ニデック-GTRニッセイ 観戦記(2022年新春選抜リーグ戦)

1月27日にパロマ瑞穂球場で行われたニデック-GTRニッセイの観戦記です。
ニデックは勝つとフタバ産業に並ぶ一戦。ニデックは2年目の松橋投手、GTRニッセイはルーキーの辻投手。若い両投手の先発となりました。

ニデック
000002000|2 H5 E0
00012000X|3 H8 E1
GTRニッセイ

ニデック
松橋(17)、三浦(21)-水谷
GTRニッセイ
辻(18)、加藤(11)、三浦(14)-原田

投手成績
ニデック
松橋優(桜丘-愛産大) 4回2/3 78球 被安打8 四死球2 三振4 失点3

三浦浩太郎 3回1/3 36球 被安打0 四球1 三振1 失点0

GTRニッセイ
辻寛人(育英-亜細亜大) 5回1/3 90球 被安打3 四死球5 三振1 失点2

加藤吉貴 1回2/3 17球 被安打0 四球0 三振2 失点0
三浦勝志(豊田大谷-国際武道大) 2回 29球 被安打2 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
ニデック
9白石 5加藤 6越智 2水谷 8山崎 7寺嶋 4泉 3高木 D早矢仕
GTRニッセイ
8新中 5大平 D倉地 9高木 6松岡 3田中 4荒木 2原田 7広瀬

(試合経過)
2回表、1死1,3塁から8番高木の遊ゴロで3塁ランナーがホームに突っ込み、タッチプレー。ランナーかいくぐったように見えましたが判定はアウト。ニデックは先制ならず。
4回裏、1死1,3塁から7番荒木が上手く叩いて投ゴロの間に1点。GTRニッセイが先制。1-0
5回裏、1死1塁から3番倉地のタイムリー2ベース。更に2死3塁から5番松岡のエンタイトルタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、三浦。3-0
6回表、1死1,2塁から5番山崎がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、加藤。6番寺嶋の遊ゴロの間に1点。3-2。
9回表、2死1,3塁まで攻めましたが9番早矢仕が三振に倒れ試合終了。GTRニッセイが勝ちました。

総評

ニデックは9番DHが投手の早矢仕選手。多分、ほかに野手がいなかったんでしょうね。2回の2死1,2塁、9回には2死1,3塁で回ってきたのは不運でもありました。
試合としては2回に先制したかった。追いタッチに見えましたが、これは仕方ないですね。GTRニッセイの松岡選手の好プレーでした。

先発の松橋投手も粘っていましたが・・・。4回には叩き、5回には長打で点を取って持ち味を出したGTRニッセイ打線がお見事でした。
GTRニッセイはルーキーの辻投手が5回まで無失点。6回には2点を失いましたが、今大会リリーフで好投した加藤投手がこの日も素晴らしい内容。今年の大きな戦力になりそうです。
これでGTRニッセイが6勝2敗1分で2位。ニデックは6勝3敗で3位となりました。
GTRニッセイは序盤での取りこぼしが響きましたね。でも長いリーグ戦。お疲れさまでした。

ピックアップ選手

ニデック 山崎 健郎 外野手(名古屋国際-中部大 27歳)

5番センターで出場。2安打1四球。6回のタイムリー2ベースは見事な当たりでした。

ニデック 三浦 浩太郎 投手(三重-法政大 27歳)

久しぶりに見れました。
5回途中からマウンドに上がり、いきなり四球を出したもののそこからはパーフェクト。以前ほど球威は出てない感じでしたが、さすがの投球でした。

ニデック 高木 翔太 内野手(栄徳-名商大 31歳)

2回のチャンスでの叩きが決まっていれば・・・。9回2死2塁からヒットを打って最後まであきらめない姿勢を見せました。試合中1塁からずーっと声を出し続けてバッテリーを鼓舞。その姿勢もお見事でした。

GTRニッセイ 倉地 茂雄 内野手(豊田大谷-愛知大 29歳)

5回に2点目となるタイムリー2ベース。これを含む3安打の猛打賞と活躍。さすがチームの主将という活躍でしたね。

GTRニッセイ 松岡 優斗 内野手(三重海星-中部大 31歳)

3点目のタイムリー2ベースは1バウンドでスタンドへ。素晴らしい当たりでした。そして2回にはファインプレーでニデックの先制点を阻止。これも大きかった。

GTRニッセイ 加藤 吉貴 投手(瀬戸窯業-愛知学泉大 27歳)

リリーフで素晴らしいピッチングを後半の試合で見せてくれました。これが一番GTRニッセイには収穫だったかもですね。サイドハンドからキレキレのまっすぐが来ていました。

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