愛工大-愛知学院大 2回戦 観戦記(2019年秋季愛知大学リーグ)

9月1日にパロマ瑞穂球場で行われた第2試合、愛工大-愛院大の観戦記です。
春優勝の愛工大に愛院大がどこまで迫れるか、に注目して観戦しました。

愛工大
021000012|6 H12 E0
003100000|4 H13 E2
愛院大

愛工大
室田、山口、吉村、藤田、高井-尾濱
愛院大
江頭、土合、佐藤雄、白木-金岡

投手成績 
愛工大
室田 3回2/3 65球 被安打7 四球0 三振3 失点4
山口 1回2/3 33球 被安打4 四球0 三振0 失点0
吉村 2/3 5球 被安打0 四球1 三振0 失点0
藤田 1/3 1球 被安打0 四球0 三振0 失点0
高井 2回2/3 31球 被安打2 死球1 三振0 失点0 

愛院大
江頭 2回1/3 37球 被安打7 四球0 三振1 失点3
土合 2/3 11球 被安打0 四球1 三振0 失点0
佐藤雄 4回0/3 57球 被安打3 四球1 三振1 失点1
白木 2回 29球 被安打2 四球1 三振0 失点2(自責点0)

室田投手は左のオーバーハンド。細身の左腕。はじめは球威もあって空振りも取っていましたが、3回に捕まりだしてから歯止めがきかず。愛工大名電出身の1年生。

山口投手は右のオーバーハンド。波佐見出身の1年生。体格もあるし、来年以降、2番手に上がってくるかも。

吉村投手は綾羽出身の4年生。ピンチで踏ん張る投球。

藤田投手は1ポイントで結果。

高井投手は右のオーバーハンド。関商工出身の1年生。厳しいところで踏ん張った経験は生きてきそうですね。

江頭投手は左のオーバーハンド。京都外大西出身の1年生。ちょっと特徴が見えなかった。まっすぐも目測で120km中盤くらいかな。

土合投手は右のオーバーハンド。鯖江出身の3年生。ピンチでなんとかしのぐ。

佐藤雄投手は素晴らしかった。関大北陽出身。ボールが走っていて、安定感もありました。先発でも行けそうな感じ。

白木投手は北大津出身の4年生。踏ん張り切れず。

(出場選手)
愛工大
8市川 7後藤→H谷川→7→竹腰→9福山 4岡田 D田中 3中井 5山本航 2尾濱 9近澤→7 6平本
愛院大
5岡 3藤井→R井手口→4佐々木 8福本 4清水→3 D廣瀬 9山内 6渡邊 2金岡 7岡田

(試合経過)
2回表、1死1、3塁から8番近澤の犠牲フライ。9番平本のタイムリー3ベース。愛工大が2点先制。
3回表、1死満塁でピッチャー交代、土合。ワイルドピッチで1点。3-0
3回裏、先頭の8番金岡が3ベース。1死後1番岡がタイムリー。2死1、3塁から4番清水がタイムリー。5番廣瀬がタイムリー内野安打。3-3の同点に追いつく。
4回裏、1死3塁から9番岡田の2ゴロの間に1点。ここでピッチャー交代、山口。4-3
6回裏、1死満塁でピッチャー交代、吉村。1番岡を4-6-3のゲッツーに仕留める。
7回裏、無死1塁でピッチャー交代、藤田。1死1塁でピッチャー交代、高井。盗塁を阻止してピンチを脱出。
8回表、無死1、2塁でピッチャー交代、白木。2死1、3塁から9番平本のタイムリー内野安打。4-4
8回裏、1死1,2塁のチャンスも8番金岡は5-4-3のゲッツー。勝ち越せず。
9回表、2死2塁から6番田中航が2ランホームラン。愛工大が勝ち越し。6-4
愛工大が連勝で勝ち点。

序盤ポンポンと愛工大がリードした時は、やっぱり春の優勝校の地力が上かな、と思ったのですが、そこから愛院大も反撃。接戦になりました。

愛工大は愛院大の佐藤雄投手をほとんど打てず。8回に相手の疲れが見えたところでなんとか追いつきましたが、厳しい試合でした。
ただ、その間に細かい継投を駆使して、なんとか失点を防ぐあたりはベンチワークの良さを感じます。
打つ方は1,2番がノーヒットでしたが、3番以降は好調。状態は悪くないですね。

9回のホームランは直前にエラーが出てから。そこで一発で仕留めるあたり、春に得た経験値の高さを感じます。苦しい試合をものにしましたし、このまま勢いに乗りたいですね。

愛院大は2番の藤井選手以外は全員ヒットが出て、打線は悪くないです。1番の岡選手は3安打の猛打賞。ただ、勝負所でゲッツーを2つ食らって点を奪えずに競り負け。こういうところで試合を取れるようにしていきたいですよね・・・。

投手は2戦とも1年生サウスポーが先発。佐藤良投手は調子落ちでしょうかね・・・。
この日は佐藤雄投手が良かったですし、なんとか調子のいい投手でやりくりして、一つでも勝ち試合を取れるようにしていきたい。

ミスが失点に直結するあたりは状態が苦しい。勝ち点2をまずは目標に、リーグ戦を戦ってほしいですね。
好調打線に期待。

コメントを残す

関連記事を表示