杏和-星城 観戦記(2019年秋季愛知県大会)

9月8日に小牧球場で行われた2回戦第2試合、杏和-星城の観戦記です。
星城の新チームがどんな試合を見せるかに注目して観戦しました。

杏和
01000|1 H6 E1
2435X|14 H13 E0
星城
(5回コールド)

杏和
高田、加納-山田
星城
森瀬、藤澤、竹内-高橋

投手成績
杏和
高田(8) 2回 49球 被安打7 四死球3 三振0 失点6
加納(3) 2回 48球 被安打6 四球3 三振1 失点8(自責点7)

星城
森瀬(10) 3回 42球 被安打5 四球0 三振2 失点0
藤澤(18) 1回 8球 被安打1 四球0 三振0 失点0
竹内(14) 1回 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0

高田投手は右のオーバーハンド。夏に見た時は120km後半を出していたのですが、この日は120km前半止まり。蓄積した疲労が溜まっているのかもですね。

加納投手は右のサイドハンド。まっすぐは110km中盤。甘くなると星城は見逃しません。

森瀬投手は右のオーバーハンド。上から肘が出てきます。まっすぐは120km後半。結構捉えられる場面も多かった。

藤澤投手は右のオーバーハンド。1年生。120km後半のまっすぐ。まだ線が細いので成長したら楽しみな投手になりそう。

竹内投手は右のオーバーハンド。まっすぐは120km中盤くらいでした。

(出場選手)
杏和
5落合 1高田(8)→8 8杉村(1)→9 2山田 7森 3加納→1 9井川→3 4菊谷 6岸
星城
8宮川 3曽根悠 4坂井田 6木村→R曽根涼→6 7山本→1藤澤→H松本(13)→1竹内 5川瀬 2高橋 1森瀬→7加藤 9石川

(試合経過)
1回裏、2番曽根悠が打った瞬間のソロホームラン。2死満塁から押し出し死球。星城が2点先制。
2回表、先頭の5番森が3ベース。6番加納がタイムリーを放ち1点返す。2-1
2回裏、9番石川、1番宮川の連続3ベースで1点。2番曽根悠がタイムリー内野安打。更に無死3塁から3番坂井田がタイムリー。1死2,3塁から6番川瀬が犠牲フライ。6-1
3回裏、無死満塁から2番曽根悠が犠牲フライ。1死2、3塁から3番坂井田が2点タイムリー。9-1
4回裏、1死3塁から8番加藤のスクイズ成功。更に2死3塁から1番宮川が2ランホームラン。2死2塁から3番坂井田がタイムリー3ベース。4番木村がタイムリー。14-1
星城が大勝しました。

試合展開だけ見ると一方的ですし、杏和が弱いように言われそうですけど、杏和もヒットは出ていましたし、高田投手も本来の力が出せればそん色ないピッチャー。それが不調もあったとはいえ完全に捉えられたので、星城打線がすごかったんだと思います。

杏和は5番の森選手が2打数2安打で2本とも1塁線を抜く当たり。上位打線はヒットを放ち、いい打撃を見せました。単純に相手が悪かったという感じでしたね・・・。

エースの杉村投手は登板せず。前日も投げなかったということは不安があったんでしょうね。見たかったです。

この日は完敗でしたが、刈谷工を破っての県大会1勝は見事な結果。今後も注目したい高校ですね。

星城は1番宮川選手、2番曽根選手がそれぞれ打った瞬間のホームラン。3番坂井田選手が4打数4安打。9番の石川選手も2本の3ベース。とにかく打者のスイングがえぐいです。
この日は5番~8番がノーヒットでこの点数ですから・・・。打っていない選手がいる方が次には打ちそうで怖いですよね。

投手は夏には石黒投手という絶対的エースがいましたが、それに比べると弱い印象。エースを見ていないので何とも言えませんが・・・。
継投でしのいで、打線で打ち勝つ。小技もやりますし、得点力は高そう。秋にこういうチームでどこまで勝ち上がるか楽しみです。

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