中央発條-大森石油 観戦記(2021年中部日本都市対抗野球愛知大会(西部))

9月9日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた中央発條-大森石油の観戦記です。
中部日本都市対抗野球の西部地区1回戦。
中央発條は見たことが無かったので、どういう試合をするか注目して観戦しました。

中央発條
0000100500|6 H7 E4
0120020101|7 H11 E1
大森石油
(延長10回タイブレーク)

中央発條
浦川(4)、竹田(19)、川畑(21)、稲熊(20)、嶽野(15)-辻野
大森石油
長島(18)、高田(35)、原田(16)-山下、堀井

投手成績
中央発條
浦川雄太(星城)4回 63球 被安打6 四死球2 三振3 失点3(自責点2)

竹田龍惟(豊川)1回 20球 被安打1 四球0 三振1 失点0

川畑春介(東邦-神奈川大)1回 29球 被安打1 四球2 三振0 失点2

稲熊泰星 1回 8球 被安打0 四球0 三振0 失点0

嶽野雄貴 2回1/3 49球 被安打3 四球1 三振3 失点2(自責点0)

大森石油
長島啓太 7回 76球 被安打2 四死球3 三振3 失点1

高田雄貴(杏和-ルネス紅葉スポーツ柔整専門)1/3 12球 被安打2 死球1 三振0 失点3

原田宥希 2回2/3 50球 被安打3 死球1 三振5 失点2(自責点1)

(出場選手)
中央発條
6大石(3) 4高橋(5) 3大月(7)→7 8山本(1) 9鵜飼(2) 7大越(10)→1竹田(19)→H坂本(18)→1嶽野(15) 2辻野(27) 5松本(8)→H久野(17)→5梅村(25) 1浦川(4)→3→H橋詰(13)→3
大森石油
7松岡(25)→7押部(8)→H古川(29) 8菱川(1) 6中村(2) 4財前(10) 5石坂(7) 3高桑(6) 9西野(9) 1長島(18)→H松岡(3)→7平山(4)→1原田(16) 2山下(22)→H近藤(24)→R勝又(14)→2堀井(5)

(試合経過)
2回裏、2死2塁から8番長島がタイムリー2ベース。大森石油が先制。
3回裏、1死2,3塁から4番財前の遊ゴロを弾いてその間に1点。(記録エラー)更に2死1,2塁から6番高桑がタイムリー。3-0
5回表、無死2塁から5番鵜飼のタイムリー。3-1
6回裏、無死1塁から2番菱川が2ランホームラン。5-1
8回表、1死1,2塁から代打橋詰のタイムリー。ここでピッチャー交代、原田。1死1,3塁から1番大石の2点タイムリー3ベース。2番高橋の2ゴロ野選で同点。このプレーで送球が逸れる間にバッターランナーは3塁へ。1死3塁から3番大月の三振振り逃げで3塁ランナーが生還。この回5点取って中央発條が逆転。6-5。
8回裏、1死2塁から2番菱川の4球目をキャッチャーが弾き、2塁ランナーが3塁へ向かう。キャッチャーからの送球が逸れ、ランナーが生還。6-6の同点に。
9回終了で同点。タイブレークに突入。
10回表、無死1,2塁から送って1死2,3塁。4番山本が死球で1死満塁。5番鵜飼が三振。6番嶽野が遊ゴロに倒れ得点ならず。
10回裏、送って1死2,3塁とし、代打古川がしっかりと叩いてタイムリー内野安打に。
大森石油がタイブレークを制し、準決勝進出を決めました。

ピックアップ選手

中央発條 大石 素生 内野手(東邦 2年目)

8回に貴重なライトオーバーの2点タイムリー3ベースを放ち、その後ホームに返って一旦チームが追いつくという活躍。9回にも内野安打を放ってチャンス拡大を果たす。

中央発條 稲熊 泰星 投手(豊明 2年目)

4番手で登板。テンポよく三者凡退に斬ってチームに勢いをもたらせました。

中央発條 嶽野 雄貴 投手(日進-名古屋学院大-西濃運輸 28歳)

ボールに力があったものの、ややコントロールに苦しみ、逃げ切れず。それでも片鱗は見せてくれました。

大森石油 長島 啓太 投手(中部大第一-中京学院大 2年目)

7回を76球で1失点と素晴らしいピッチング。打撃でも先制タイムリーを放ち、そのまま逃げ切っていればMVPの活躍。大学で野手になっていた時期もあったはずで、さすがのバッティングでした。

大森石油 菱川 和樹 外野手(滋賀学園-京都学園大 4年目)

6回に2ランホームランを放ち、一旦は試合が決まったと思える活躍。バントヒットも含め活躍が光りました。

大森石油 原田 宥希 投手(大体大浪商-香川オリーブガイナーズ-福井ミラクルエレファンツ 27歳)

8回には味方のミスもありリードを守り切れなかったものの、タイブレークを踏ん張ったのはさすが。ボールの速さはさすがでした。

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