東邦ガスーJR東海 観戦記(2022年JABA愛知県野球連盟会長杯)

11月15日に空見球場で行われた愛知県野球連盟会長杯の準決勝、東邦ガス-JR東海の観戦記です。

東邦ガス
010020000|3 H7 E0
000100001|2 H8 E0
JR東海

東邦ガス
吐前(29)、栁川(14)、加藤(16)-氷見
JR東海
古田(13)、増子(15)-須永

投手成績
東邦ガス
吐前拓哉(至学館-東海学園大 5年目) 5回 65球 被安打5 四球0 三振2 失点1

栁川優太 2回 26球 被安打0 四球0 三振1 失点0
加藤竜馬 2回 27球 被安打3 四球0 三振1 失点1

JR東海
古田尚平(名古屋-中京大 6年目) 5回 95球 被安打7 四球3 三振4 失点3

増子大海 4回 42球 被安打0 死球1 三振0 失点0

(出場選手)
東邦ガス
8大木(24) 4飯田(35) D虎谷(5) 3若林(6)→3柴田(9) 6高垣(10) 7比嘉(1) 5宮下(8) 9新村(23) 2氷見(2)
JR東海
4吉田有(4) 6佐々木(6) 5平野(7) 9三村(8) D伊藤(10) 3石井(3) 7布施(2) 8藤井(31) 2須永(23)

(試合経過)
2回表、1死1,2塁から9番氷見がタイムリー。東邦ガスが先制。1-0
4回裏、2死1,2塁から5番伊藤がタイムリー。1-1
5回表、1死2塁から4番若林が2ランホームラン。東邦ガスが勝ち越し。3-1
6回表、ピッチャー交代、増子。
6回裏、ピッチャー交代、栁川。
8回裏、ピッチャー交代、加藤。
9回裏、2死から5番伊藤がまっすぐを合わせてライトポール際に運ぶホームラン。3-2
東邦ガスが逃げ切って決勝進出。

総評

東邦ガスの若林選手が決勝ホームラン。
今年1年間通して当たってなかった印象が強かった若林選手がこの日スタメンで第3打席に一発。久々にらしい当たりを見せてもらいました。
東邦ガスが1年間、苦戦が多かった要因の一つが4番の不調。来年は本来の打棒で東邦ガス打線を引っ張ってほしいものです。
投げる方では2番手の柳川投手の好投が光りました。サイドハンドが板についてきた印象。対左だけじゃない部分も期待したいですね。
来年ドラフト候補になりそうな加藤投手が連投で登板。2回を投げてホームランの1失点。151㎞の計時もありました。変化球との球速差が大きいので、落ちる球がほしいですね。
JR東海はDHで出場の伊藤選手が2打点。ホームランは合わせただけという感じでしたが、やはり飛ばす力はあるな、と感じました。
6回から登板の増子投手が切れのある球で打ち取り、4回をノーヒットピッチング。来年に向けて期待が持てそうな投球でした。

ピックアップ選手

東邦ガス 若林 俊充 内野手(日体荏原-日体大 7年目)

5回に豪快な一発。久々に見た印象でした。今年は1年間、不調が続いていたので、最後の大会でのホームランを来年の飛躍につなげてほしいですね。やはり4番が打たないとチームは苦しいですから。

東邦ガス 氷見 泰介 捕手(豊川-明治大 4年目)

9番捕手で出場。先制タイムリーを含む2安打のマルチ。やはり正捕手としての存在感が素晴らしいですね。

東邦ガス 栁川 優太 投手(大垣日大-中京学院大 6年目)

6回からマウンドに上がり2回をパーフェクト。サイドハンドでボールに切れが出てきた印象があります。来年が楽しみです。

東邦ガス 加藤 竜馬 投手(大阪偕成-亜細亜大 1年目)

前日はまっすぐのみの登板でしたが、この日は変化球も。カーブ、スライダーを投げていました。もう少し速い変化も欲しいかな、という感じ。落ちる三振が取れる球種の習得を。

JR東海 伊藤 寛士 内野手(中京大中京-法政大 3年目)

ホームランを含む2安打で2打点。どちらも逆方向の打球でした。当たれば飛ぶというのをホームランで証明。もっと引っ張ってもいいかな、とも思います。

JR東海 増子 大海 投手(都紅葉川-中央学院大 3年目)

6回からマウンドに上がり、4回をノーヒット。死球1つに抑えました。フライアウトが多く、手元で切れていた印象です。これくらい投げられれば来年戦力となってきそう。

JR東海 吉田 有輝 内野手(履正社-明治大 4年目)

1番セカンドで出場。2安打のマルチ。今年1年、ずっと安定して良かった印象です。

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