中部学院大-鈴鹿大 観戦記(2021年東海地区大学野球秋季選手権大会)

10月23日にダイムスタジアム伊勢で行われた中部学院大-鈴鹿大の観戦記です。
三連盟王座戦進出を賭けた1回戦。

中部学院大
003300100|7 H13 E2
121000001|5 H11 E1
鈴鹿大

中部学院大
瀬田(11)、伏見(18)、北田(20)-廣部
鈴鹿大
田中(18)、碩(14)-大森

投手成績
中部学院大
瀬田竜雅(和歌山東3年) 2回 39球 被安打5 四球1 三振2 失点3

伏見拓真 6回 71球 被安打5 四球2 三振2 失点1
北田智郎(正智深谷1年) 1回 18球 被安打0 四死球2 三振0 失点1(自責点0)

鈴鹿大
田中創大(大塚4年) 4回 72球 被安打10 四死球2 三振0 失点6(自責点5)

磧朝樹 5回 56球 被安打3 四球0 三振5 失点1

(出場選手)
中部学院大
8藤本(1) 4山崎(6) 3三塚(9) 2廣部(10) 9鈴村(5) 5森(8)→H永井(2)→7 7宮坂(3)→此島(13) 6藤川(7)→6北 1瀬田(11)→1伏見(18)→1北田(20)
鈴鹿大
8前田(9) 4川嶋(2) 5西口(25) 9松本(1) 2大森(10) 7甲斐(8) 3野上(28) 6岡(6) 1田中(18)→H豊田(7)→1磧(14)

(試合経過)
1回裏、先頭の前田が3ベース。更にワイルドピッチで1点。鈴鹿大が先制。1-0
2回裏、2死3塁から1番前田のピッチャー強襲のタイムリー。更に2死2塁から2番川嶋がタイムリー。3-0
3回表、1死2,3塁から5番鈴村が2点タイムリー2ベース。更に2死3塁からタイムリーエラー。3-3の同点に。
3回裏、1死から5番大森が勝ち越しホームラン。鈴鹿大が勝ち越し。4-3
4回表、1死から1番藤本が同点ソロホームラン。更に2死1塁から4番廣部のライト前に落ちる打球で1塁ランナーが長躯ホームイン。更に2死1,2塁から6番森のタイムリー。この回3点で中部学院大が逆転。6-4
7回表、先頭の5番鈴村がレフトへソロホームラン。7-4
9回表、1死3塁から遊ゴロエラーで1点。更に1死1,2塁のチャンスでしたが、得点ならず。
中部学院大が勝ちました。

総評

鈴鹿大は同率2位で決定戦を勝ち抜いての出場。正直中部学院大のが分がいいと思っていたのですが・・・。
鈴鹿大は初回、2回と先頭バッターの長打を活かして得点。願ってもない展開かと思いましたが、3回に一気に中部学院大が同点に。エラーでの失点が何気に痛かった。
あと、3回裏に再度ホームランで勝ち越したところで、思い切って交代しても面白かったかも・・・。ただ、結果論ですし難しいですね。
それでも投手陣は頼れるのがこの2人だったという部分では苦しさもあった感じですが、打線は積極的なスイングが目立ち、中部学院大の投手陣を苦しめました。自分たちの力は出した印象です。
中部学院大は瀬田投手がコントロールに苦しみ2回3失点の誤算。ただ、3回からマウンドに上がった伏見投手が粘り強く投げてホームランの1失点で防いだのが大きかったですね。
打線では鈴村選手の活躍が目立ちました。
何よりエースの秋田投手を温存して勝てたのは大きい。プラン通りとはいえ、苦しい状況もあっただけに。
決勝戦では秋田投手に期待ですね。

ピックアップ選手

中部学院大 伏見 拓真 投手(高岡商 4年)

3回からマウンドに上がり、一旦は勝ち越しとなるホームランを浴びるも、4回以降はランナーを出しながらも粘りのピッチング。チームの勝利に貢献しました。8回までしっかりと抑えたのも大きかったですね。

中部学院大 鈴村 哲 外野手(中京大中京 4年)

3回に反撃となる2点タイムリー2ベースに7回にはダメ押しとなるソロホームラン。3安打の活躍でした。

中部学院大 三塚 武蔵 内野手(県岐阜商 3年)

2安打1死球と活躍。捉えた打球は強烈な当たりを飛ばします。

鈴鹿大 前田 武蔵 外野手(西和清陵 2年)

1回の先頭に3ベースを放ち、チームに勢いをもたらせました。2回にはピッチャー強襲のタイムリー。盗塁も2つ決めて足も魅せました。

鈴鹿大 川嶋 隆登 内野手(京都両洋 2年)

3安打の猛打賞。2回にはタイムリーを放ちました。

鈴鹿大 磧 朝樹 投手(開新 3年)

5回から登板し1失点に抑える好リリーフ。強力な中部学院大打線をうまく翻弄して抑えきりました。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示