吉良-科技高豊田 観戦記(2023年春季西三河地区1次予選)

3月27日に刈谷球場で行われた第1試合、吉良-科技高豊田の観戦記です。
勝った方が2次に進める大事な試合。科技高豊田の若林捕手が見たくて足を運びました。

吉良
01000|1 H4 E4
5054X|14 H12 E0
科技高豊田
(5回コールド)

吉良
内藤(11)、外山(10)-山崎
科技高豊田
菅田(20)、小峰(18)、佐伯-若林

投手成績
吉良
内藤朝陽 2回0/3 61球 被安打6 四死球3 三振3 失点10(自責点8)
外山泰良(2年) 2回 37球 被安打6 四球0 三振1 失点4(自責点0)

科技高豊田
菅田翔太 4回 46球 被安打4 四球1 三振4 失点1
小峰歩(3年) 2/3 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0

才木稜太(2年) 1/3 13球 被安打0 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
吉良
8谷 2山崎 4杉山 6倉地 9大山→3 1内藤(11)→9 5三宅 3高津→1外山(10) 7杉浦
科技高豊田
8西村 4尾嶋→4志自岐 3松井(1) 5榊原 2若林 6武田 7石川→1小峰(18)→1才木 9柘植→7 1菅田(20)→9

(試合経過)
1回裏、無死1,2塁から3番松井が2点タイムリー2ベース。無死1,2塁から5番若林が変化球を捉えてライトへ3ランホームラン。科技高豊田が初回に5点を先制。5-0
2回表、無死3塁から5番大山がタイムリー。5-1
3回裏、無死1,2塁から6番武田の犠打がエラーとなり2者生還。更に無死満塁となったところでピッチャー交代、外山。9番菅田がタイムリー。1死満塁から2番尾嶋が2点タイムリー。この回5点。10-1
4回裏、1死満塁から8番柘植が2点タイムリー2ベース。2死2塁から9番菅田がタイムリー2ベース。1番西村がタイムリー。14-1
5回表、ピッチャー交代、小峰。2死でピッチャー交代、才木。
科技高豊田が大勝。2次トーナメント進出を決めました。

短評

科技高豊田が大勝。
吉良の先発、内藤投手は130㎞を超える球を投げていて、かなりの好投手。ただ、ちょっとボールが高かったのと、科技高豊田にとっては合わせやすい球速帯だったようで、大量失点となってしまいました。自分のバント処理のエラーが1回、3回には絡んでいて、ミスでピンチを拡大したのは反省点ですね。
科技高豊田の若林捕手を注目していて、この試合を見に行ったのですが、いきなり最初の打席で3ランホームラン。これに内野安打、逆方向へのシングルヒットを合わせて3打数3安打とさすがの活躍でした。盗塁阻止もありましたし、やはり好選手ですね。
打線も振れていましたし、県大会をつかめるか、この後も注目です。
吉良は中軸の3,4,5番にヒット。投手力も含めて力はありそうなチームでした。夏までに反省点を踏まえてパワーアップしていってほしいですね。

ピックアップ選手

吉良 大山 雄基 外野手(3年)

5番ライトで出場。途中から1塁。タイムリーを含む2打数2安打と活躍。昨年夏はエースとしてマウンドに上がっていました。

吉良 内藤 朝陽 投手(3年)

先発して3回途中で降板。MAXは131㎞をマークして、なかなかいいボールを投げていました。少し浮いた球を捉えられていたので、夏までに修正していきたいですね。

吉良 倉地 穣巳 内野手(3年)

4番ショートで出場。2回に先頭で3塁打を放ち、1点につなげました。

科技高豊田 若林 徹太 捕手(3年)

5番捕手で出場。3ランは少し浮いた変化球を見事に捉えてライトスタンドに。第3打席は追い込まれてから逆方向に打つなど打撃技術が光りました。盗塁も企画1でしっかりと刺す等、能力の高さが光る選手です。

科技高豊田 菅田 翔太 投手(3年)

先発して4回を4安打1失点。スライダーがかなり横に鋭く曲がります。MAXは127㎞。

科技高豊田 西村 颯汰 外野手(3年)

1番センターで出場。2安打のマルチ。センター返しの打撃が光りました。

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