渥美農-国府 観戦記(2022年秋季愛知県大会)

9月17日に刈谷球場で行われた第2試合、渥美農-国府、2回戦の観戦記です。
東三河地区同士の対戦。新チームは初見同士なので、どんな戦いをするか注目しながら観戦しました。

渥美農
010000002|3 H7 E2
000000103|4 H10 E1
国府

渥美農
中村(1)、西山(10)、中村-夏目
国府
坂柳(11)、中村真(18)、中村烈(10)、栗下(1)-松山

投手成績
渥美農
中村匠 7回 93球 被安打7 四球1 三振4 失点1(自責点0)
西山ゆうじ(2年) 1回1/3 22球 被安打3 四球1 三振0 失点3

国府
坂柳瑛太 5回 57球 被安打2 四死球3 三振0 失点1(自責点0)
中村真樹(1年) 2回 30球 被安打1 四球0 三振0 失点0

中村烈(2年) 1回0/3 16球 被安打2 四球0 三振0 失点2

栗下湊士 1回 20球 被安打2 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
渥美農
5高鳥 8上田 1中村→3→1 2夏目 3吉田→9→3 9渡曾→1西山(10)→9廣中(14) 7水野 4山田 6若松
国府
5前川 9八木 2松山 6尾崎 1坂柳(11)→7 8桂野 7田村→3栗下(1)→1 4清水 3今泉→H伴(13)→1中村真(18)→H中村烈(10)→1→3

(試合経過)
2回表、2死1塁から8番山田がレフトへ2ベース、レフトがファンブルする間にランナーが生還。渥美農が先制。1-0
7回裏、2死満塁から代打中村烈が押し出し四球。1-1の同点に。
9回表、無死2,3塁でピッチャー交代、栗下。ワイルドピッチで渥美農が勝ち越し。無死3塁から5番吉田がタイムリー。3-1
9回裏、1死満塁から8番清水が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、中村、9番中村烈がヒットで満塁。1番前川がライトオーバーのサヨナラタイムリーを放ち、国府が逆転サヨナラ勝ち。
国府が勝ちました。

総評

東三河同士の対戦。予選では対戦していませんが、やはり手の内は知っている同士のためか予想以上に接戦となりました。
9回表、2点を勝ち越しして渥美農が優位にたったと思いましたが、その裏に国府がリリーフで8回からマウンドに上がっていた西山投手を攻略して同点に。再びエースの中村投手がマウンドに上がるも止められませんでした。
国府は夏までのチームはなかなか勝てない感じでしたが、新チームは競り合いに強いチームで2次予選も1点差で競り勝って勝利。この試合も逆転サヨナラで制しました。
1年生中心の投手陣が踏ん張りましたし、戦いながら強くなっている印象です。
渥美農はベンチ入り14人。少ないチャンスをものにして9回にリードをしたのですが・・・。
最後も四球は1つ絡んでいますが、国府の集中力を褒めるべきかな。9回表が2点取って尚も無死1塁だったので、あと1点、ですけどこれもタラレバですし。
県大会で1勝。投手力のレベルが上がる県大会でも打てるようにしていきたいですね。

ピックアップ選手

渥美農 夏目 透弥 捕手(2年)

4番捕手で出場。9回に2ベースを放ち、2点の流れを作りました。捕手ですが意外とスピードのある選手ですね。

渥美農 山田 凜太郎 内野手(2年)

8番セカンドで出場。3安打の猛打賞。積極的に打っていく打撃が光りました。

渥美農 中村 匠 投手(2年)

スピードがそんなにあるタイプではないのですが、丁寧に投げて打たせて取るタイプ。コントロールも安定していました。

国府 坂柳 瑛太 投手(1年)

5番投手でマウンド降りてからはレフトへ。投げては5回を1失点。テンポよく投げていました。打撃が良く2安打のマルチ。2度ともホームを踏む運もありました。

国府 栗下 湊士 投手(1年)

6回に1塁の守備から試合に入り、打つ方は2打数2安打。打撃センスの良さが光りました。
投げては左のオーバーハンドで、球速はそんなにないですが、ストライクをどんどん投げて打たせて取る投球。9回に2点取られた後を抑えたことも大きかったですね。

国府 桂野 薫平 外野手(2年)

6番センターで出場。バントヒットの1塁駆け抜けが3.84秒とかなり速かったです。9回には四球を選んでチャンス拡大に貢献。

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