半田商-愛工大名電 観戦記(2022年高校野球選手権愛知大会)

7月17日に小牧球場で行われた第1試合、半田商-愛工大名電の観戦記です。
雨で開始が2時間30分遅れました。
愛工大名電は初戦でエースの有馬投手が先発。みれて良かったです。

半田商
00000|0 H1 E0
0442X|10 H9 E0
愛工大名電
(5回コールド)

半田商
加藤(1)、岳野(12)-野元
愛工大名電
有馬(1)、石島(20)、岩瀬(11)-藤山

投手成績
半田商
加藤昇斗 3回 65球 被安打7 四球5 三振0 失点8
岳野夢叶(1年) 1回 25球 被安打2 四球2 三振1 失点2

愛工大名電
有馬伽久 3回 31球 被安打1 四球0 三振3 失点0
石島健(1年) 1回 13球 被安打0 四球0 三振0 失点0

岩瀬法樹(3年) 1回 9球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
半田商
6馬場(5) 4山下 7野田 3田中 2野元 1加藤→1岳野(12) 9森 8中山 5大宅(10)
愛工大名電
8加藤 7石見→1石島(20)→1岩瀬(11) 6伊藤 3山田 1有馬→9 4市橋→4金森(16) 9美濃→7 2藤山 5大森→5石村(15)

(試合経過)
2回裏、無死2塁から5番有馬がタイムリー。6番市橋がタイムリー2ベース。無死2,3塁から8番藤山がタイムリー2ベース。無死2,3塁から9番大森の2ゴロの間に1点。この回4点。4-0
3回裏、無死1塁から4番山田が2ランホームラン。更に無死1塁から6番市橋がタイムリー3ベース。7番美濃の2ゴロの間に1点。8-0
4回裏、1死から4番山田が2打席連続ホームラン。更に2死2塁から7番美濃がタイムリー2ベース。10-0
愛工大名電が5回コールドで勝ちました。

総評

半田商は初めて見ましたが、決して上手とは言えないまでも、自分たちのできるプレーをしっかりとこなすこと、アウトを一つ一つ丁寧に取ることを徹底していて、見ていて気持ちのいいチームでした。
そして4回にはキャッチャーがそこまで4度走られていたところを5度目に刺す。3回には強いゴロを9番大宅選手が打ってヒットになる。2回には無死2,3塁から2ゴロで1点は取られたものの、挟殺プレーも成功させてゲッツーを成立させるなど、いいプレーも見せてくれました。
何よりノーエラーは誇っていいかな、と思います。
投げた2人は2年生(加藤投手)と1年生(岳野投手)。秋からもこの経験を活かしてほしいですね。
愛工大名電は初戦をいい形で勝ちました。
有馬投手はMAX144㎞をマークし、格の違いを見せる。1年生の石島投手も登板するなど、しっかりと経験させる。
4番の山田選手は2本のホームランを放つ等、力を見せる。
最後は岩瀬投手が締めて、5回できっちり勝ったのは良かったです。
まずは余力を残してベスト8に残ること。これが大事ですよね。次もいい形で勝って勢いに乗っていきたいですね。

ピックアップ選手

半田商 大宅 隼人 内野手(3年)

3回にチーム唯一のヒットを放ちました。有馬投手からヒットを打ったというのはいい思い出になりそうです。

半田商 加藤 昇斗 投手(2年)

先発して初回は3者凡退。2回以降はコントロールに苦しみボール先行で苦しみました。いかにストライク先行が大事か。この経験を秋からに活かしてほしいですね。

愛工大名電 山田 空暉 内野手(3年)

4番1塁で出場し、2打席連続ホームランは見事でした。2本目は緩い変化球をしっかりととらえて左中間へ。緩い球を飛ばせる能力は非凡ですよね。

愛工大名電 有馬 伽久 投手(3年)

先発し3回を1安打無失点。MAXは144㎞でした。大体、130後半から140㎞くらいで推移。いい状態で大会に入れている印象です。
登板しているところを初めて見れました。将来的にはプロに入れる力はあると思うので、今後の成長も期待したいですね。

愛工大名電 市橋 昂士 内野手(3年)

6番セカンドで出場。2本の長打で2打点。勝負強さが光るバッターで6番にいるのは怖いですよね。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示