四日市大-永和商事ウイング 観戦記(三重県知事杯争奪社会人・大学野球選手権大会)
8月2日にホンダアクティブランドで行われた四日市大-永和商事ウイングの観戦記です。
四日市大
000000000|0 H5 E0
00000300X|3 H3 E0
永和商事ウイング
四日市大
角井、吉村-伊藤
永和商事ウイング
小川-加藤
投手成績
四日市大
角井 5回2/3 86球 被安打2 四死球5 三振2 失点3
吉村 2回1/3 32球 被安打1 四球1 三振1 失点0
永和商事ウイング
小川 9回 89球 被安打5 四球0 三振5 失点0
四日市大
8村川 6堀口→H中田 D渡邉→H川合 2伊藤→R川東 5横井 7中村 9西野 3奥田 4加藤
永和商事ウイング
8渡邉 D藪→H二神 9築地 6松本→7 5野口 3山本→6西田 7中尾→3 4坂本 2加藤
(試合経過)
6回裏、1死1,2塁からダブルスチールを仕掛けるも3塁アウトに。ここから連続四球で満塁となり、4番松本が走者一掃の3点タイムリー3ベース。永和商事ウイングが3点先制。
そのまま永和商事ウイングが逃げ切りました。
四日市大は小川投手のストライク先行、テンポのいいピッチングを最後まで崩すことが出来ず。内野ゴロが多かった。
先頭バッターを出したのが初回の1回だけ。送って1死2塁の形を作ったので結果的には初回に何とかしたかった形でしたね。
好球必打を実行していましたが、得てして早打ちになってしまいます。リードされてからは何とか粘るなどの幅を見せたいところ。
角井投手は5回までノーヒットピッチング。ただ6回には疲れが出て四球を続けてしまいました。ここまで良かっただけに交代期は難しかったですね。
永和商事ウイングは1チャンスを活かした形。そこまではチャンスらしいチャンスも無かったですし、打った松本選手はさすがでした。
小川投手は無四球でしたので危なげなかった。完封は大学生相手とはいえ見事ですし89球という球数の少なさは自信になりますね。
ピックアップ選手
四日市大 角井 洸太 投手(小松大谷、3年)
5回までノーヒットピッチング。ストライク先行で安定したピッチングでした。6回に疲れが来たところで踏ん張りたかったですが・・・。この経験をリーグ戦に活かしたいですね。
四日市大 加藤 楓 内野手(武庫荘総合、3年)
9番2塁スタメンでチーム唯一のマルチ。逆方向に打つバッティングが光りました。
永和商事ウイング松本敏和内野手(山陽高校-広島経済大、6年目)
この試合の決勝打を放ちました。さすが4番。守備もショートから外野に回る器用な選手。永和商事ウイングの最後の年を打で引っ張ります。
永和商事ウイング小川穂高投手(南部高龍神分校-関メディベースボール学院、4年目)
右のサイドハンドからテンポよく投げて打たせて取っていきました。89球での完封はなかなか出来ない芸当ですね。無四球も見事でした。