東山クラブ-西名古屋ベースボールクラブ 観戦記(2022年ポッカサッポロ杯)

8月5日にパロマ瑞穂球場で行われたポッカサッポロ杯の決勝戦、東山クラブ-西名古屋ベースボールクラブの観戦記です。
強い東山クラブに対し、どこまで西名古屋BCが食い下がるか、注目して観戦しました。

東山クラブ
0200000|2 H6 E0
1000000|1 H7 E1
西名古屋BC

東山クラブ
藤川(1)、浅井(15)-大橋
西名古屋BC
樋口(1)、仲(6)-伊藤幹

投手成績
東山クラブ
藤川倖輝(3年) 2/3 28球 被安打2 四球1 三振2 失点1

浅井圭吾 6回1/3 78球 被安打5 四球0 三振6 失点0

西名古屋BC
樋口澄子明 6回0/3 96球 被安打6 四死球3 三振0 失点2
仲龍之介(3年) 1回 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
東山クラブ
3坂下(3) 7柴田(7) 1藤川(1)→8 6戸塚(10) 8浅井(15)→1 4伊藤(4) 9鈴木(13)→(18) 5鮫島(5) 2大橋(2)
西名古屋BC
6仲(6)→1 7奥村(7) 3伊藤智(3) 2伊藤幹(2) 9浅井(9) 1樋口(1)→6 5加納(10) 4大西(4)→H村上(11)→5児玉(5)→H久保(17) 8鬼頭(8)

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番伊藤幹がタイムリー3ベース。2死1,3塁でピッチャー交代、浅井。西名古屋BCが先制。1-0
2回表、1死2,3塁から9番大橋のスクイズ成功。2死1,3塁から2番柴田のタイムリーで逆転。2-1
7回表、無死3塁でピッチャー交代、仲。1死3塁からスクイズを外されて3塁ランナーがアウトに。結局無得点。
7回裏、2死1塁から9番鬼頭がヒットでつなぎ、1番仲に回しましたが、レフトへ大きなフライもフェンス間際でキャッチし試合終了。
東山クラブが逃げ切り、優勝を果たしました。

短評

前日の試合を見た感じだと、東山クラブが圧倒するかな、と思っていましたが、西名古屋BCもかなり食らいつきました。
1回裏に4番伊藤幹選手のタイムリー3ベースで先制。先発の樋口投手は2回に逆転を許しましたが、3回~5回は三者凡退に斬ってリズムを作る。緩急を使って上手くタイミングを外す投球がお見事でした。
6回表、7回表とピンチをしのぐと、最終回の裏はヒット2本で見せ場、決勝進出した強さを見せてくれましたね。
東山クラブは1回、6回、7回とランナーを3塁まで送るもあと1本が出ず。2つ、3塁からのエンドラン、スクイズを失敗したのも響きました。
それでも早期登板だった浅井投手が1回裏のピンチをしのぐと、2回以降はしっかりと0を並べて勝利に貢献。層の厚さを感じる起用でした。
東山クラブは優勝。しっかりと喜んでいました。こういうシーンを見れるとうれしくなりますね。

ピックアップ選手

東山クラブ 浅井 圭吾 投手・外野手(3年)

1回裏のピンチでマウンドに上がりしっかりと0に抑えると、2回以降も0を並べました。右のサイドハンドでMAXは124㎞をマーク。切れがあり、力のある好投手ですね。

東山クラブ 柴田 昇一郎 外野手(3年)

2番レフトで出場。鮮やかなバントヒットは1塁への駆け抜けが4.12秒。2回には逆転のタイムリーを放ちました。足の速さが目立つ選手ですね。

東山クラブ 大橋 英門 捕手(3年)

第1打席ではスクイズをきっちりを決め同点に。7回は先頭でライトオーバーの3ベースでチャンスメイク。打撃でも光りました。
肩は相変わらず良くて、2.04~2.15くらい。やはり能力が高いですね。

西名古屋BC 樋口 澄子明 投手(3年)

先発で7回途中まで2失点で好投。100球制限で降板でしたが、上手くタイミングを外してのゴロアウトを量産しました。サイドハンドですが、下からも投げたりと変則の投球が特徴ですね。

西名古屋BC 奥村 勇瑞希 外野手(3年)

2番レフトで出場。2安打のマルチを記録。センター返しの打撃が光ります。

西名古屋BC 伊藤 幹太 捕手(3年)

4番捕手で出場。初回に先制のタイムリー3ベースは外野の頭を超す当たりでお見事でした。リードでも樋口投手をうまくリードして2点に抑えたのはお見事でしたね。

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