Central Arch(セントラルアーチ)-スポーツ総合学園SEED 観戦記(東海地区クラブ選手権愛知予選)

10月11日に岡崎球場で行われたCentral Arch(セントラルアーチ)-スポーツ総合学園SEEDの観戦記です。
お互いに力のある先発投手で、期待通りの投手戦となりました。

Central Arch(セントラルアーチ)
000000000|0 H6 E2
00000120X|3 H6 E0
スポーツ総合学園SEED

セントラルアーチ
古田、小俣-藤原
スポーツ総合学園SEED
加藤-増田

投手成績
セントラルアーチ
古田 6回1/3 104球 被安打6 四死球4 三振9 失点3(自責点2)
小俣 1回2/3 15球 被安打0 四球1 三振0 失点0
スポーツ総合学園SEED
加藤 9回 112球 被安打6 四球4 三振5 失点0

(出場選手)
セントラルアーチ
9加藤 4森 8三根 D岩井 7竹内→1小俣 3高木 2藤原 5柳ケ瀬 1古田→7
スポーツ総合学園SEED
8河野 6深井 4水本 2増田 5望月 7滝原 D酒井 3大平 9長岡

(試合経過)
6回裏、先頭の1番河野が3ベース。2番深井のセンターライナーで3塁ランナー生還。スポーツ総合学園SEEDが先制。
7回裏、無死2塁から7番酒井のバントがヒットになり、送球が逸れる間にランナー生還。更に無死3塁から8番大平のスクイズ成功。1死1塁でピッチャー交代、小俣。3-0
9回表、2死から四球と7番藤原のヒットで1,3塁となるも8番柳ケ瀬が倒れ試合終了。スポーツ総合学園SEEDが勝ちました。

短評

序盤はセントラルアーチが押し気味。1回に2死1,2塁、3回には2死から2本のヒットと四球で満塁となるもチャンスを活かせず。
セントラルアーチの古田投手は5回までに三振8個を奪う力投でヒットは1本に抑えて無失点。SEEDの加藤投手も粘りのピッチングで0-0で折り返します。
試合は6回裏に動き、先頭の河野選手がライト線に打球を飛ばし、ややクッションを謝る中3塁打に。2番深井選手が犠牲フライを放ち、先制。
7回裏はヒットにエラーが絡み、きっちりとバントやスクイズを決めて2点を追加したスポーツ総合学園SEEDが、加藤投手が完封で抑え勝利。
加藤投手はしり上がりのピッチングが見事でした。守備もノーエラーは見事。
セントラルアーチはちょっとしたミスが失点に。接戦ではこういうのが響きますね。

ピックアップ選手

セントラルアーチ 加藤 丈二 外野手(愛知工、25歳)

チーム唯一のマルチ。しっかりとしたライナーの打球が多かった。

セントラルアーチ 古田 秀樹 投手・外野手(武義高校-名城大、36歳)

DHではなく打席に入り、マウンドから降りた後はレフトへ。36歳でフル回転するのは頭が下がりますね。球威もあり、7回途中までで9奪三振は素晴らしいです。

スポーツ総合学園SEED 河野 祐喜也 外野手(創志学園、21歳)

1番で2安打。長打はしっかりと振り切った打球で1塁ライナーも打球は強く、コンタクト率の高さを感じます。いかに塁に出て帰ってくるかがチームのバロメーターですね。

スポーツ総合学園SEED 加藤 修平 投手(日本航空-愛知学泉大、24歳)

元々は大学でも先発していた力のある持ち主。コーチ兼任ですが、しっかりと投球で手本を示しました。ランナーを出しても慌てず、しり上がりのピッチングは見事でした。


スポーツ総合学園SEED、先日の都市対抗1次予選ではJグループをかなり苦しめたように、以前のルーキーズ時代を思うとかなり力をつけてきています。色々コンセプトが変わってきているのもあるとは思いますが、安江嘉純監督になって、いい方向に変わっているようですね。
次も矢場とんブースターズ相手で厳しいとは思いますが、頑張ってほしいですね。

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