中部大第一-東邦 観戦記(2020年秋季愛知県大会)

9月13日、熱田球場で行われた中部大第一-東邦の観戦記です。
1回戦で注目されるカードの1つ。東邦の新チームの戦いぶりに注目して観戦しました。

中部大第一
000100000|1 H6 E2 
00110010X|3 H10 E1
東邦

中部大第一
松本、服部、佐藤-大須賀
東邦
知崎-落合

投手成績
中部大第一
松本(8) 2回 26球 被安打3 四球0 三振1 失点0
服部(1) 2回 30球 被安打3 四球2 三振0 失点2(自責点1)
佐藤(20) 4回 53球 被安打4 四球1 三振3 失点1

東邦
知崎(1) 9回 114球 被安打6 四球1 三振7 失点1(自責点0)

中部大第一
1松本(8)→1 8井手(7)→7→H戸田樹(16) 2大須賀 5風岡→3 3中森→4戸田大 7田中(9)→1服部→H加納(13)→R金谷(18)→1佐藤(20) 4磯部(10)→5 9武村(14) 6安井
東邦
6三浦 5岡田 7金森 8鈴木 3柳瀬 1知崎 2落合 9上田 4大関

(試合経過)
3回裏、1死1,3塁から3番金森のセンター右の難しいフライを捕球するも落とし、1塁ランナーは2塁でアウトも3塁ランナー生還。東邦が先制。
4回表、2死3塁から4番風岡がタイムリー2ベース。1ー1
4回裏、無死1,3塁から7番落合のタイムリー。2ー1。更に1死2,3塁から9番大関のところでスクイズを仕掛けるも中部大第一の好守備もあってホームアウト。1点止まりに。
7回裏、2死1,2塁から6番知崎のタイムリー2ベース。1塁ランナーはホームアウト。3ー1
東邦が勝ちました。

短評

東邦は新監督の山田さんの采配に注目。送りバントは2回。スクイズは失敗に終わるも1度。盗塁は大関選手が3度決める等、6度成功。割と脚を絡めながら1点を取りに行く野球かな、と感じました。
守備は固く、しっかりと守った上で1点を積み重ねながら競り勝つ野球。
知崎投手は安定感のあるサウスポーでテンポが良く崩れにくい。勝てるサウスポーですね。
やや攻め切れない部分もあったので、勝ちながらチーム力を上げたいところ。
キャッチャーの落合捕手は1年生でマスクを被り、かなりの強肩。楽しみな選手です。
中部大第一は3人の投手の継投で東邦打線を上手く交わし、接戦に持ち込んだのですが、ランナーを2度牽制で刺される等、ランナーを出すもチャンスを広げられず。知崎投手の上手さにやられた印象。
4回は2死3塁から4番風岡選手が意地を見せ一旦は同点に追いつく2ベースは見事でした。
先手を一度でも奪って慌てさせたかった。

ピックアップ選手

中部大第一 風岡 大智 内野手(2年)

同点に追いつくタイムリー2ベースを放ち4番の意地を見せる。

中部大第一 服部 直哉 投手(1年)

変則の長身サウスポー。細身ですが上背があり、今後身体が出来て球威が上がってくると面白い存在になりそう。

中部大第一 佐藤 孝太朗 投手(2年)

3人の投手では一番ボールに力がありました。右オーバーハンドでまっすぐに伸びを感じるタイプ。

東邦 知崎 滉平 投手(2年)

まずまず上背もあり、球威もある左腕。コントロールが良く大崩れしない、高校野球で勝てるタイプの投手ですね。打撃でも貴重なタイムリー2ベースを含む2安打。センスを感じます。

東邦 三浦 心空 内野手(1年)

1年生で1番ショートに抜擢。1安打1四球と打撃でまずまずの結果でしたが、守備では安定感のあるフィールディングを披露。楽しみな選手ですね。

東邦 落合 智哉 捕手(1年)

こちらも1年生で先発マスク。セカスロで1.85秒をマーク。打っても4打数3安打と素晴らしいバッティングで決勝打も彼。今後注目選手になりますね。

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