NTT東日本-ヤマハ 観戦記(2021年社会人野球日本選手権)
6月29日にほっともっとフィールド神戸で行われた第1試合、NTT東日本-ヤマハの観戦記です。
東海勢のヤマハの戦いに注目して観戦しました。
NTT東日本
200000010|3 H6 E1
000100001|2 H10 E2
ヤマハ
NTT東日本
上出、大竹-保坂
ヤマハ
清水、九谷、佐藤、波多野-高坏、東
投手成績
NTT東日本
上出 拓真(20) 8回 138球 被安打8 四死球2 三振6 失点1
大竹 飛鳥(12) 1回 21球 被安打2 四球0 三振1 失点1
ヤマハ
清水 蓮(11) 4回 69球 被安打4 四球2 三振0 失点2
九谷 青孝(13) 3回 44球 被安打0 死球1 三振2 失点0
佐藤 廉(14) 1回 13球 被安打2 四球0 三振0 失点1
波多野 陽介(21) 1回 10球 被安打0 四球0 三振0 失点0
(出場選手)
NTT東日本
4下川(1)→3 9火ノ浦(4) D桝澤(25) 8向山(8) 5中村(9) 7嘉納(10)→H長澤(33)→7 3内山(3)→4丸山(0) 2保坂(29) 7上川畑(6)
ヤマハ
6永濱(7)→H大本(22)→R野澤(23)→6相羽(10)→H藤岡(3) 4秋利(4) 5青柳(6) 8前野(25) 9網谷(5) 7矢幡(1) 3笠松(33) D川邉(8) 2高坏(9)→H鈴木(0)→2東(27)→H萩原(24)→R古川(26)
(試合経過)
1回表、無死1,2塁からダブルスチール成功。無死2,3塁から3番桝澤の遊ゴロの間に1点。尚も1死3塁から4番向山のタイムリー。NTT東日本が2点先制。
4回裏、2死2塁から7番笠松がタイムリー。2-1
8回表、1死から4番向山がソロホームラン。3-1
9回裏、1死1,3塁から代打萩原の2ゴロをエラー。3塁ランナーホームイン。尚も1死1,2塁のチャンスでしたが、代打藤岡、2番秋利が倒れ試合終了。
NTT東日本が2回戦進出。
総評
NTT東日本が競り勝ちました。
NTT東日本は初回にヤマハの清水投手を攻めて2点を先制。大舞台での経験が少ない清水投手の立ち上がりをきっちり攻めて点を取るあたりがさすが。
そして守りが固かった。ピンチは何度かあったのですが、要所で好プレー。ヤマハの攻撃をしっかりとしのぎました。
逆にヤマハはちょこちょこミスが出ていた。直接失点にはつながっていないのですが、やはり土壇場での球運が味方しないんですよね。最後の当たりも悪くなかったのですが、相手の守備が上回っていました。
ヤマハの投手陣では九谷投手の好調さが光りました。清水投手は立ち上がり。こういう経験をしていなかっただけに仕方ないですよね・・・。これを秋に活かしたい。
NTT東日本は4番向山選手がまさに4番という仕事を果たしました。
ピックアップ選手
NTT東日本 向山 基生 外野手(法政二-法政大 3年目)
4番センターで出場し、初回にタイムリー。8回にはリードを広げるホームランとしっかりと4番の仕事を果たす活躍。
NTT東日本 下川 知弥 内野手(筑陽学園-駒澤大 7年目)
初回にいきなり初球を叩いて2ベース。ヤマハの清水投手の出鼻をくじき、初回の得点につなげました。
NTT東日本 上出 拓真 投手(札幌第一-國學院大 1年目)
両手を大きく広げて投げるフォームが特徴。140km中盤出ていたようですね。
ランナーを出しながらも要所でゴロを打たせる投球が光りました。
ヤマハ 九谷 青孝 投手(南部-東京農業大 10年目)
大きく両手を広げるフラミンゴ投法。今年はボールに切れが戻って相手にいい当たりを打たせない投球が出来ています。長いイニングを投げられるようになっているのも特徴。
ヤマハ 矢幡 勇人 外野手(相洋-専修大 9年目)
3安打を放ち、2度ホームに返ってきました。チャンスでの打席があれば・・・。
ヤマハ 笠松 悠哉 内野手(大阪桐蔭-立教大 4年目)
4回にタイムリーを放ち、打点を上げる。9回に無死1塁で何とかしたかった。(三振)
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