淑徳大-名商大 観戦記(2019年愛知強化リーグ)

11月23日に名商大Gで行われた淑徳大-名商大の強化リーグの観戦記です。
強化リーグならではの2部と3部の試合。淑徳大がどこまで健闘するか注目でしたが、全く違う展開になりました。

淑徳大
9000000|9
0010000|1
名商大
(7回コールド)

淑徳大
森-宮嵜
名商大
畑山、田中、井原、松島、島本-丹治、川畑

投手成績
淑徳大
森 7回 104球 被安打5 四球2 三振12 失点1(自責点0)

名商大
畑山 0/3 失点8
田中 2回 41球 被安打5 四球0 三振4 失点1
井原 1回2/3 34球 被安打1 四球4 三振1 失点0
松島 1/3 4球 被安打0 四球0 三振1 失点0
島本 3回 34球 被安打1 死球0 三振3 失点0

森投手は右のオーバーハンド。昨年の秋の入替戦以来の観戦。ボールに力があり、三振の取れるピッチャー。重いボールという感じでバットを折るシーンも。3部ですが注目されてほしい投手ですね。

畑山投手は高知商出身の3年生。右のオーバーハンド。写真撮れませんでした。

田中投手は右のオーバーハンド。小柄。徳島城北出身の3年生。

井原投手は右のオーバーハンド。佐賀学園出身の3年生。軸足が不思議なところで折れて投げる変則フォーム。タイミング取りにくい。

松島投手は右のオーバーハンド。倉敷商出身の2年生。

島本投手は右のスリークォーター。星林出身の2年生。

出場選手
淑徳大
4平野 D川北 8山口 3篠原 9南谷 5石黒 6磯金 2宮嵜 7丹羽→H浅野→7渕脇
名商大
9加藤→H中津川 4角田→6 3伊藤健人→5→3 2丹治→R竹中→7 5寺田→3→H坂井拓→5 7伊藤稜→H川畑→2 D西岡→H堀田 6丹羽→4杉本 8兼次

(試合経過)
球場に入ったら1回表、8番宮嵜の打席。4点入って無死満塁という状況でした。要は一人もアウトが無い状態で8番を迎えた状態。ここで8番宮嵜が2点タイムリー。更に暴投で無死2,3塁としたところで畑山をあきらめて、田中がマウンドへ。1死2,3塁から1番平野がタイムリー。2死3塁から2番川北がタイムリー。更に2死1,2塁から4番篠原がタイムリー。打者14人で9点を上げる猛攻で淑徳大がリード。
3回裏、2死3塁から2番角田の1ゴロを逸らしタイムリーエラー。更に四球とヒットで2死満塁となるも5番寺田が倒れ1点止まり。
4回表、2死から3連続四球で満塁となり、ここでピッチャー交代、松島。ここは三振で抑えます。
淑徳大がコールドで勝ちました。

淑徳大は初回に猛攻。球場に入った時点で4点入って尚も無死満塁だったので、どうやって点を取ったか分からないのですが、ベンチの声でヒット打ってないのは云々って話が出ていたので、ヒットで点を取った感じのようですね。
以前は2部と3部はかなりの力の差があるイメージでしたが、淑徳大など3部の上位校は2部でも戦えるチームになりつつある感じですね。スタメンは1,2年生ばかりでしたが、2回以降も無得点とはいえ攻めていました。

森投手は結局毎回の12奪三振。ヒットもまともに打たれた当たりは1,2本くらいでした。それこそドラフト候補に名前が載ってもいいレベルのピッチャーだと思うんですよね。ややストライクゾーンが広めだった感じもありましたが、それでも素晴らしい奪三振ショーでした。

名商大は春にリーグ最下位から秋は5割。少し復調を見せたシーズンでした。
多分3部相手ということで、レギュラー陣では無かったかと思いますが、それでもチャンスらしいチャンスは自力で作れず。3回に唯一大きなチャンスがありましたが、ちょっと残念な試合になりました。

4番キャッチャーの丹治選手は、リーグ戦でもほぼマスクを被った選手ですし、来年は最上級生として活躍が期待される選手。この日は1本打ってさすがというところは見せました。
投手は島本投手の内容が良かった。来年春に向けて飛躍する選手に出てきてほしいですね。

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