ニデックー大森石油 観戦記(2023年東海五県軟式野球愛知県大会)

3月7日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第3試合、ニデックー大森石油の観戦記です。
新春選抜リーグ戦では不振で下位に沈んだニデックが大森石油とどういう試合を見せるか注目して観戦しました。

ニデック
000000201|3 H6 E0
300000001|4 H7 E1
大森石油

ニデック
早矢仕(18)、三浦(21)-水谷
大森石油
長島(18)、原田(16)-熊谷

投手成績
ニデック
早矢仕飛希 6回 93球 被安打7 四球2 三振3 失点3
三浦浩太郎(三重-法政大 7年目) 2回2/3 44球 被安打0 四死球4 三振3 失点1

大森石油
長島啓太 6回 99球 被安打2 四死球7 三振2 失点0
原田宥希(大体大浪商-OBC高島-香川OG-BC福井 28歳) 3回 46球 被安打4 四球1 三振2 失点3

(出場選手)
ニデック
7杉本(12) 8泉(2) 5加藤(5) 2水谷(23) 6越智(10) 4房野(6) 9山下(22) 3高木(27) 1早矢仕(18)→D
大森石油
7松岡岳(3)→5 6財前(10) 4宝楽(1) 5石坂(7)→7松岡拓(25) D中村(2) 2熊谷(27) 3西野(9) 8樋口(13) 9高桑(6)

(試合経過)
1回裏、2死1,3塁から5番中村がタイムリー、6番熊谷が2点タイムリー3ベース。大森石油が3点を先制。3-0
7回表、ピッチャー交代、原田。1死3塁から2番加藤のタイムリー内野安打。更に2死2塁から5番越智のタイムリー。3-2
7回裏、ピッチャー交代、三浦。
9回表、1死2,3塁から4番水谷の2ゴロで3塁ランナーが生還。3-3。
9回裏、2死から死球をきっかけにコントロールを乱し、四球、死球で満塁に。2番財前に3-2から押し出し四球。大森石油がサヨナラ勝ちをおさめました。

総評

ニデックは新春選抜リーグ戦で序盤からブレーキがかかり、結局波に乗れないまま下位に沈んだ形。
この日もいきなり初回に3失点。一方攻撃陣も1回~3回まで毎回2人~3人ランナーを出すも得点が出来ず、苦しい流れに。
5回表には先頭バッターが出ながら、盗塁死、その後に2ベースが出る等、ちぐはぐさも出てしまいました。
それでもピッチャーが変わった7回に反撃。2点を返し、9回にも先頭の杉本選手のヒットから相手の野選もあってチャンスを広げ、内野ゴロで同点。意地を見せたのですが・・・。9回裏は三浦投手が2死から打者にかすった死球から崩れて押し出しで敗戦という形に。
かみ合わない時はこんなもの、という感じですね。4月以降は新人選手も入ってくるので、そこで立て直したいです。
大森石油は初回に上手く打線がつながって3点。ただ、その後はチャンスらしいチャンスを作れず。7回から原田投手で逃げ切りを図りましたが、そこで原田投手が捕まり、9回に追いつかれる苦しい流れ。それでも9回2死から粘って四球を選ぶなど、1点をもぎ取ってサヨナラ勝ちをおさめました。
こちらは新春選抜リーグ戦で終盤連勝した勢いを維持している印象ですね。次も新春出場チームと当たるので、勝ってベスト4進出を狙ってほしいです。

ピックアップ選手

ニデック 杉本 修太郎 外野手(東浦-中部大-カナフレックス 2年目)

1番レフトで出場。2安打のマルチでどちらもホームに帰ってきました。四球での出塁を含め1番としてしっかりと役割を果たす活躍。

ニデック 水谷 大貴 捕手(中京-愛知学泉大 3年目)

4番捕手で出場。2ベースヒットを放つ。9回には同点となる内野ゴロを放ち、しぶとく1点を上げました。

ニデック 早矢仕 飛希 投手(享栄-中部大 2年目)

初回に4安打で3点を失うも、2回以降は立ち直り6回まで3失点と踏ん張りました。9番で打席にも立ち、降板後はDHに入るいわゆる「大谷ルール」で出場。死球での出塁のみでしたが、なんにせよ初めて大谷ルール適用を生で見る機会を得ました。

大森石油 熊谷 駿介 捕手(生光学園-環太平洋大 2年目)

6番捕手で出場。2本のヒットがいずれも長打で2打点の活躍でした。ややコントロールに苦しむ投手陣を何とかリードして勝利に導きました。

大森石油 中村 太紀 内野手(愛工大名電-関東学院大 3年目)

5番DHで出場。初回に先制タイムリーを放ちました。

大森石油 長島 啓太 投手(中部大第一-中京学院大 4年目)

6回で7四死球と苦しみましたが、何とか無失点に抑え試合を作りました。要所で球威のある球でゴロを打たせて抑えました。

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