11月6日にダイムスタジアム伊勢で行われた第2試合、JR東日本－東邦ガスの観戦記です。
東邦ガスのエース辻本投手が先発。どんなピッチングを見せてくれるか注目したのですが・・・。

JR東日本
１２１１６００｜１１　H14　E0
０００００００｜０　H5　E2
東邦ガス
（7回コールド）

JR東日本
臼井、山田、伊藤－渡辺、小藤
東邦ガス
辻本、吐前、笹川、屋宜－氷見、柴田

投手成績
JR東日本
臼井　4回　58球　被安打3　四球0　三振6　失点0
山田　1回　12球　被安打0　四球1　三振2　失点0
伊藤　2回　18球　被安打2　四球0　三振1　失点0

東邦ガス
辻本　4回　84球　被安打8　四死球3　三振0　失点5（自責点3）
吐前　1/3　11球　被安打2　四球0　三振0　失点2
笹川　2/3　22球　被安打3　四球2　三振1　失点4
屋宜　2回　24球　被安打1　四死球2　三振1　失点0

JR東日本
4杉崎→4吉沢 D地引→R山口 8佐藤→H金子→8 7菅田 2渡辺→H近森→2小藤 5小室 3丸子→6嘉数 9長谷川 6糸野→H大城→3
東邦ガス
8大島→H木村→8 6金田→H山中→5 9上内→H小林→9 3若林 5比嘉→6 7亀山→H新村 D水本 2氷見→H柴田→2 4飯田→H小野

（試合経過）
1回表、1死満塁から5番渡辺の犠牲フライ。JR東日本が先制。
2回表、2死満塁から3番佐藤が2点タイムリー。3－0
3回表、2死1，3塁から1番杉崎がタイムリー。4－0
4回表、1死1，3塁から6番小室が犠牲フライ。5－0
5回表、ピッチャー交代、吐前。1死から9番糸野がソロホームラン。1番杉崎に3ベース打たれたところでピッチャー交代、笹川。連続四球で1死満塁から4番菅田がタイムリー。代打近森が2点タイムリー。2死1，2塁から7番丸子が2点タイムリー2ベース。この回打者一巡で6点。11－0
5回裏、ピッチャー交代、山田。
6回表、ピッチャー交代、伊藤。
6回裏、ピッチャー交代、伊藤。
JR東日本がコールドで圧倒しました。

総評

東邦ガスの辻本投手が先発でしたが、スピードガンで140超えるのがやっとくらい。球威が無くJR東日本打線に捕まり踏ん張り切れませんでした。残り2週間ちょっとで何とか調整を上手くしてほしいところですが、不安が残る内容。1イニングでも0を作りたかったですね。
打線も散発5安打ではいかんともしがたい。屋宜投手が好調なのが唯一の好材料、という感じですね。
JR東日本の強さが目立ちました。4番がルーキーでピッチャー登録の菅田選手。どこまで本番を見据えた打順か分かりませんが、打線全員が何らかの仕事をして大量点。
投手陣も先発の補強の臼井投手が素晴らしい投球。阪神からドラフト2位指名を受けた伊藤投手も大量点の中登板し、力のあるところを見せてくれました。
とにかく強いな、という印象。調整も順調という感じですね。

ピックアップ選手

JR東日本 菅田 大介 外野手・投手（京都共栄学園－奈良学園大、22歳）

投手登録なのですが、4番レフトで出場、タイムリー1本、四球2つと活躍しました。 投手登録で4番打つのはすごいですね。どちらで行くのか注目です。

JR東日本 臼井 浩 投手（光明相模原－中央学院大－東京ガス、26歳）

素晴らしい球を投げていて、140km中盤のスピードもあり、東邦ガス打線も散発に抑えられました。これだけのピッチャーがいて東京予選、勝てないのか、と思ってしまうレベル。
本大会で大きな戦力となりそうですね。

JR東日本 伊藤 将司 投手（横浜－国際武道大、24歳）

阪神のドラフト2位の投手。出来れば見たいと思っていたので投げてくれてラッキー。フライアウトの多さが球威のある証拠ですかね。左で140km中盤のまっすぐはやはり素晴らしいです。

東邦ガス 屋宜 駿杜 投手（前原－九州共立大、25歳）

投手陣が総崩れの中、2回を無失点。2次予選から好調をキープしていますね。本大会でも貴重な戦力になりそうです。

東邦ガス 柴田 圭輝 捕手（東邦－法政大、26歳）

なかなか本来の強みであるバッティングで目立たず、氷見選手にマスクを譲るケースが多かったですが、この日は途中出場で伊藤投手からヒット。マスクを被った2回は相手を抑えましたし、本大会に向け復活のきっかけにしてほしい。