健大高崎-白樺学園 観戦記(2019年明治神宮大会)

11月18日に神宮球場で行われた高校の部準決勝第1試合、健大高崎-白樺学園の観戦記です。白樺学園は初めて見るのでどんなチームか注目して観戦しました。

健大高崎
000200100|3 H9 E1
000002000|2 H9 E0
白樺学園

健大高崎
下-戸丸
白樺学園
坂本武、片山-業天

投手成績
健大高崎
下(1) 9回 155球 被安打9 四死球7 三振7 失点2(自責点1)

白樺学園
坂本武(10) 5回 74球 被安打5 四球1 三振6 失点2
片山(1) 4回 60球 被安打4 四球0 三振4 失点0

下投手は左のスリークォーター。上背がある左腕。まっすぐは136kmを記録。力投型。

坂本武投手は右のサイドハンド。まっすぐは130km前後。まっすぐが沈んだりして動いていて空振りも結構取る。好投手ですね。

片山投手は右のオーバーハンド。細身で角度のある投球。まっすぐは130km中盤~後半。

出場選手
健大高崎
7古滝 8戸澤 4小澤 9山本 3木川 6橋本脩 1下 2戸丸 5山畑
白樺学園
7川波 9細谷 4宮浦 3片山(1)→1 6二ッ森 5宍倉 2業天→H坂本愛(16) 1坂本武(10)→3岩田 8佐々木→H玉置→8

(試合経過)
2回裏、1死満塁から9番佐々木がホームゲッツーで0点。
4回表、2死2塁から5番木川が2ランホームラン。健大高崎が2点先制。
6回裏、先頭の3番宮浦がソロホームラン。2死満塁から三振振り逃げでキャッチャーの送球がランナーに当たり、振り逃げ成立で1点。同点に。
7回表、2死3塁から9番山畑がタイムリー。3-2
7回裏、2死から4番片山、5番二ッ森、6番宍倉のヒットで満塁になるも7番業天がレフトフライに倒れ0点。
8回裏、無死1,2塁から2死満塁までいくも4番片山が倒れ0点。
健大高崎が競り勝ちました。

序盤は白樺学園が押せ押せの試合。2回は1死満塁のチャンスもあったのですが、ホームゲッツー。一方健大高崎は3回まではヒット1本。4回表も先頭の戸澤選手がヒットで出塁も珍しく盗塁失敗。その直後に3番小澤選手が2ベース。流れが良くないかな、と思っていただけに、先制ホームランをここで打った木川選手の一発が大きかったですね。

ここからは健大高崎ペースになりますが、白樺学園がしのぐと6回裏に先頭の宮浦選手がホームラン。更に2死満塁から9番の玉置選手が空振り三振も1バウンドで1塁送球がバッターランナーに当たり三振不成立でランナーホームインに。ホームを踏んじゃえばよかったのですけどね・・・。

ただすぐさま7回表に先頭の橋本脩が3ベース。しかしここから2者凡退。チャンスを逃すとまた試合がもつれるな、と思ったところで9番山畑選手のタイムリーが出て主導権を維持して終盤へ。

白樺学園は2死満塁が7回裏、8回裏とありましたが、同点逆転ならず。9回裏も先頭バッター四球から送ってチャンスを作りましたが一本出ず。最後まで勝負が分からない好ゲームでした。

ただ、健大高崎はここまでも競り勝ってきたので、余裕を感じたのも事実。
白樺学園も地力の高さは示したので、選抜での活躍が楽しみですね。
中軸の3人、宮浦選手、片山選手、二ッ森選手が複数安打。1,2番の出塁があれば大量点が奪えたかも。惜しかった。

健大高崎は8回表に2死3塁からカウント2-2でホームスチール。バッター見逃して三振となりましたが、もしボールだったら完全にセーフでした。こういうプレー、甲子園でも見たいですね。楽しみです。

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