ヤマハ-エナジック 観戦記(2023年JABA静岡大会)
4月5日に浜松球場で行われたJABA静岡大会の開幕戦、ヤマハ-エナジックの観戦記です。
ヤマハは九谷投手が先発。ドラフト対象となる相羽選手、中田選手に注目して観戦しました。
ヤマハ
110002000|4 H5 E1
000000000|0 H5 E0
エナジック
ヤマハ
九谷(13)-高坏
エナジック
井手(12)、山下(14)、野原(17)、仲地(19)-佐久田
投手成績
ヤマハ
九谷青孝 9回 106球 被安打5 四球0 三振6 失点0
エナジック
井手真悟 6回 81球 被安打5 四球2 三振5 失点4
山下星也(都城東 10年目) 1回 10球 被安打0 四球0 三振0 失点0
野原陽介(宜野湾-旭川大-JPアセット証券 4年目) 1回 12球 被安打0 四球0 三振0 失点0
仲地玖礼(嘉手納-沖縄大 3年目) 1回 24球 被安打0 四球0 三振1 失点0
(出場選手)
ヤマハ
3秋利(4)→5 4永濱(7) 7矢幡(1) 9網谷(5) 5藤岡(3)→H笠松(33)→3 D大本(22) 6相羽(10) 2高坏(9) 8中田(24)
エナジック
8西表(23) 7古堅(25) 5田尾(33) 3福元(5) D宮城(1) 9田中(4) 4照屋(6) 2佐久田(22) 6大城旭(26)
(試合経過)
1回表、無死1,3塁から3番矢幡のゲッツー崩れの間に1点。ヤマハが先制。1-0
2回表、2死1塁から8番高坏のタイムリー2ベース。2-0
6回表、2死2,3塁から4番網谷が2点タイムリー。4-0
7回表、ピッチャー交代、山下。
8回表、ピッチャー交代、野原。
9回表、ピッチャー交代、仲地。
ヤマハの九谷が完封勝利を収めました。
短評
ヤマハがチャンスを確実に活かして快勝。ヤマハはランナーを出したのが3イニングのみ。(1回2回6回)そこですべて点を上げていくという超効率のいい戦いで点を取っていきました。
九谷投手はテンポの良さでエナジック打線を翻弄。ピッチクロックによるテンポアップもプラスに働いたのでは、と感じるくらいのリズムの良さでした。コーチ兼任から1年で外れて現役続行。頼りになるベテランは今年も健在ですね。
ドラフト対象で注目される相羽選手、中田選手はノーヒット。相羽選手は動きの固さも見られました。注目される大事な1年。いい結果を出して秋を迎えたいですね。
エナジックは井手投手が好投。ボールに力がありましたし、三振も5つ奪う等、切れの良さもうかがえました。2回、6回が2死からの失点。ここを防いで終盤勝負に持ち込みたかったですね。
仲地投手は中日の仲地投手のお兄さんとか。頑張ってほしいですね。
ピックアップ選手
ヤマハ 九谷 青孝 投手(南部-東京農業大 12年目)
テンポの速い投球で、相手打線を翻弄。130㎞に満たない球ですが、初見の相手には特に有効ですよね。ピッチクロックも味方にした印象でした。相手が考える時間が無いから余計にいいかもですね。
ヤマハ 秋利 雄佑 内野手(常葉菊川-カリフォルニア州立大-三菱重工名古屋 31歳)
1番1塁で出場。途中から3塁へ。2安打のマルチで2度ホームインを果たす。初回に2ベースはチームに勢いをもたらせました。
ヤマハ 網谷 圭将 外野手(千葉英和-横浜DeNA 8年目)
4番ライトで出場。6回に貴重な2点タイムリー。その前の打席でも鋭いライナーを放ち、好調さがうかがえます。
エナジック 井手 真悟 投手(御船 9年目)
6回4失点。ただ、点を取られたイニング以外はランナーを出していないんですよね。ボールに力があって、三振も5つと結構奪いました。
エナジック 佐久田 英高 捕手(首里-仙台大-てるクリニックー琉球BO-BC茨城 4年目)
8番捕手で出場。ヒット1本。好リード、好フィールディングでチームを引っ張りました。
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