中庸スプリング-豊田自動織機 観戦記(2023年天皇賜杯愛知県予選大会(東部))

6月20日に刈谷球場で行われた第1試合、中庸スプリング-豊田自動織機の観戦記です。
勝てばベスト4という試合でした。

中庸スプリング
003200000|5 H10 E0
000000000|0 H2 E2
豊田自動織機

中庸スプリング
新美(18)-山田
豊田自動織機
大谷(16)、魚住(29)-神谷

投手成績
中庸スプリング
新美涼介 9回 113球 被安打2 四球3 三振5 失点0

豊田自動織機
大谷将広(県岐阜商) 3回1/3 53球 被安打6 四球1 三振0 失点5(自責点3)

魚住裕太郎 5回2/3 82球 被安打4 四球1 三振3 失点0

(出場選手)
中庸スプリング
3坂田卓(1) 6青山(6) 5後藤(10) 4山本(23) 7河村(9) D長深田(8) 9永井(2) 2山田(22) 8坂田圭(26)
豊田自動織機
6中野(1) D戸嶋(4) 3萬部(10) 2神谷(3) 9河村(2) 7貞廣(14) 5天野(5) 4佐渡川(15)→H長谷川(8) 8島本(22)→H吉田(23)

(試合経過)
1回裏、1死1塁から3番萬部が2ベースを放つも1塁ランナーの打球判断が悪く、3塁ストップ。後続が連続三振に倒れ先制ならず。
3回表、1死2塁から1番坂田卓がタイムリー。更に2死1,2塁から4番山本が2点タイムリー3ベース。中庸スプリングが3点を先制。3-0
4回表、1死1,2塁でピッチャー交代、(29)。2死満塁から2番青山のセカンドフライを落球して2者生還。5-0
中庸スプリングが勝ちました。

総評

豊田自動織機はもったいないプレーで序盤に流れを失った形に。初回には1死1塁からの右中間を破るタイムリー2ベース。1死だったこともありますが、1塁ランナーが打球を見てしまったんですよね。もう少し早くスタートが切れていたら返れていたタイミングだったので・・・。もったいなかった。
そして、3回の失点はピッチャー後方の内野フライをサードが追いかけるも風にも流されて取れず、そのまま見ればファールだったかもしれない打球を1塁手が止めてしまったこと。このランナーから返されたのが痛かった。
結局内野フライを3つ取れずヒットにして、4回は落球してしまっての2点タイムリーエラー。しっかりとフライが取れていればもっと競った試合に持ち込めたので痛かった。
中庸スプリングは新美投手が完封。初回のピンチをしのぐとあとはピンチらしいピンチも無く最後まで抑えきりました。
打線は3回に4番の山本選手が2点タイムリー3ベースを放って追加点を奪ったのが大きかったですね。
準決勝も投手が踏ん張って接戦に持ち込むことがまず第1になりますね。打線がどれだけ先に点を取ってプレッシャーをかけられるかになりそうです。

ピックアップ選手

中庸スプリング 新美 涼介 投手(至学館-星城大 2年目)

先発して完封勝利。初回にピンチをしのいでからはテンポの良くなり4回以降はノーヒット。130km中盤のボールは力もあってフライアウトが多く、球威も最後まで落ちませんでした。

中庸スプリング 山本 小鉄 内野手(享栄-中部大-永和商事ウイング 7年目)

4番セカンドで出場。3回のチャンスで2点タイムリー2ベースを放ち、かなり試合を優位に。4番の仕事を果たしました。

中庸スプリング 坂田 卓也 内野手(成立学園-高岡法科大 12年目)

1番1塁で出場。3安打1四球と1番として素晴らしい活躍。3回には先制タイムリーも放ちました。

豊田自動織機 魚住 裕太郎 投手(三好 9年目)

4回途中からマウンドに上がり、無失点ピッチング。140kmもマークして球威で抑え込みました。

豊田自動織機 戸嶋 球道選手(東浦 4年目)

2番DHで出場。1安打2四球と出塁してチャンスメイク。

豊田自動織機 萬部 優希 内野手(愛産大工)

3番1塁で出場。初回は右中間を破る2ベースを放ちました。

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