ジェイプロジェクト-東邦ガス 観戦記(2023年JABA高山大会)

8月8日に高山、中山公園野球場で行われた第2試合、ジェイプロジェクト-東邦ガスの観戦記です。
都市対抗の出場を逃した両チーム。日本選手権の予選に向けて、しっかりと仕上げていきたいという意思が見える両チームのスタメンでした。

ジェイプロジェクト
002000000|2 H6 E1
10310000X|5 H7 E2
東邦ガス

ジェイプロジェクト
古屋(18)、平岡(11)-松坂、高田
東邦ガス
中川(15)、中村(34)、吐前(29)、栁川(14)、小椋(17)-山田

投手成績
ジェイプロジェクト
古屋悠翔 6回 111球 被安打6 四球3 三振1 失点5
平岡昌樹(佐野日大-上武大 6年目) 2回 16球 被安打1 四球0 三振1 失点0

東邦ガス
中川航(聖望学園-帝京大 3年目) 4回 46球 被安打5 四球0 三振2 失点2(自責点1)

中村光(箕島-大体大 3年目) 1回 20球 被安打1 四球0 三振0 失点0

吐前拓哉 2回 20球 被安打0 四球0 三振0 失点0
栁川優太(大垣日大-中京学院大 7年目) 1回 17球 被安打0 四球0 三振3 失点0

小椋健太(中京大中京-中京大 15年目) 1回 11球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
ジェイプロジェクト
6木内(33)→4 7田村(4) D上宮田(34)→H野口(29) 4片岡(2)→4宮内(6) 3今井(10)→5池尾(32) 5橋本太(25)→3 8鈴木(66) 9藤田(1)→H村口(7)→9 2松阪(27)→H岡田(5)→2高田(27)
東邦ガス
9大木(24)→8 D若林(6) 7比嘉(1)→9 4西脇(3) 3柴田(9)→R浦口(0)→3飯田(35) 8木村(31)→7 6虎谷(5) 2山田(22) 5金田(7)

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番西脇のタイムリー。東邦ガスが先制。1-0
3回表、無死2塁から8番藤田の内野安打とエラーで2塁ランナーが生還。1死2塁から1番木内がタイムリー。ジェイプロジェクトが逆転。2-1
3回裏、2死1,3塁から4番西脇がタイムリーエンタイトル2ベース。5番柴田が2点タイムリー。東邦ガスが再逆転。4-2
4回裏、2死3塁から1番大本がタイムリー2ベース。5-2
5回表、ピッチャー交代、中村。
6回表、ピッチャー交代、吐前。
7回裏、ピッチャー交代、平岡。
8回表、ピッチャー交代、栁川。
9回表、ピッチャー交代、小椋。
東邦ガスが勝ちました。

短評

ジェイプロジェクトは古屋投手が先発。高卒2年目、3年目まではエースとして活躍していたのですが、昨年から球威がガクッと落ちていて・・・。この日も134kmくらいまでしか出ず、全盛期から10kmくらい落ちていました。この日も6回を投げましたが、5失点と内容は今一つ。まだ若いので戻してほしいですが・・・。
打線は3回に一旦は逆転したものの、6回以降はノーヒット。3回のようにチャンスを何とかものにしたいですね。
木内選手が2安打と活躍が光りました。
東邦ガスは若林選手が2番、1年目の西脇選手が4番という打順を試していました。西脇選手が2本のタイムリーと期待に応える活躍。2番若林選手はヒット1本。まだまだらしさが見えないですけど、この打順が機能したら、予選では怖い打線になりそうです。
投げる方は中村投手がなかなかいいボールを投げていました。左ですし戦力になるかも。

ピックアップ選手

ジェイプロジェクト 木内 健二 内野手(昭和第一学園-上武大 2年目)

1番ショートで出場。途中からセカンド。2安打とチームで唯一のマルチを記録。3回にはタイムリーも放ちました。守備でも安定感を見せて8回のゲッツーは鮮やかでしたね。

ジェイプロジェクト 鈴木 真次郎 外野手(磐田東 4年目)

7番センターで出場。3回に先頭でヒットを放ち、逆転への起点となりました。

ジェイプロジェクト 古屋 悠翔 投手(静岡商 5年目)

先発して6回を5失点。力投派で元々球速よりも速く見えるところが特徴だったのですが・・・。この日のMAXは134km。ちょっと厳しい数字。どこか痛いという感じでは無かったので技術的な問題なのかもですが・・・。

東邦ガス 西脇 大晴 内野手(愛工大名電-亜細亜大 1年目)

4番セカンドで出場。2安打がいずれもタイムリー。彼が4番にはまればかなり打線が変わってきそうです。守備はやや不安があり、ここは改善していきたいですね。

東邦ガス 柴田 圭輝 内野手(東邦-法政大 7年目)

3回に逆転の2点タイムリー。勝負強さはさすがです。都市対抗では補強で活躍しました。

東邦ガス 吐前 拓哉 投手(至学館-東海学園大 6年目)

6回から登板し、2回をパーフェクト。こういう合い間での投球が中心でしょうが、確実に仕事をしてチームの信頼を勝ち取っていきたいですね。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示