国士舘大-立正大 1回戦 観戦記(2023年秋季東都大学リーグ2部)

10月16日に大田スタジアムで行われた第2試合、国士舘大-立正大の1回戦の観戦記です。
立正大は今季勝ち点が取れず、最下位の危険がある中での試合。ここで勝って最下位回避を決めたかったところですが・・・。

国士舘大
020000000|2 H5 E1
100000000|1 H7 E0
立正大

国士舘大
中村(11)、小野寺(21)-川副
立正大
秋本(18)、樫村(15)、土屋(16)-田近

投手成績
国士舘大
中村隆一 7回2/3 98球 被安打6 死球1 三振4 失点1
小野寺輝(花巻東 3年) 1回1/3 25球 被安打1 四球0 三振0 失点0

立正大
秋本璃空(常総学園 2年) 1回2/3 44球 被安打3 四死球4 三振2 失点2

樫村佳歩 3回1/3 44球 被安打1 四球0 三振2 失点0
土屋大和(関東一 4年) 4回 70球 被安打1 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
国士舘大
4西浦(1) 8夏賀(4) 9山下(5) 3鈴木(2) 5楠田(35)→5村岡(7) 6上本(36) D服部(4)→H岡田(3)→R池田(24) 2川副(10) 7田中(34)
立正大
9岩本(8) D齋藤(23)→H三井(1)→D→R石井(32) 8飯山(5) 6蔵田(7) 5熊谷(31)→R丸山(2) 4安田(26) 3鈴木(3)→H古谷(22) 2田近(35)→H加藤(27) 7渡辺(34)

(試合経過)
1回裏、2死1,2塁から5番熊谷がタイムリー2ベース。立正大が先制。1-0
2回表、2死満塁から2番夏賀が押し出し四球。3番山下も押し出し四球。ここでピッチャー交代、樫村。国士舘大が逆転。2-1
6回表、ピッチャー交代、土屋。
8回裏、2死1塁でピッチャー交代、小野寺。
国士舘大が逃げ切り。先勝としました。

短評

立正大は初回に2死から3連打で1点。ただ、ここで尚も2死満塁で押し切れなかったのが結果響きましたね。5回の先頭の田近選手の2ベースから渡辺選手が送りバント出来ず三振。こういうことがあると流れが無くなります。失点も押し出し2つ。勝てていないチームの典型だな、と感じてしまいました。
国士舘大は先発の中村隆投手が良く立ち直りました。2回以降無四球というのも大きかったですね。
淡泊な打撃が目立った立正大に対し、粘った打席が多かった国士舘大。2位につける国士舘大の強さの一端を感じる部分でした。

ピックアップ選手

国士舘大 中村 隆一 投手(御殿場西 4年)

初回に2死から3連打で1点を失い、尚も満塁、というところを踏ん張ってから立ち直りました。左で試合が作れるタイプ。ストライクをどんどん投げて打たせて取っていきました。

国士舘大 上本 蓮夢 内野手(横浜隼人 1年)

6番ショートで出場。2安打のマルチ。2回は先頭で2ベースを放ち、得点につなげました。

国士舘大 西浦 喬太郎 内野手(大阪桐蔭 4年)

1番セカンドで出場。センター返しで2安打のマルチ。

立正大 樫村 佳歩 投手(水城 2年)

2回にリリーフでマウンドへ。2死満塁を踏ん張ると、切れのいいまっすぐでテンポよく打ち取って流れを呼び込みました。

立正大 熊谷 大生 内野手(松商学園 2年)

5番サードで出場。初回にタイムリー2ベースを放ちました。

立正大 田近 介人 捕手(大阪桐蔭 2年)

5回に2ベースを放ちチャンスメイク。小柄で動きのいい捕手ですね。

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