刈谷-渥美農 観戦記(2019年秋季全三河大会)

10月20日に蒲郡球場で行われた刈谷-渥美農の観戦記です。
渥美農は現チーム初観戦でしたので。どんなチームか楽しみに観戦しました。

刈谷
00101000110|4 H10 E2
00000000311|5 H12 E3
渥美農
(延長11回)

刈谷
澤井、本間-深谷
渥美農
西山-大場

投手成績
刈谷
澤井(11) 8回2/3 131球 被安打6 四死球3 三振9 失点3(自責点2)
本間(1) 1回2/3 42球 被安打6 四球0 三振3 失点2

渥美農
西山(1) 11回 144球 被安打10 四球0 三振3 失点4(自責点2)

澤井投手は右のオーバーハンド。2年生。ステップ幅がかなり広く、かなり低い位置から投げ込むフォーム。目測で120km中盤くらい。球筋に伸びがあるのが特徴。

本間投手は左のオーバーハンド。1年生。まっすぐは目測で120kmくらい。バランスのいいフォーム。球威が上がってくると楽しみ。

西山投手は右のオーバーハンド。上背があり、ロッテに指名された佐々木投手を意識した足の上げ方からのフォーム。まっすぐは目測で130kmくらい。まだ伸びしろはありそうですし、来春までに更に球威を上げたいところ。2年生。

(出場選手)
刈谷
4樋口 6後藤 5鎌塚 3本間→1 9高田 8日東 2深谷 1澤井(11)→3細川(13)→R岩田(3)→3 7太田
渥美農
9辻 6林 4鈴木→3 2大場 3岩瀬→5 1西山 8今田 5角谷→4夏目(10) 7榊原→R澤井(14)

(試合経過)
3回表、2死2塁から2番後藤がタイムリー。刈谷が先制。
5回表、2死1塁から2番後藤の1ゴロで3-1の送球が逸れる間にランナーが生還。2-0
9回表、2死3塁から7番深谷のタイムリー。3-0
9回裏、2死満塁からワイルドピッチで1点。更に四球で2死満塁でピッチャー交代、本間。9番榊原のタイムリー内野安打で2者生還。同点。延長戦に入ります。
10回表、1死2、3塁から3番鎌塚の犠牲フライ。刈谷が勝ち越し。4-3
10回裏、1死1、2塁から5番岩瀬がタイムリー。再び同点。4-4
11回裏、1死3塁から1番辻のタイムリーでサヨナラ。渥美農が勝ちました。

刈谷が9回表までは理想的な形でほぼ勝ったかな、と思ったのですが、渥美農の粘りに屈した形に。

点の入ったところを細かく見ていくと、やっぱりお互いにミスが絡んでいるんですよね。いかにミスを無くすか、ミスを0にはできないので、それを点数にさせないか、最少失点で食い止めるか。

そういう意味では渥美農は点数を失っても1点ずつで踏ん張ったところが最後の勝利につながったかな、と感じますね。

刈谷は1年生が4人スタメン。(樋口、後藤、本間、深谷)それぞれヒットを放ち、チームに貢献。秋に好投した遠藤投手もいますし、1年生が豊富なのは楽しみですね。足を絡めて点を取るなど、らしい攻撃もありました。春が楽しみです。

渥美農は澤井投手を打ちあぐみ、8回まで無得点。9回は相手のミスに乗じて内野安打で同点に。9番榊原選手の全力疾走は見事でした。
決勝打も榊原選手の3ベースからのサヨナラ劇。見事な活躍でした。

贅沢を言えば、10回に同点に追いついて尚も1死2,3塁。ここで決めたかったですが・・・。ここは刈谷の本間投手を褒めるべきかな。

西山投手は延長11回を投げ切りました。四球が少なく、球数も少なく済んだことが大きいですね。もっともっと成長しそうですから、140km以上を目指して頑張ってほしいです。

渥美農の1番辻選手は3安打でしっかりとライナーでいい打球を打てる好打者。1年生ですし、この先も注目したいですね。

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