浜松ケイ・スポーツBC-東邦ガス 観戦記(2022年都市対抗東海地区2次予選)
5月20日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第1試合、浜松ケイ・スポーツBC-東邦ガスの観戦記です。
2022年の都市対抗東海地区2次予選の開幕カード。浜松ケイ・スポーツがどれだけ東邦ガスに食い下がれるかに注目して観戦しました。
浜松ケイスポーツ
0100000|1 H5 E1
120206X|11 H10 E0
東邦ガス
(7回コールド)
浜松ケイスポーツ
松本大(15)、黒沢(16)、原木(12)-前田
東邦ガス
中川(15)、栁川(14)-氷見
投手成績
浜松ケイスポーツ
松本大輝 4回 79球 被安打6 四死球4 三振4 失点5
黒沢寛太(聖隷クリストファー-静岡産業大 2年目) 1回2/3 25球 被安打2 四球2 三振0 失点5(自責点3)
原木大介(磐田農 9年目) 1/3 16球 被安打2 四球1 三振0 失点1
東邦ガス
中川航 6回 75球 被安打5 四球0 三振3 失点1
栁川優太(大垣日大-中京学院大 6年目) 1回 10球 被安打0 四球0 三振1 失点0
(出場選手)
浜松ケイスポーツ
4高林(3) 5山口(2) 6平谷(5) 7品田(7) 9寺澤(25) D山下(48) 3永井(1) 2前田(27) 8石原(22)
東邦ガス
7大木(24)→9新村(23) 6高垣(10) 4比嘉(1) 3若林(6)→5金田(7) D柴田(9) 9大島(4)→H小林(0)→7 5宮下(8)→H虎谷(5)→3 2氷見(2) 8木村(31)
(試合経過)
1回裏、無死1塁から2番高垣がタイムリー3ベース。東邦ガスが先制。1-0
2回表、無死2,3塁から6番山下がタイムリー。尚も無死1,3塁から7番永井の当たりが1塁手正面へのライナーで、ベースを踏んでゲッツーに。8番も倒れ1点どまりに。1-1
2回裏、1死1塁から9番木村がタイムリー2ベース。更に1死1,3塁から2番高垣の犠牲フライ。3-1
4回裏、2死2塁から2番高垣が2ランホームラン。5-1
6回裏、1死2,3塁から2番高垣のセカンド後方のフライを取れず記録タイムリーエラー。2死満塁から5番柴田が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、原木。2死満塁から代打虎谷が2点タイムリー。8番氷見もタイムリー。この回6点でコールド圏内に。11-1
東邦ガスが7回コールドで快勝。
総評
浜松ケイ・スポーツBCは初回に先制を許したものの、尚ものピンチを防いで、2回表には4番品田選手、5番寺澤選手、6番山下選手の3連打で1点を取って尚もチャンス。ここで永井選手の鋭いライナーが少しでも左右にずれていたら・・・。惜しかったです。
松本投手は140㎞近い球を投げていて、バックの好守備もあって、東邦ガス相手にも粘り強い投球が出来ていました。6回はエラーも絡んで大量失点となりましたが、チームとして力があるな、と感じました。
次の試合は日本製鉄東海REXと。負けたら終わりの試合となります。静岡のクラブチームは力があるチームがそろっているので、何とか意地を見せてほしいですね。
東邦ガスは2年目の中川投手が先発。2回に連打を食らって1点を失いましたが、そこからねじを巻きなおしてしっかりと試合を作りました。コントロールがいいので大崩れはしないですね。
打線では同じく2年目の高垣選手が2安打、1犠飛で4打点。球場に来ていたスカウトにアピールした形になりました。
6回に集中打で一気にコールドまでもっていったのは、今後に向けて大きな勝ちになりそう。
気になるのは4番の若林選手の状態が上がっていないこと。警戒されるので大変ですけど、1本出して状態を上げていきたいですね。
ピックアップ選手
浜松ケイ・スポーツBC 松本 大輝 投手(桐陽-静岡産業大 2年目)
先発で4回5失点。ただ、139㎞をマークするなど球威があり企業チームにも通用するピッチングに見えました。
奪三振も4つ。早めに降ろしたと思うので次の試合での好投を期待したいですね。
浜松ケイ・スポーツBC 寺澤 隆樹 外野手(豊川-四日市大 5年目)
5番ライトで出場。2回に2ベースを放ち、チーム唯一の長打を放ちました。
浜松ケイ・スポーツBC 山下 景太郎 内野手(必由館-航空自衛隊防府クラブ 15年目)
6番DHで出場。2回にタイムリーを放ちました。逆方向にライナー系の打球を放っていました。
東邦ガス 高垣 鋭次 内野手(智辯和歌山-日体大 2年目)
2番ショートで出場。第1打席に3ベースを右中間へ。第3打席は2ランホームラン。第2打席もチャンスでいい角度で飛ばした犠牲フライを放ち4打点。打球の角度が良く状態は良さそうです。
東邦ガス 中川 航 投手(聖望学園-帝京大 2年目)
初戦の先発を任されて好投。2回に捕まりかけましたが、そこからねじを巻きなおして3イニング続けて三者凡退。こういう安定感が持ち味ですね。
東邦ガス 木村 駿斗 外野手(享栄-亜細亜大 5年目)
9番センターで出場。3安打と猛打賞を記録。バントヒットを決め、盗塁を決める。長所をうまく出していました。
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