和合病院-ニデック 観戦記(2022年国体軟式野球愛知大会)

5月26日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた国体軟式野球愛知大会決勝戦、和合病院-ニデックの観戦記です。
雨が途中までかなり降ったり止んだりを繰り返す中での試合でした。

和合病院
100000010|2 H6 E1
000000000|0 H5 E0
ニデック

和合病院
山口(21)、水野(14)-山田
ニデック
三浦(21)、堀田(11)、中西(20)-水谷

投手成績
和合病院
山口直人 7回 94球 被安打2 四死球2 三振4 失点0
水野駿也(愛産大工-東海学園大 9年目) 2回 27球 被安打3 四球0 三振0 失点0

ニデック
三浦浩太郎 6回2/3 94球 被安打4 四球2 三振3 失点1
堀田竜也(常葉菊川-専修大 5年目) 1回1/3 26球 被安打1 四球1 三振2 失点1

中西俊晴(岐阜工-中部大 16年目) 1回 9球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
和合病院
5青木(1) 9丸山(4) 2山田(23) 7前田(13) 3池田(5) 6柘植(7) 8小野(3)→H吉田(25)→8斉藤(6) 4上池(9) 1山口(21)→1水野(14)
ニデック
9白石(24) 7寺嶋(3) 6越智(10) 2水谷(23) 8山崎(8) 5泉(2) 4山下(22) 3高木(27) 1三浦(21)→1堀田(11)→H房野(6)→1中西(20)

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番前田がタイムリー。和合病院が先制。1-0
7回表、2死1,2塁でピッチャー交代、堀田。
8回表、先頭の青木がライトへソロホームラン。2-0
9回裏、2番寺嶋、3番越智の連打で無死1,2塁。4番水谷の投ゴロをファンブルしてエラー。無死満塁。5番山崎は遊飛。6番泉は3ゴロホーム封殺、7番山下は痛烈なピッチャーライナーでしたが、ピッチャーの水野が好捕し試合終了。
和合病院が国体の愛知大会優勝を飾りました。

総評

和合病院が初回に4番前田のタイムリーで幸先よく先制。そのリードを山口投手がしっかりと抑えていきます。
中盤までは結構雨が強く降ったりして投げにくい状況だったのですが、お互いの投手が落ち着いた投球で好投。試合は膠着していきます。
7回の表に、2死1,2塁でニデックは堀田投手にスイッチ。ここを抑えると、7回裏にニデックは2死1,2塁のチャンスが来ますが得点できず。
8回表に青木選手に一発が飛び出して、勝敗が決まったと思ったのですが、9回裏に最後の山が。
連打にエラーが絡んで無死満塁。しかしここでも水野投手が冷静でした。上手く打ち取って和合病院の優勝となりました。
とにかくピンチでもあわてない、普段通りのプレーができるところが和合病院の強さですね。そしてやるべきことをきっちりとやりきる。国体の本戦に出るには東海大会を突破する必要。何とか本大会に出てほしいですね。
ニデックは我慢しながら勝機を待つ試合。雨の中でもミスなく試合を進めていました。
9回裏は1点差だったらまた違ったのでしょうが、2点となるとやっぱり打つしかなくなります。最後の山下選手の痛烈な打球が少しでもずれていたら・・・。惜しい試合でした。

県内では圧倒的な強さを見せる和合病院ですが、それでも優勝はやっぱりうれしいですよね。そういう姿が見れて良かったです。

ピックアップ選手

和合病院 前田 直人 外野手(同朋-同朋大 11年目)

4番レフトで出場。先制タイムリーを含む2安打、1四球とさすがの打撃を見せました。

和合病院 青木 颯 内野手(柏木学園-鶴見大-群馬DP-神奈川FD 27歳)

1番サードで出場。初回は四球からタイムリーで生還。8回には値千金のホームランをライトへ叩き込みました。かなり大きな当たりで文句なしの一発でした。

和合病院 山口 直人 投手(享栄-愛知大 38歳)

雨で投げにくい中でも7回を2安打無失点ピッチング。7回はかなり粘られて苦しいところでしたが、何とか抑えて水野投手にバトンを渡す形に。さすがエースという内容でしたね。

ニデック 寺嶋 宗哉 外野手(関西-愛知大 9年目)

2番レフトで出場。2安打のマルチ。最終回は先頭でヒットを放ちあと一歩まで追いつめる展開を作りました。

ニデック 山下 大輝 内野手(豊川-中部大 1年目)

7番セカンドで出場。8回にヒットで出塁。9回の最後の打球は本当に惜しかった。

ニデック 三浦 浩太郎 投手(三重-法政大 6年目)

初回に1点は失ったものの2回以降は安定した投球。雨で投げにくいところでもしっかりと抑え込んでいました。

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