愛知東邦大-東海学園大 1回戦 観戦記(2022年愛知大学リーグ1部2部入替戦)

6月11日に愛知学院大グランドで行われた1部2部入替戦、愛知東邦大-東海学園大の1回戦の観戦記です。
愛知産業大を連勝して勢いに乗る愛知東邦大が1部の東海学園大にどういう試合をするか注目して観戦しました。

愛知東邦大
220130002|10 H9 E0
000010000|1 H11 E2
東海学園大

愛知東邦大
徳久(15)-松吉
東学大
疋田(17)、岡田(14)-山本

投手成績
愛知東邦大
徳久遼 9回 167球 被安打11 四死球4 三振10 失点1

東学大
疋田好人(豊川 3年) 5回 83球 被安打7 四死球4 三振1 失点8(自責点6)

岡田昂太 4回 42球 被安打3 四球1 三振0 失点2

(出場選手)
愛知東邦大
8竹延(7) 4西尾(4) 5青木(25) 2松吉(22) 3毛利(8) D清水(24) 9市岡(9) 6又吉(10) 7田中(1)
東学大
8清水唯(10) 9伊藤(8) D北島(5) 7清水裕(1) 2山本(22) 3横井(40) 6鈴木(6) 4大西(7)→4大宮(35) 5榊原空(2)→5水野(3)→H木村(28)→R横道(38)

(試合経過)
1回表、1死1塁から3番青木の2ベースにエラーが絡んでランナーが生還。更に1死3塁から4番松吉が犠牲フライ。2-0
1回裏、1死1,2塁から4番清水裕、5番山本が連続三振。得点ならず。
2回表、2死2,3塁から3番青木が2点タイムリー3ベース。4-0
4回表、2死3塁から1番竹延がタイムリー。5-0
5回表、1死1,2塁から6番清水が2点タイムリー2ベース。1死3塁から7番市岡のスクイズ成功。8-0
5回裏、2死1,2塁から1番清水唯がタイムリー。尚も2死満塁も得点ならず。8-1
9回表、1死1塁から4番松吉がタイムリー3ベース。5番毛利が叩いてランナーが生還。10-1
愛知東邦大が大勝。1部昇格に王手をかけました。

総評

愛知東邦大の徳久投手が素晴らしい球を投げて東学大打線を初回にピンチを抑えてから、4回までしっかりと抑え込んで流れを作りました。
そして愛知東邦大は疋田投手を序盤から攻略して着々と加点。チャンスで一本がきっちりと出て楽な展開になりました。
個人的には徳久投手を早めに下げて、翌日以降に備えても良かった気はしましたが・・・。この辺りは難しいですね。内側にしか分からない事情もあるでしょうし。
東学大は完敗でしたが、負け方としては悪くはなかった。最後まで抵抗して徳久投手の球数は増やしましたし、ヒットも数は出ました。切り替えてこれを翌日に活かしたいですよね。
気になるのはエースの高橋投手の登板を回避したところ。明日の先発が誰かも注目されますね。
意外と初戦をとってもそこから連敗とかもあるのが3回戦制の難しさ。明日の試合でまたいろいろ変わりそうです。

ピックアップ選手

愛知東邦大 徳久 遼 投手(浜松湖北 3年)

序盤からボールが走っていてキレキレ。5回までで6奪三振。ただ、そこから疲れも見えてきましたが最後まで投げ抜きました。
これがこの後にどう響くかが注目ですが・・・。できれば登板なく勝ちたい所です。カーブを操れるところがやはり強みですね。

愛知東邦大 青木 柊斗 内野手(八幡商 3年)

3番サードで出場。初回は先制につながる2ベース。2回には2点タイムリー3ベースとチームにとっても大きな点をもたらしました。3度ホームに返ってきたのも大きかったですね。

愛知東邦大 松吉 颯生 捕手(大垣日大 3年)

4番捕手で出場。2点目の犠牲フライ。マルチで9回にはタイムリー3ベースも放ちました。徳久投手は中盤から疲れは出ていたのですが、懸命のリードで何とか最後まで引っ張りました。
攻守での活躍が期待されますね。改めていいキャッチャーだな、と感じるこの春のプレーオフでのプレーですね。

東海学園大 横井 陵次 内野手(中部大春日丘 3年)

6番1塁で出場。3安打の猛打賞でした。4,5番がノーヒットでチャンスで回ってこなかったのが残念。

東海学園大 清水 唯人 外野手(至学館 4年)

1番センターで出場。5回には唯一の得点となるタイムリーを放ちました。主将として巻き返しの中心になってほしいですね。

東海学園大 岡田 昂太 投手(東邦 1年)

6回からマウンドへ。球威があり、6~8回はしっかりと0で抑えました。テンポの良い投球が光りました。

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