東海学院大-岐阜協立大 1回戦 観戦記(2023年春季岐阜大学リーグ)

4月14日に長良川球場で行われた第2試合、東海学院大-岐阜協立大の1回戦の観戦記です。
前週、中京学院大に連勝して勢いに乗る東海学院大と、朝日大に連敗して秋春の連覇に黄信号が出た岐阜協立大の対戦。投手戦となりました。

東海学院大
000000000|0 H6 E1
00200000X|2 H4 E1
岐阜協立大

東海学院大
名和(36)-浅野
岐阜協立大
飼沼(18)-西谷

投手成績
東海学院大
名和寛祥 8回 120球 被安打4 四球4 三振8 失点2

岐阜協立大
飼沼大地 9回 119球 被安打6 四死球4 三振8 失点0

(出場選手)
東海学院大
3小山(1) 4吉川(7) 2浅野(10) 5来田(8) 7勝野(25)→R白取(5) D藤田(27) 6山田(23) 9印牧(28) 8松浦(4)→H西岡(3)→8大島(34)
岐阜協立大
8外岡(9) 2西谷(2) D千歩(3) 3佐藤(44) 4一ノ瀬(1) 5高木(6) 7伏木(10) 6小林(5) 9水野(7)

(試合経過)
3回裏、無死1塁から8番小林がバスターで打った打球がレフトスタンドへ。先制2ランホームランとなり、岐阜協立大が2点を先制。2-0
7回表、1死2,3塁から7番山田のセンターフライが犠牲フライ、と思ったのですが、岐阜協立大が3塁へ投げてアピールプレーを行ったところ、離塁が早いということでアウトに。不運な判定で得点ならず。
岐阜協立大が逃げ切りました。

短評

東海学院大は5回以降、毎回得点圏にランナーを置いたのですが、ツキも無かった。5回表は無死2塁からエラーで大きく逸れる間に2塁ランナーがホームを狙うもタッチアウト。その次の打者がショートライナーゲッツーで3アウト。
7回は犠牲フライで1点、というところで審判の離塁は早いという判定で3塁ランナーもアウトに。これはちょっと気の毒な判定でした。そんなにギリギリのプレーではなかったので・・・。
岐阜協立大の飼沼投手の粘りも見事でしたね。そんなに速い球というのではないのですが、外のコントロールが良く、要所で見逃し三振を取れる投手。投球の上手さが光ります。
名和投手は初めて先発で見ましたが137㎞をマークしてボールに力がありました。三振も取れていたのでこれから楽しみな投手。
小林選手のバスターは思い切り振り抜いたらドンピシャで当たった、という感じでした。こういう仕掛けをするのが岐阜協立大の特徴かな、と思いますね。それが上手くはまりました。

ピックアップ選手

東海学院大 名和 寛祥 投手(羽島 3年)

右の本格派投手。MAXは137㎞だったかと。ボールに角度があり三振も8つ奪う力投でした。新たな柱になってきそうです。

東海学院大 勝野 藍央 外野手(愛工大名電 3年)

5番レフトで出場。3安打の猛打賞でチャンスメイク。得点圏で回したい選手ですね。

東海学院大 小山 健斗 内野手(大垣西 3年)

1番1塁で出場。2安打のマルチ。センターから逆方向への打球が光りました。

岐阜協立大 飼沼 大地 投手(麗澤瑞浪 3年)

9回完封でしたがランナーを出さなかったのは2イニングだけ。ランナーを出しても落ち着いた投球が光る投手。まっすぐは130㎞前半くらいなのですが、三振も8つと奪う力があります。見逃しが多く、コントロールが持ち味ですね。

岐阜協立大 小林 政貴 内野手(豊橋中央 4年)

8番ショートで出場。ホームランはバスターで放ちました。パンチ力ありますね。

岐阜協立大 伏木 謙心 外野手(大垣日大 4年)

7番レフトで出場。3回に先頭でヒットを放ち、2ランにつなげました。主将でチームを引っ張ります。

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