロでした。

中部大春日丘 佐々木 空人 内野手

打撃ではノーヒットでしたが、守備ではヒット性の当たりをいくつも処理。守備だけでチームを救える選手ですね。

東邦 上田 耕晟 外野手

3回には反撃のタイムリー。続く2打席は警戒されて連続四球。かなり能力を評価されているバッターのようですね。

東邦 服部 皇雅 投手

左のオーバーハンド。MAXは128㎞もボールに切れがあり、3回で三振5つ。ノーヒットに抑えました。

東邦 伊藤 秀樹 内野手

2安打1四球と活躍。左打ちで逆方向に打てるバッターですね。

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