渥美農-豊橋中央 観戦記(2022年東三河地区1次予選)

3月23日に蒲郡球場で行われた第2試合、渥美農-豊橋中央の観戦記です。
県大会常連校同士の対戦。期待通りの接戦となりました。

渥美農
100002100|4 H11 E2
00012110X|5 H12 E2
豊橋中央

渥美農
西山(10)、若松(15)、河野(1)-河合大
豊橋中央
鈴木(9)、足立(8)、星野(10)、内田(1)-都築

投手成績
渥美農
西山ゆうき(2年) 4回 62球 被安打6 死球1 三振0 失点1

若松大雅(2年) 1回 29球 被安打3 四球1 三振0 失点2

河野(3年) 3回 48球 被安打3 四球0 三振1 失点2(自責点1)

豊橋中央
鈴木教太(3年) 3回 33球 被安打1 四球1 三振3 失点1

足立天宏(2年) 2回1/3 66球 被安打6 四球3 三振3 失点2(自責点1)

星野太要(3年) 1回2/3 33球 被安打4 死球1 三振3 失点1

内田博琉 2回 34球 被安打0 四死球2 三振2 失点0

(出場選手)
渥美農
2河合大 3加藤 6渥美 9亀澤 7河合弘 4田中 8伊藤 5松井 1西山(10)→H原田(17)→1若松(15)→1河野(1)
豊橋中央
8足立→1→8 6齋藤 3稲垣 4布施 1鈴木(9)→9 2都築 7小川 9溝端(19)→8→1星野(10)→H佐脇(13)→R羽根渕→1内田(1) 5玉田

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から牽制エラーでランナー生還。渥美農が先制。1-0
4回裏、先頭の7番小川がソロホームラン。1-1の同点に。
5回裏、1死3塁から5番鈴木の犠牲フライ。更に2死1,2塁から8番星野がタイムリー。豊橋中央が勝ち越し。3-1
6回表、1死2,3塁から8番松井がタイムリー。更に1死1,3塁から1塁ランナーがスタート。キャッチャーの2塁送球が逸れる間に3塁ランナーが生還。3-3。1死1,2塁でピッチャー交代、星野。
6回裏、無死3塁から2番齋藤の3ゴロで3塁ランナーの足立は一旦ストップをするも、送球と同時にスタートを切ってホームを陥れる好走塁。4-3と豊橋中央が再び勝ち越し。
7回表、無死3塁から6番田中がタイムリー。4-4。尚も1死満塁まで行くも9番若松、1番河合大が倒れ同点止まり。
7回裏、1死3塁から代打佐脇がタイムリー2ベース。豊橋中央が三度勝ち越し。5-4
豊橋中央が競り勝ちました。

総評

渥美農とすれば、5回、6回、7回と2死満塁があり、あと1本が出ず。特に7回は同点に追いついて尚も1死満塁でしたから・・・。ここを抑えられたことで勝機が逃げた印象でした。
あと、5回表も2死2塁から2番加藤のヒットで2塁ランナーがホームを付けそうなところだったのですが、自重して得点ならず。外野がジャッグルしたのもあったのですが、2死でしたし回すタイミングだったのでもったいなかった。こういうチャンスを活かすプレーというのを夏までにつめていってほしいですね。
目立つ選手はそんなにいない印象ですが、まんべんなくヒットが出てチャンスを作る。レベルの高さを感じるチームでした。
豊橋中央は競り合いに持ち込まれて苦しい試合でした。それでも5回以降は長打が出て、それを得点につなげてリードする。裏の攻撃というのも良かったですよね。
最後はエースの内田投手が気迫の投球でMAX130㎞をマークし抑えて勝利。例年に比べるとやや投手力が落ちる印象もありますが、この日のように上手くつないで勝っていくのは得意ですよね。
1番の足立選手がいい選手だな、と感じました。新2年生ですし今後が楽しみです。

ピックアップ選手

渥美農 田中 大夢 内野手(3年)

6番セカンドで出場し2安打のマルチ。7回には貴重な同点タイムリーを放ちました。セカンドで好守備もありました。

渥美農 松井 紳 内野手(3年)

8番サードで出場。2安打とこちらもマルチ。盗塁も1つ決める等、スピードもありました。

渥美農 河合 大地 捕手(3年)

1番捕手で出場。初回に3ベースを放ち先制点につなげました。3人の投手陣をリードして、豊橋中央打線のあと一本を防いで接戦に持ち込みました。

豊橋中央 小川 遼真 外野手(3年)

4回には同点となるホームラン。これを含む3安打をマーク。強く振れるスイングが光ります。

豊橋中央 内田 博琉 投手(3年)

エースとして8回に登板。2回で3奪三振。MAX130㎞でした。大小のスライダーが持ち味ですね。

豊橋中央 布施 維馬 内野手(3年)

4番セカンドで出場。3ベース2本を含む3安打をマーク。好走塁もあり、能力の高さを感じる選手。

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