知立東-国府 観戦記(2021年春季全三河大会)

5月22日に刈谷球場で行われた知立東-国府の観戦記です。
春に県大会に進出し、1勝した知立東。愛産大三河にも食らいついていました。国府は秋に見ていて、春は見ていなかったので、成長しているかを楽しみに観戦しました。

知立東
000110010|3 H7 E0
000000001|1 H4 E3
国府

知立東
青山-岡部
国府
長谷川、中野、足立、前田-加藤

投手成績
知立東
青山(1) 9回 121球 被安打4 四球1 三振9 失点1

国府
長谷川(1) 6回 91球 被安打4 四球3 三振3 失点2(自責点1)
中野(11) 1回2/3 35球 被安打1 四死球5 三振0 失点1
足立(3) 1/3 11球 被安打0 四球1 三振1 失点0
前田(10) 1回 13球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
知立東
8佐藤 4中野 2岡部 3溝口 7山崎 5那須川 6山本 1青山 9野々村
国府
9林→H北川→9→9足立→1→9 5鈴木快 6早川 2加藤 7山本 8鈴木康 3武生 1長谷川→H松浦→1中野→9前田→1 4大場

(試合経過)
4回表、2死1,2塁から8番青山のタイムリー。知立東が先制。
5回表、1死2,3塁から4番溝口の2ゴロの間に1点。2-0
8回表、2死満塁でピッチャー交代、足立。4番溝口にフルカウントから押し出し四球。3-0
9回裏、2死3塁から3番早川のタイムリー内野安打。3-1
知立東が勝って準々決勝進出。

総評

知立東が常に押し気味に進めた試合。
4回、5回に1点ずつ取ってリードするも、毎回のように得点圏に進めながらあと1本が出ずに残塁が多く、リードしながらも嫌な展開。
ただ、そんな中、エースの青山投手が初回の先頭バッターに四球を出した以降は四球を出さず、相手に的を絞らせず、8回まで散発2安打。9回に1点は許すも4安打1失点と見事なピッチングで勝利に導きました。
守備の安定感も光りました。チャンスをどう活かすかは課題ですが、チャンスは作れているので、意識し過ぎずに1点を取るように集中してほしいですね。
国府はピンチで足立投手が投げましたが、その場面のみ。あまりたくさんは投げられない状況にあったかと思われます。
前田投手は2年生でなかなかのピッチング。夏までに成長して足立投手の負担を減らしてほしいですね。

ピックアップ選手

知立東 青山 湧生 投手(3年)

120km前半の球威ですが、やや特徴のある投げ方で、最後まで国府打線がタイミングが取りずらそうでした。三振9つは見事。先制タイムリーもあり、打でも活躍。

知立東 岡部 歩輝 捕手(3年)

小柄なキャッチャーですが、肩は今日も2.02秒のセカスロを記録。またスピードもあり、内野安打は足で稼ぎました。能力の高い選手です。

知立東 溝口 景大 内野手(3年)

4四球となかなか勝負してもらえない感じでしたが、8回の押し出し四球は足立投手からしっかりと選びました。内野ゴロも1点が欲しいところでしっかりとゴロを打ったのは良かったです。

国府 足立 進悟 投手(3年)

ピンチでマウンドに上がり、MAX134kmをマーク。登板予定は無かったと思われますが、緊急登板でも球威はありました。
秋よりも球威は上がったように感じましたし、夏に向けてしっかりと合わせてほしいですね。
バッティングでも2ベースを放ち、さすがというところを見せました。

国府 前田 來夢 投手(2年)

9回に1イニングでしたが、2奪三振と結果を出しました。MAX128km。小柄ですが切れのいい球を投げます。秋以降はエースとして期待されますね。

国府 早川 玄一郎 内野手(3年)

2安打とチーム唯一のマルチ安打。タイムリー内野安打も記録。盗塁も決めてチャンスを作る活躍も光りました。

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