南豊田病院-GTRニッセイ 観戦記(2023年国体軟式野球愛知県大会)

5月11日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、南豊田病院-GTRニッセイの観戦記です。
優勝候補の一角であるGTRニッセイが初戦をどう戦うか、南豊田病院がどんな試合を見せるかも注目して観戦しました。

南豊田病院
0000000|0 H3 E4
500012X|8 H6 E1
GTRニッセイ
(7回コールド)

南豊田病院
塩崎(14)、平井秀(3)、土本(17)-中野
GTRニッセイ
杉本(16)、辻(18)-森、大野

投手成績
南豊田病院
塩崎修平(近大高専 8年目) 1回 38球 被安打3 四球1 三振0 失点5(自責点0)

平井秀典 4回 53球 被安打2 四球1 三振1 失点1
土本雄介 1回 30球 被安打1 四球1 三振2 失点2(自責点0)

GTRニッセイ
杉本亮介 5回 70球 被安打2 四球1 三振2 失点0
辻寛人(育英-亜細亜大 2年目) 2回 44球 被安打1 四球2 三振4 失点0

(出場選手)
南豊田病院
9三浦(2) 7太田(8) D金井田(25) 3三ツ矢(42) 2中野(10) 6金澤(6) 4平井孝(5)→H湯本(1) 5小松(23)8古殿(12)→H前頭(45)
GTRニッセイ
7田中(12) 8原田(9) 4倉地(7) 9高木(13) 5大平(10) 3濱元(3) 6荒木(1)→H新中(23)→6鈴木(6) 2森(27)→2大野(22) D広瀬(8)

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番大平の投ゴロを弾いてタイムリーエラー。6番濱元の3ゴロゲッツー崩れの間に1点。2死1,3塁から7番荒木がタイムリー。8番森が2点タイムリー2ベース。この回GTRニッセイが5点。5-0
2回裏、ピッチャー交代、平井秀。
5回裏、1死2,3塁から5番大平が犠牲フライ。6-0
6回表、ピッチャー交代、辻。1死からヒット、エラー、四球で1死満塁とするも4番5番が倒れ0点。
6回裏、ピッチャー交代、土本。1死満塁から2番原田が押し出し四球。更にタイムリーエラーで1点。2点を追加。8-0
GTRニッセイがコールドで勝ちました。

短評

初回、もっと言うと1回裏、1死満塁で5番大平選手のピッチャーへの弾んだ打球をピッチャーが取り損ねて1点入ってしまったプレーがかなり痛かったですね。もしピッチャーが取っていればホームゲッツーで終わっていたかもしれない当たりだったので・・・。
そこからの4点、計5点で試合が決まった形になってしまいました。
GTRニッセイは中軸、4番高木選手、6番濱元選手がちょっと当たっていない感じでしたが、下位打線、荒木選手、森選手がカバーをしていました。チームとしては状態は悪くないと思うので、2回戦の和合病院戦に活かしたいですね。
先発の杉本投手は安定感があり、5回無失点。辻投手はやや不安定でしたが、それでも0点に抑えたことをプラスにしたいですね。
南豊田病院は2回から2番手の石川秀投手が登板。4イニングを1失点に抑えて試合を作りました。4回、6回にチャンスがあったので、ここで1点でも取りたかったですね。

ピックアップ選手

南豊田病院 平井 秀典 投手

2回からマウンドに上がり、GTRニッセイ打線を4イニングで2安打1失点に抑える好投を見せました。120km前半くらいの球威ですが、上手くボールを動かして打たせて取っていた印象です。

南豊田病院 三浦 卓治 外野手(新居浜東-愛産大 13年目)

1番ライトで出場。辻投手からきれいなライト前ヒットを放ち、四球とショートライナーでタイミングは一番合っていました。

GTRニッセイ 荒木 勇作 内野手(石見智翠館-日本大 4年目)

7番ショートで出場。初回に2死1,3塁からタイムリーでつなぎ、これを含めて2打数2安打。グッと試合を楽にしました。

GTRニッセイ 杉本 亮介 投手(常葉大橘-日本大)

先発して5回を2安打ピッチング。ヒットらしいヒットも無く、好投が光りました。MAX136kmで130km台の球威で押していました。

GTRニッセイ 森 祐輔 捕手(東邦-愛知東邦大-ジェイプロジェクト 7年目)

8番捕手で出場。初回に2点タイムリー2ベースを放ち、ほぼ試合を決めた形に。5回から新加入の大野捕手にマスクを譲りましたが、頼れる選手なのは間違いないですね。

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