半田農-阿久比 観戦記(2023年秋季知多地区予選)

8月13日に半田北部Gで行われた半田農-阿久比の観戦記です。
敗者復活トーナメントの1回戦。負けたら終わりの試合でした。半田農は過去一度も見たことがないチームでして、今回、ようやく見ることが出来ました。

半田農
000002000|2 H6 E3
20000020X|4 H4 E1
阿久比

半田農
沼田(7)、田中(5)、須田(1)-福田
阿久比
千賀(10)、小田(1)-柿田

投手成績
半田農
沼田真宏 4回 71球 被安打3 四球3 三振2 失点2(自責点0)
田中悠睦(1年) 3回 35球 被安打1 四球3 三振0 失点2(自責点1)

須田惺也 1回 15球 被安打0 四球1 三振0 失点0

阿久比
千賀椋生(1年) 5回2/3 73球 被安打6 四球0 三振4 失点2

小田瑛太 3回1/3 54球 被安打0 四死球2 三振4 失点0

(出場選手)
半田農
3石川 8石兼 4本田 9須田(1)→1 6原田 5田中→1→5 2福田 7神野(9)→9 1沼田(7)→5→7
阿久比
4中村 8児玉 6芝 2柿田 7山下琥 9白崎 5久野 1千賀(10)→1小田(1) 3織田

(試合経過)
1回裏、1死2塁から投球が1バウンドとなり3塁を狙った際にキャッチャーからの送球が逸れ2塁ランナーが生還。2死3塁からタイムリーエラーで1点。阿久比が2点を先制。2-0
5回表、1死2塁から7番福田のヒットで2塁ランナーがホームを突き、セーフに見えたものの判定はアウトに。半田農は得点ならず。
5回裏、ピッチャー交代、田中。
6回表、無死2塁から1番石川のバントヒットとエラーで2塁ランナーが生還。無死3塁からスクイズを仕掛けるも外されて3塁ランナーが憤死。2死3塁から4番須田がタイムリー3ベース。同点。ここでピッチャー交代、小田。2-2
7回裏、1死3塁から1番中村がタイムリー。2死満塁からタイムリーエラーで1点。阿久比が勝ち越し。4-2
8回裏、ピッチャー交代、須田。
阿久比が競り勝ちました。

総評

すでに1度負けているチーム同士、新チームとはいえレベルが高いとは言えないチーム同士でしたがそれでも暑い中でお互いに必死のプレーを見せて、終盤まで競り合いとなりました。
半田農は公式戦は大敗続きで接戦になったのも久しぶり。それだけに6回に一度勝ち越したかったですが・・・。それでも10人で戦って、こういう経験が出来たことを自信にしてほしいですね。
4失点のうち、3点はエラーが絡んでのもの。取れるアウトを確実に。そして慌てない。これを心掛けたいですね。
投手は3人で継投しました。リリーフは試合に出ながらマウンドに上がるので、どうしても難しいですよね。イニング途中で代えたかった場面でも我慢したように見えましたし。それでもそれぞれ持ち味は出したように思います。
阿久比は半田農の投手陣を打ちあぐみ、ヒットは4本だけ。結構苦しい試合になりました。6回表に同点に追いつかれたところでエースの小田投手を投入。ここをしっかりと抑えると、7回以降はヒットを許さず。さすがエースというリリーフを見せて勝利に導きましたね。
この後の試合を考えると打線の奮起が必要。先手を取って相手にプレッシャーをかけていきたいですね。

ピックアップ選手

半田農 須田 惺也 投手・外野手(2年)

4番ライトで出場。最後マウンドへ。背番号1ですしチームの中心選手ですね。6回にそれまでタイミングがあっていませんでしたが、何とか捉えた打球が右中間を破るタイムリー3ベースに。当たれば飛ぶという感じは見えました。
投げては左でMAXは111km。体格的にはまだ成長出来そうな投手でした。

半田農 沼田 真宏 外野手・投手(2年)

9番投手でスタメン。途中からサード、レフトと交代。6回に先頭で2ベースを放ち、同点に追いつく流れを作りました。投手としては緩急を使ってランナーを出しながらも粘っていました。

半田農 石川 玄太 内野手(1年)

1番1塁で出場。バントヒットで1点目を作り出す。バント時ですが4.14秒とまずまずのスピードを見せました。盗塁も1つ決めていましたね。

阿久比 小田 瑛太 投手(2年)

6回に同点に追いつかれ、尚も2死3塁でマウンドへ。ここを右飛で抑えると、7回以降も四死球を2つ出したものの、ノーヒットに抑えて勝利に貢献しました。

阿久比 中村 陸人 内野手(2年)

1番セカンドで出場。7回に勝ち越しのタイムリーを放ちました。初回にも先制のホームを踏んで1番として活躍。

阿久比 柿田 優介 捕手(2年)

4番捕手で出場。1安打1四球と打者として活躍。リードでも2投手を上手く引っ張りました。

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