小牧工科-一宮 観戦記(2022年春季尾張地区2次T)

3月31日に津島球場で行われた第1試合、小牧工科-一宮の観戦記です。
勝った方が県大会進出が決まる試合でした。

小牧工科
2010100011|6 H6 E2
0000020030|5 H8 E3
一宮

小牧工科
伊藤ショウタ(10)、高木(1)-川村
一宮
田中(1)、大森(10)-内堀、三輪

投手成績
小牧工科
伊藤翔太 9回 139球 被安打8 四球3 三振8 失点5(自責点4)
高木智大(3年) 1回 8球 被安打0 四球0 三振1 失点0

一宮
田中幹人(2年) 3回 43球 被安打3 四死球3 三振2 失点3(自責点2)

大森北翔 7回 105球 被安打3 四死球5 三振8 失点3(自責点2)

(出場選手)
小牧工科
2河村 7今村 8岩永 3長松軒 9関 6高木(1)→1 4松永(14) 1伊藤翔太(10)→H桂川(5)→5 5伊藤彼方(6)→6
一宮
6小島 7山本→2三輪(12) 3朝比奈 2内堀→7 8宮内 9西脇 5平松 1田中→1大森(10) 4伏田

(試合経過)
1回表、無死2,3塁から3番岩永のタイムリー。1死満塁から6番高木のスクイズ成功。小牧工科が2点先制。
3回表、1死2,3塁から6番高木のスクイズ成功。3-0
5回表、1死3塁からワイルドピッチで1点。4-0
6回裏、無死1塁から3番朝比奈が2ランホームラン。4-2
9回表、1死3塁から4番長松軒のスクイズ成功。5-2
9回裏、1死満塁から9番伏田が2点タイムリー2ベース。2死2,3塁からワイルドピッチで1点。土壇場で同点に。5-5
10回表、2死3塁から1番河村のタイムリー。6-5と小牧工科が勝ち越し。
小牧工科が勝って県大会進出を決めました。

総評

小牧工科がスクイズで3点を奪う等、チャンスで1点を狙っていく試合スタイル。
5回、9回に追加点を奪った時は試合が決まったと思ったのですが、一宮は6回裏に3番朝比奈の2ランホームラン。9回裏は相手のミスでもらったチャンスで長打が出て、さらに相手のミスで土壇場追いついた。ただ、一気にサヨナラにできなかったのも痛かったですね。
小牧工科は先発の2年生左腕、伊藤翔太投手が好投。終盤はやや疲れが出たかもですが、コントロールが良く、しっかりと試合を作りました。9回を投げ切ったのはいい経験になりそう。
一宮は8個盗塁を許しました。途中キャッチャーを変えましたが改善できず。ここを夏までに何とかしたいですね。
朝比奈選手は雰囲気のある打者でした。ホームランはお見事。

ピックアップ選手

小牧工科 河村 勇杜 捕手(3年)

1番捕手で出場。3安打で延長10回はスクイズ失敗の直後の打席で値千金のタイムリーを放ちました。
個人的にはリードも良かったと感じました。2年生投手をうまく引っ張りましたね。

小牧工科 伊藤 翔太 投手(2年)

先発し9回まで投げ切りました。コントロールが良く、左バッターのインを付ける技術も持っています。カーブでカウントを稼げますし、大崩れしにくい投手。

小牧工科 岩永 昂大 外野手(3年)

3番センターで出場。2安打1四球、2犠打と全打席で活躍しました。

一宮 朝比奈 巧己 内野手(3年)

2ランホームランはレフトポール際でしたが、飛距離は十分。外野が打席では下がっていて元々長打が評価される選手なんでしょうね。大きいのが打てるのは魅力です。
夏・秋はエースナンバーでした。

一宮 伏田 純 内野手(2年)

9番セカンドで出場。2安打のマルチ。9回は土壇場の1死満塁で2点タイムリー。追いつく原動力となりました。

一宮 大森 北翔 投手(3年)

2番手で4回からマウンドへ。上背のあるサウスポーで球威はもう少しほしいところですが、7イニングで被安打は3。三振も8つ奪いました。四球が多かったので、ここを減らしていきたいですね。

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