東海学園大－名古屋商科大 2回戦観戦記（2023年春季愛知大学リーグ2部）

4月9日に東学大Gで行われた第2試合、東海学園大－名古屋商科大の2回戦の観戦記です。
名商大が先勝で迎えた2回戦。東学大は前節で完投勝利を上げていた馬場投手が登板。名商大は1年生の吉兼投手を先発に送りました。

東学大
０３０３５２０｜１３　H17　E0
００１００３０｜４　H8　E3
名商大
（7回コールド）

東学大
馬場(17)、岡田(16)－山本
名商大
吉兼(20)、渡邉(16)、小西(17)、鈴木(15)－家田、林

投手成績
東学大
馬場悠慎（幸田 4年） 6回 88球被安打8 四球3 三振3 失点4

岡田昂太 1回 15球被安打0 四球0 三振3 失点0

名商大
吉兼乙翔 3回0/3 67球被安打4 四球2 三振2 失点5（自責点3）
渡邉幹樹（静岡市立 4年） 1回1/3 37球被安打7 四球1 三振1 失点5

小西航太（高岡第一 1年） 1回2/3 48球被安打5 四球1 三振2 失点3

鈴木脩矢（静岡 1年） 1回 23球被安打1 四球0 三振2 失点0

（出場選手）
東学大
2山本(10) 6大宮(39) 8清水(1) 3瀬尾(25)→H加藤(15)→3 D里中(23) 5安並(38)→5吉田(6) 4友田(8) 9前川(37)→7横道(9) 7小野(34)→9
名商大
D永井(33) 6岩田(4) 7林(8)→2 3塚本(10) 5中川(2)→H辻(1)→5 9池井(28) 4高柳(6) 2家田(27)→7谷(5) 8大林(7)→H鈴木(23)

（試合経過）
2回表、1死2，3塁から8番前川が2点タイムリー3ベース。更にタイムリーエラーで1点。東学大が3点を先制。
3回裏、1死3塁から2番岩田がタイムリー。3－1
4回表、無死2塁から9番小野のバントヒットにエラーが絡んで2塁ランナーが生還。ここでピッチャー交代、渡邉。1番山本が変わりっぱなの初球をたたいて2ランホームラン。6－1
5回表、1死1，2塁から1番山本が2点タイムリー2ベース。1死1，2塁でピッチャー交代、小西。2死満塁から5番里中が走者一掃の3点タイムリー3ベース。この回5点。11－1
6回表、1死3塁から9番小野がタイムリー2ベース。2死1，3塁から3番清水がタイムリー。13－4
6回裏、1死2塁から4番塚本がタイムリー。1死2，3塁から6番池井がタイムリー内野安打。7番高柳がタイムリー。この回3点。13－4
7回表、ピッチャー交代、鈴木。
7回裏、ピッチャー交代、岡田。
東学大がコールドで勝って1勝1敗のタイに戻しました。

総評

東海学園大が大勝。やはり大きかったのが1番捕手、主将の山本選手の2ランホームラン。これで試合が決まった形になりました。その後も2点タイムリー2ベースを放ちこの日4打点。見事にチームを牽引しました。
なかなか得点が奪えない試合が続いた東学大はこの日は17安打。これをいいきっかけにしたいところですね。
馬場投手は5回まで1失点とランナーを出しながらも最小失点で抑える好投。大量リードとなった6回に捕まりましたが、見事に勝利投手に。リリーフの岡田投手は三者三振と快投を見せ、抑えで今後も期待できそうです。
名商大は先発の吉兼投手が初回は全球まっすぐを投げる等、MAX139㎞のボールで立ち向かいました。4回で降板しましたが、楽しみな素材だな、と感じる投球。今後の糧にしてほしいですね。
打線は6回につながって3点を奪いました。前日に10得点を奪うなど打線は上がってきているので、何とか3回戦、取れるように投打でかみ合いたいですね。
3人の1年生が登板。この辺りが成長してきたら名商大の復活もあるかも。期待したいですね。