菊水化学工業-ニデック 観戦記(愛知県軟式野球新春選抜リーグ戦2024)

1月12日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、菊水化学工業-ニデックの観戦記です。
どちらも今年初観戦なので、新戦力に注目して観戦しました。

菊水化学工業
000001000|1 H8 E1
10000121X|5 H8 E2
ニデック

菊水化学工業
澤田(18)、石原(16)-小塚
ニデック
松橋(17)、春田(16)、早矢仕(18)-籾山

投手成績
菊水化学工業
澤田翔 7回 112球 被安打7 四死球2 三振4 失点4(自責点2)
石原敬(玉野光南-天理大 6年目) 1回 21球 被安打1 四球1 三振1 失点1

ニデック
松橋優 7回 80球 被安打5 死球1 三振1 失点1
春田優成(波佐見-日体大 5年目) 1回 21球 被安打1 四球0 三振1 失点0

早矢仕飛希(享栄-中部大 3年目) 1回 14球 被安打2 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
菊水化学工業
6江川(6) 7田中(9) 8冨依(1) 2小塚(10) 3柳沼(4) D濱田(5)→H渡邉(7) 9伊藤(0) 4菱田(26) 5高木(3)
ニデック
8竹内(7) 9泉(2) 4加藤(5)→5 5土井(25)→4山下(22) 7杉本(12) 2籾山(24) 3水谷(23) 6越智(10) D房野(6)

(試合経過)
1回裏、2死3塁から4番土井のタイムリー。ニデックが先制。1-0
6回表、先頭の2番田中がソロホームラン。1-1の同点。
6回裏、無死2塁から2番泉がタイムリー。ニデックが勝ち越し。2-1
7回裏、2死1,3塁から2番泉が右中間を破る2点タイムリー2ベース。4-1
8回裏、ピッチャー交代、石原。1死1塁から6番籾山がタイムリー2ベース。5-1
ニデックが快勝。

総評

ニデックが終盤突き放して快勝。
1回裏に4番に座るルーキーの土井選手がタイムリーを放ち先制。6回表にホームランで追いつかれるも、すぐさま先頭の1番竹内選手が2ベース。ここでバントかと思いきや、2番の泉選手に打たせてこれがライト前に落ちるタイムリー。積極策が功を制し、8回にはエラーで広がったチャンスでまたも泉選手が2点タイムリーを放ち、試合を決めました。
投げては松橋投手がサイドから120km中盤のまっすぐとスライダーでテンポよく打たせてとり7回を1失点と好投。春田投手、早矢仕投手とつないで抑えきりました。
菊水化学工業は澤田投手が初回に1点を失った後は粘って抑えるも、打線がなかなか機能せず。6回表にルーキーの田中選手の一発の1点に留まりました。その後、澤田投手が捕まり敗戦。
5回表にエラー、死球でもらった無死1,2塁からのバント失敗ゲッツーが痛かった。
これで2敗1分と序盤につまずく形になってしまいました。

ピックアップ選手

菊水化学工業 田中 永桜 外野手(享栄-愛知東邦大 1年目)

2番レフトで出場。大学時代には今年のドラフト候補、愛工大の中村投手からホームランを放っていました。6回のホームランは完璧な当たり。打線の起爆剤になってほしいですね。

菊水化学工業 栁沼 良丞 内野手(誠信 5年目)

5番1塁で出場。2安打のマルチ。いい当たりが多く、状態が良さそうでした。

菊水化学工業 澤田 翔 投手(津商-星城 3年目)

常時130kmをマークする球威が特徴。MAXは136km。中盤以降粘れなかった。

ニデック 松橋 優 投手(桜丘-愛産大 4年目)

右のサイドハンド。球威はそんなにないが、テンポよく打たせて取る投球で試合を作る。5回まで51球と球数も少なかった。

ニデック 泉 宏武 外野手(箕島-東北福祉大 6年目)

2番ライトで出場。タイムリー2本で3打点。4点に絡む活躍で打線を引っ張りました。

ニデック 土井 拓海 内野手(三重-中京大 1年目)

ルーキーで4番に座る。初回にタイムリー。4回には3ベースと活躍が目立ちました。守備で送球が怪しく、そこは課題。

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