愛知工業大-皇學館大 OP戦 感想(2023年2月21日)
2月21日に北勢球場で行われた愛工大-皇学館大のOP戦の感想です。
愛工大の投手陣VS皇学館大の村田選手に注目して観戦しました。
愛工大
120004300|10 H11 E0
025110001|10 H9 E1
皇学館大
愛工大
山崎(3)、樋口(2)、野嵜健(3)、丸山(1)-野嵜翔、二村
皇学館大
杉浦(3)、笠井(3)、森本(1)、松山(1)、若山(1)-床辺、伊東
※()はイニング数
愛工大
山崎駿介(津田学園 3年)
丸山颯人(静岡市立 2年)
皇学館大
杉浦到麿(愛知啓成 3年)
笠井永都(松阪 3年)
森本匠(水産 2年)
若山陽(中京学院大中京 4年)
(試合経過)
1回表、1死1,2塁から4番相原がタイムリー。愛工大が先制。
2回表、1死2,3塁から2番白井が2点タイムリー2ベース。3-0
2回裏、無死2,3塁から6番床辺が2点タイムリー。3-2
3回裏、1死2塁から3番井田の三振振り逃げの際にスタートを切っていた2塁ランナーが一気にホームイン。更に1死満塁から代打川合の2点タイムリー2ベース。2死2,3塁から8番鈴木が2点タイムリー。皇学館大が逆転。7-3
4回裏、1死満塁から5番中川のゲッツー崩れの間に1点。8-3
5回裏、1死1,3塁から1番岡田のスクイズが成功。9-3
6回表、2死満塁からワイルドピッチで1点。2死満塁から3番尾藤が2点タイムリー。4番奥山がタイムリー。この回4点。9-7
7回表、無死満塁から8番萩原のゲッツー崩れの間に1点。2死満塁kら2番菅野の2点タイムリー。愛工大が逆転。10-9
9回裏、2死から代打の田尻がソロホームラン。10-10の同点に。
最後皇学館大が引き分けに持ち込みました。
短評
雪がちらつく寒いコンディション。風も強くピッチャーは大変だったかと。
愛工大は3番手の野嵜投手が素晴らしいピッチング。このコンディションで145㎞をマーク。3回で4奪三振とほぼ完ぺきな内容でした。
打つ方はまだこれからというところかと思いますが、1番湯本選手,2番白井選手が第1打席第2打席でヒットを打ってマルチ。そうなると点につながりますね。
皇学館大は2回、3回と愛工大の先発の山崎投手を捉えて7点。足も使いながらの攻撃に意図を感じました。
注目の村田選手は変化球を上手くとらえて2安打のマルチ。反応の良さを感じました。
投手陣は笠井投手、松山投手が持ち味を発揮。久々に松山投手が見れて良かったです。
ピックアップ選手
愛知工業大 野嵜 健太 投手(愛工大名電 2年)
6回からマウンドに上がり、3回を1安打無四球、4奪三振とほぼ完璧な内容。MAXも145㎞をマーク。この日の寒い中を考えれば素晴らしい球を投げていました。
コントロールの安定感も光りますね。
愛知工業大 湯本 丞 外野手(柳井学園 4年)
1番センターで出場。2安打のマルチ。どちらもホームに帰ってきました。足の速さも目立ちますね。
愛知工業大 白井 風我 内野手(甲府工 3年)
2番ショートで出場。こちらも2打数2安打1四球としっかりと仕事を果たしました。
愛知工業大 樋口 新 投手(千葉経済 3年)
4回からマウンドへ。寒さもあってかコントロールに苦しむも、無死満塁で迎えた4番村田選手から三振を奪った際は素晴らしい球を投げていました。左でMAX138㎞はこの時期としては十分。やはり楽しみな左腕です。
皇学館大 村田 怜音 内野手(相可 4年)
4番1塁で出場。2安打はいずれも変化球でした。出来れば早いカウント、有利なカウントでは一発を常に狙う気持ちで振っていってほしいですね。起用さが裏目に出ている印象も感じました。
やはりホームランを打ってなんぼの選手だと思うので。
皇学館大 松山 心 投手(松坂商 3年)
8回にマウンドに上がり、三者凡退に抑えました。MAXは140㎞をマーク。球持ちのいいタイプで、手元で強い投球が特徴。
1年の時以来に見ましたが、やはり楽しみな投手だな、と感じました。
皇学館大 中川 聖也 内野手(菰野 4年)
5番サードで出場。2安打のマルチ。村田選手は今年マークされると思うので、試合のカギを握る選手になりそうです。
皇学館大 田尻 雅士 内野手(滝川二 2年)
9回2死で代打で登場。ホームランを放ちました。左中間の一番深いところに打ち込んだ打撃はお見事でした。
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田尻雅士選手(2年)ではなく高下那草選手(4年)です。